竹材蒸篭(せいろ)初心者必見【無印良品】揃えるべき道具と「カビさせない」3つの手入れ術

  • 2026年01月25日公開

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こんにちは。平日のごはん作りをどうにかラクにしたいと、調理道具を試しがちなヨムーノライターのよし子です。

平日のごはん作りがいちばんしんどいのは、「もう無理」と思った日に限って、お腹はちゃんと空くこと。 今日は何も作りたくない。

でも、外食や買い物に出かけるほどの気力もない。そんな日、ありませんか?

せいろブーム自体は知っていました。SNSでも「切って並べて蒸すだけ」という言葉を何度も見かけて、気にはなっていました。

でも半信半疑だったんです。私みたいなずぼらな人間が、使いこなせるの?

そんな私が足を止めたのが、無印良品の店舗で見かけた、せいろ売り場でした。ずらっと並ぶ竹のせいろと蒸し板。サイズは大が直径23cm、小が直径18cm。

どちらも茶碗蒸しも入る深型。小さいサイズなら「失敗したら小物入れにでもすればいいし」と、試してみることにしたのです。

無印せいろ「初心者向け」購入・活用リスト

無印良品のせいろはパーツがバラ売りです。買い忘れを防ぐためのチェックリストを作成しました。

① 最初に揃えるべき「一式」リスト(2025年12月時点価格)

  • せいろ本体(小)1,090円 食材を入れるメイン容器。深型が便利。

  • フタ 690円 蒸気を閉じ込めるために必須。

  • 蒸し板 1,190円 最重要! 手持ちの鍋やフライパンにのせるための板。

  • クッキングシート 350円 食材のくっつき防止。穴あきタイプがおすすめ。

② 長持ちさせるためのお手入れ「3ヶ条」

使う直前に全体を濡らす:水にくぐらせることで焦げを防止します。

洗剤&つけ置きはNG:洗剤は吸い込んでしまうため不要。水でサッと流す程度でOK。

「吊るして」完全乾燥:湿気はカビの元。ワイヤークリップなどで風通しの良い場所に吊るしましょう。

実際に使ってわかった「せいろ」の真価

「料理上手の道具」ではなく「頑張れない日の相棒」

食材を切って、並べて、あとは火にかけて15分放置。これだけで、焼きすぎることも煮崩れることもなく、素材の旨味が最大限に引き出された食卓が完成します。

驚きの冷凍ご飯復活

電子レンジでの解凍とは次元が違います。蒸気で温め直したご飯は、まるで炊きたてのようなモチモチ食感に。

同時調理の効率性

ご飯、肉、野菜、卵を一度に蒸し上げる「ワンプレートせいろ」なら、調理中の手間も、食後の洗い物も劇的に減らせます。

豊かな香り

蒸している間に漂う竹の香りが、忙しい毎日にちょっとした癒やしを与えてくれます。

購入前に知っておきたい注意点

収納場所の確保

せいろはスタッキングできますが、それなりに高さがあります。事前にキッチンの棚に空きがあるか確認を。

「育てる」道具

雑に扱うとカビたり割れたりしますが、正しく扱えば長く愛用できる「生活を支える道具」になります。

無印のせいろ売り場で感じたこと

無印のせいろは、いわゆる「全部セット」ではありません。せいろ本体、フタ、蒸し板はそれぞれ別売り。 初めての人にとっては、ちょっと分かりにくいです。

一方で、実物を見てサイズ感を確かめられるのは大きなメリット。

「これなら一人分がちょうどよさそう」「この高さなら収納できそう」と、使う場面を想像しやすい。

関連アイテム(蒸し板やクッキングシート)も同じ売り場に並んでいるので、最低限必要なものは一度に揃います。

ただし、何も考えずに買うと「あとから足りないものが出てくる」タイプの道具だな、とも感じました。

実際に買ったもの

今回私が選んだのは、こちら。


・せいろ深型(小)1,090円
・フタ 690円
・蒸し板 1,190円
・クッキングシート 8m 350円

※価格は2025年12月現在


合計すると、決して激安ではありませんが、フライパンや電子レンジの代わりと考えると、個人的には納得できる価格でした。

「勢いで買う調理器具」ではないけれど、「試してみてもいいかな?」と思える価格帯です。

最初に押さえる3つのコツ

せいろは扱いが難しそうに見えますが、実際に気をつけるポイントは3つだけです。

1. 初回は水でさっとすすぐ

竹の粉やにおいを軽く落とすイメージで、ゴシゴシこすらず手早く。洗剤で洗う必要はありません。

2. つけ置きはしない

長時間水に浸すと、 割れ・反り・カビの原因になります。

3. 使う直前に全体を軽く濡らす

内側も外側もサッと水をくぐらせ、乾いたまま火にかけない(焦げ防止)

