【直接取材】志木市の魅力に迫る!家族連れにオススメの観光スポットをインタビュー
- 2025年08月25日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
志木市は埼玉県の南西部に位置し、四季折々の自然を感じられるまちです。歴史や文化を感じられる観光スポットも多く、家族旅行にもぴったりです。
この記事ではインタビューをもとに志木市の特徴や家族連れにオススメな観光スポットを紹介します。
志木市の家族連れにオススメな観光スポットを紹介
志木市は埼玉県の南西部に位置する、自然豊かなまちです。市内には四季折々の自然を感じられる観光スポットのほか、歴史や文化を感じられる観光スポットが数多くあります。都内からのアクセスもしやすく、家族でのんびりと過ごしてリフレッシュする旅行が楽しめます。
今回は志木市観光協会の前田さんに直接インタビュー!志木市の特徴や家族連れにオススメな観光スポットを伺いました。志木市へのお出かけを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
志木市の特徴
編集部
まずは、志木市の特徴を教えてください。
前田さん
志木市は豊かな自然と歴史情緒が感じられるまちです!市内には新河岸川と柳瀬川、荒川の3つの川が流れており、河川敷の桜並木や田園風景が楽しめます。
水資源に恵まれていたことから、江戸時代には商業の町として発展しました。これは、江戸時代にこの地を治めていた川越城主松平信綱が新河岸川を改修し、河岸場を開き、舟運を通じたことに端を発しています。江戸、明治を通じて周辺近郊の農作物の大部分がこの市場に集積され、舟運によって南下し荒川を経て浅草花川戸に運ばれていました。
また、カッパ伝説が伝わっているのも特徴です。柳田国男の民話「山島民譚集」でも「和尚の慈悲」という題で取り上げられており、市内にはカッパ伝説にちなんだ石像などがあります。
志木市の家族連れにオススメな観光スポット
志木市には家族で楽しめる観光スポットが数多くあります。続いて、家族連れにオススメな観光スポットを伺いました!
いろは親水公園
編集部
志木市の家族連れにオススメな観光スポットを教えてください。
前田さん
さまざまなかたちで自然を満喫できる「いろは親水公園」がオススメです!「自然と文化と市民が織りなすSHIKISAI」をテーマに、雄大な河川や自然に触れ、歴史文化を紡ぎ、にぎわいを紡いでいく空間を目指して作られた公園です。公園内は大きく分けて中洲ゾーン、右岸ゾーン、左岸ゾーンの3つのゾーンで構成されています。
中洲ゾーン
編集部
中洲ゾーンの特徴を教えてください。
前田さん
中洲ゾーンは、かつての宿場の余韻を感じられるのが特徴です!明治10年に建設された志木市の指定有形文化財「旧村山快哉堂」や江戸時代に作られた野火止用水を模した水景などを楽しめます。
また、周辺に点在する文化的資産や景観と調和した飲食店や、 雄大な河川敷の眺望を堪能しながら四季を感じられるSHIKISAI テラスなどもあります。芝生広場もあるため、飲食店で軽食や飲み物をテイクアウトして広場でのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
さらに、隣接する志木市庁舎を含めたエリア全体を現代の引又宿に見立て、かつての宿場として栄えたにぎわいの余韻を感じられます。
右岸ゾーン
編集部
歴史情緒を感じながら過ごせるのですね!続いて、右岸ゾーンの特徴を教えてください。
前田さん
右岸ゾーンは心和む貴重な河川沿いの原風景を楽しめるのが特徴です!斜面の雑木林やその下に形成されているホタルの里や、森林浴が楽しめる全長約140mほどの「こもれびのこみち」、四季折々の花が楽しめる「四季の花畑」などがあります。当時の貴重な原風景と堤防沿いの芝桜が魅力ですので、ぜひ散策してみてください。
左岸ゾーン
編集部
自然を満喫してリフレッシュできそうですね!続いて、左岸ゾーンの特徴を教えてください。
前田さん
左岸ゾーンは人と水によるにぎわいの風景を楽しめるのが特徴です!パークセンターを中心に市民・志木市・運営グループの三者が共に考え、共に公園を彩り、織りなす新たな市民活動の拠点になっています。かつていろは樋からの水の恩恵により人と水が共生して暮らしてきたように、水と触れ合え、楽しめる空間です。
また、例年7~9月にかけては、いろは親水公園内のウォーターパークを開放しています。ウォーターパークは左岸ゾーンの魅力のひとつとして、『水とたのしむ』を実感いただける施設です。
夏期は水深10cm~15cmの水遊び場として、これ以外の期間は水を抜いて通常の複合遊具となります。場内は足に優しいゴムチップ舗装で、子どもが安心して遊ぶことができるため、訪れた際にはぜひ遊んでみてください。