実は、せいろは調理中ずっと高温の蒸気に当たっているので、毎回洗剤で洗う必要はありません。

それよりも気をつけたいのは「濡らしすぎないこと」。水に長く浸したり、洗いすぎたりすると、かえって劣化やカビの原因になります。

せいろは、ていねいに扱うというより「余計なことをしない」ほうが長持ちする道具です。

実際に使ってみた正直レビュー

せいろは「料理上手の道具」ではありませんでした。むしろ、頑張れない日の自分を助けてくれる道具だったのです。

最初に作ったのは、野菜・鶏肉・冷凍ご飯・卵を一緒に蒸す「ワンプレートせいろ」。

YouTube「リュウジのバズレシピ」で紹介されていた、りよ子さんとのコラボレシピ「からだ整いごはん」を参考にしました。

やることは本当にシンプルです。食材を切って、せいろに並べて、鍋に乗せて火にかけるだけ。

冷凍ご飯は、下に落ちないようにクッキングシートを敷くと安心です。

フライパンに蒸し板をのせ、お湯を沸かします。お湯を沸かしている間に食材を切って並べれば、時間がムダになりません。

お湯が沸いたらせいろを蒸し板の上に乗せます。後は火加減を細かく調整する必要もなく、ずっと中火〜強火で15分、ただ放置するだけ。

放置の間に、まな板や包丁を洗って片付け。つついたりかき混ぜたりしなくていいので、時間を有効に使えます。

せいろを使って感じたメリット

正直、一番驚いたのは「手順の少なさ」でした。
ただ切って並べてせいろに任せるだけで、焼きすぎることも、煮崩れることもない。料理が得意ではない人ほど、この安心感は大きいと思います。

蒸している間の、美味しそうな香り。竹の素材の爽やかさも加わるのか、とても良い香りがしていました。

冷凍ご飯がそのまま蒸せるのには驚きました。

仕上がりは、まるで餅米みたいにモチモチしっとり。甘味も増していて、電子レンジで解凍したご飯とはまったく違う美味しさでした。

サツマイモもジャガイモもホクホク。シメジもうまみと香りがくっきり。パプリカも芽キャベツも水っぽさがなく、甘みがはっきり感じられる。鶏肉もしっとり柔らか。

卵もちゃんとゆで卵になっていました。どれもこれも素材の味が生きているので、塩をパラリと振るだけでとても美味しいのです。味噌マヨネーズにディップすると、コクが加わり素材のうまみが引き立ちます。

蒸している間に鶏肉の余分な脂が落ちるので、しっかり食べごたえがあるのに、後味は軽め。

何より「同時に全部できる」のが想像以上に便利でした。

一品ずつおかずを作る気力がない日に、ご飯までいっぺんにできるのはかなり助かります。「きちんと作った感」があるのに、実際にやっていることは驚くほど少ない。

この手軽さが、せいろが支持されている理由なのだと感じました。

初心者が知っておくべき注意点

せいろを使ってみて、「これは事前に知っておきたかった」と思ったこともあります。

蒸し板は必須

蒸し板があると、手持ちの鍋やフライパンにせいろを安定してのせられます。専用鍋を用意しなくても始めやすいのが、初心者には助かりました。

使用後は「洗う→乾かす」をセットで

洗ったあとは、しっかり乾かすこと。

ここをサボると、カビの原因になります。私は引っ掛けるワイヤークリップで、換気扇のフードにちょいがけして乾かしました。風通しのいい日陰でOKです。

つまり、せいろは「雑に扱うと面倒な道具」でもある。

この点は正直に伝えておきたいところです。

せいろは「ズボラ向け万能道具」ではない

せいろは、決して万能な道具ではありません。収納スペースを取るし、使うたびに乾かす手間もかかる。 木や竹の香りが好みに合わない人もいると思います。

そして、何でも劇的に美味しくなるわけではありません。

それでも「今日はもう頑張れない」という日に、せいろがあったら、手軽に心が満たされる料理ができる…それは大きな差になると感じました。

今回使ってみて分かった、せいろの「意外な使い道」は、料理のレパートリーを増やすことではありませんでした。

「今日はもう無理」と思った日でも、食べることだけは投げ出さずに済む。

そのための「生活を支える道具」だったのです。

せいろは「頑張らなくても助けてくれる道具」だった

せいろは、意識高い料理のための道具だと思っていました。

でも実際はその逆。余力がない日でも、切って並べて蒸すだけで、ちゃんと食べられる。 中華まん専用でも、特別な料理人向けでもない。

「手軽・美味・ヘルシー」をそっと支えてくれる道具。

それが、今回せいろを使ってみての正直な感想です。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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