さらに、ウォーターパーク以外にも、志木市の大人気のゆるキャラであるカパルの滑り台もあります。ほかにも個性的な遊具があるため、子どもたちが思い切り遊べるでしょう。
概要 | |
---|---|
施設名 | いろは親水公園 |
住所 | 〒353-0002 埼玉県志木市中宗岡5丁目2 |
電話番号 | 048-456-5070 |
アクセス | 【車】首都高速道路埼玉大宮線「浦和南IC」から約11分 ほか 【電車】東武東上線「志木駅」から徒歩約21分 |
公式サイト | https://shikisai-partners.com/ |
志木の田子山富士塚
編集部
子どもたちが思い切り遊べそうですね!ほかにも家族連れにオススメな観光スポットがあれば教えてください。
前田さん
敷島神社境内にある「田子山富士塚」もオススメです!明治5(1872)年6月に築造されたもので、古墳といわれてきた「田子山塚」の上に三十三尺(約10m)の土を盛り、2年8カ月の歳月をかけて完成したといわれています。
築造の発起人は後に富士講の先達となった高須庄吉です。現在、山の正面右側にある浅間下社に祀られている暦応3(1340)年の紀年のある十瀧房承海の逆修板碑を発見したことが築造のきっかけと伝えられています。
田子山富士塚は、高さ約8.7m、直径約30mの丸みのある方形をした富士塚で、現存する富士塚では最大級のものです。富士信仰の主要な石造物や御胎内、つづら折りの登山道、合目石、塚表面の黒ボク石など、富士塚の典型的な要素を備え、塚の形状も優美です。
頂上には、安産や縁結びなどの神様として信仰されている木花開耶姫命が祀られた奥宮があります。とくに、石造物の数と種類、細工は他の富士塚と比較しても並はずれて優れており、当時の引又河岸や富士信仰を知る上でも欠かすことのできない貴重な文化財です。
また、富士塚が江戸から周辺地域に伝播する過程や富士講の地域的な活動を考える上でも貴重な富士塚です。国指定の富士塚としては5基目で、県内では「木曽呂の富士塚」に次いで、2基目に指定されました。
志木の田子山富士塚の公開日には、富士塚に登り見学できます。公開日は田子山富士保存会ホームページで告知されるため、ぜひご確認ください。
ガイドを希望される場合には、田子山富士保存会までお問い合わせください。
概要 | |
---|---|
施設名 | 田子山富士塚 |
住所 | 〒353-0004 埼玉県志木市本町2丁目9 |
電話番号 | 048-471-0049(志木市商工会内) |
アクセス | 【車】首都高速道路埼玉大宮線「浦和南IC」から約12分 ほか 【電車】東武東上線「志木駅」から徒歩約25分 |
公式サイト | https://www.tagoyamafuji.org/ |
志木市のカッパ像
編集部
貴重な文化財をじっくりと見られるのですね!ほかにも家族連れにオススメな観光スポットはあるでしょうか?
前田さん
市内各所に設置されているカッパ像を巡るのもオススメです!現在、志木市内には28体のカッパ像が設置されています。このうち27体は、本町で石材店を営む内田榮信(えいのぶ)さんが制作したものです。
内田さんは第二回志木市「いろは文学賞」大賞受賞作品『いろはがっぱ』を読んだことをきっかけに、カッパを石像で表現し、昔からカッパ伝説が数多く伝わるほど志木市とは縁の深い「カッパ」を地域に広めたいと考え、カッパの石像を作り始めたそうです。志木駅やいろは親水公園、敷島神社境内など、さまざまな場所に設置されています。ユニークなカッパ像を巡りながら、まちの魅力を満喫してみてください。
概要 | |
---|---|
施設名 | カッパ像 |
電話番号 | 048-475-7360(志木市産業観光課) |
紹介ページ | https://kanko-shiki.com/… |
志木市の魅力を満喫しよう!
本記事のまとめ
・志木市は豊かな自然に囲まれ四季折々の景観を楽しめる
・江戸時代には商業の町として発展し、現在でも歴史情緒を感じられる観光スポットがある
・自然のなかでのんびり過ごしたり思い切り遊んだりできるスポットもある
・市内各所にはカッパ伝説にちなんだカッパ像がある
志木市は豊かな自然に囲まれ、水資源にも恵まれているまちです。市内を流れる3つの川が織りなす景観を楽しんだり、豊かな自然を満喫したりできる観光スポットが数多くあります。親子で遊べる観光スポットも多く、家族旅行も楽しめます。
また、カッパ伝説にちなんだカッパ像などで地域の文化を感じられるのも魅力です。カッパ像を巡りながら観光スポットを満喫することもできます。今回ご紹介した観光スポットを訪れて、志木市の魅力を満喫してみてください。
※本記事の情報は記事公開当時のものです。営業時間・料金等は変更される可能性があるので、お出かけの際は必ず最新の情報をご確認ください

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