【バナナを買う時、やってはいけないこと!】スーパー青果部「絶対にココ見て」"甘くて美味しい"見極め方!長持ちする方法も
- 2024年09月23日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
比較的安定した価格で買えるバナナは、よく購入している方も多いのではないでしょうか?
実はバナナは、選び方を間違えて買っている方が多い果物なんです。
そこで今回は、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツさんが教えてくれた「甘くておいしいバナナの選び方」を紹介します。あわせて「バナナが1ヶ月近く長持ちする保存方法」も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【バナナを買う時、やってはいけないこと!】スーパー青果部「絶対にココ見て」"甘くて美味しい"見極め方
まずは、スーパーでバナナを買う時にチェックしたい「甘くておいしいバナナの選び方」を紹介します。
おいしいバナナの選び方①太くて大きいものが甘い
バナナは太くて大きなものほど、味が濃く、甘い傾向があります。
その理由は標高が高い場所で育ったバナナは、実も太く大きくなりやすいためです。
バナナは寒暖差のある標高が高い場所で育ったものの方が甘みが強くなる傾向があります。こういうと味の違いなんて品種差じゃないの?と言われそうですが、そんなこともありません。
例えば、スーパーの一番安いバナナと高級バナナの「甘熟王」は、基本的に品種はどちらも同じ「ジャイアントキャベンディッシュ」であることが多いのですが、安いバナナは低地栽培されているのに対して、甘熟王は海抜500メートル以上の高地で栽培されているんです。
味が良いバナナを求めるなら、細くて小さい実が5本ついているようなバナナではなく、3〜4本の大きなバナナを選びましょう。
バナナは品種によって大きさが違うので、同一品種で比べてみて、より大きいものを選ぶと良いですよ。
おいしいバナナの選び方②付け根が太い方が甘い
次にバナナの付け根に注目しましょう。
バナナの付け根が太くてしっかりしているものほど、標高が高い場所で育っている可能性が高いです。
また上の画像のように付け根の形が「綺麗な四角形」のバナナは、"房の中心"のバナナでおいしい傾向。逆に、下の画像のような付け根をしているバナナは、"房の端"にあるバナナが多いです。
バナナは房の中心にある方が味が良い傾向があるので、あわせて覚えておきましょう。
おいしいバナナの選び方③シュガースポットが適度に出ている
バナナの甘さは育った標高も重要ですが、熟度によっても大きく変わってきます。未熟なバナナは甘さが控えめでさっぱりとした味わいですが、熟度が進んだバナナはねっとりしていて、濃厚な甘さが楽しめます。
少しかためでさっぱりとしたバナナが好きな方は、軸が緑で皮に黒い斑点(シュガースポット)が出ていないものを選びましょう。
ねっとりとやわらかく、濃厚な甘さをバナナに求めている方は、適度にシュガースポットが出ているバナナを選ぶと良いです。
購入後、さらに少し置いておいてシュガースポットがかなり出ている状態のものを食べるとさらに甘さが増しますよ。
【バナナは常温で置かないで...!!】スーパー青果部「1ヶ月近く長持ちする」"賢い保存法"「こうも違うか」
続いては、買ってきたバナナを長持ちさせたい時に試したい「バナナの保存方法」を紹介します。
1.打ち身が少ないバナナを買う
2.お好みの熟度になるまで常温で追熟する
3.バナナを1本ずつバラす
4.バナナをラップで巻く
5.バナナを冷蔵庫の野菜室に入れる
バナナは冷蔵庫の野菜室に入れて冷やすことで、追熟が遅くなるので傷みにくくなります。
元々寒さに弱い果物なので、低温障害で皮は黒く変色してしまいますが、中身が無事であれば問題ありません。
冷蔵室は冷え過ぎて逆に傷んでしまう可能性があるので、比較的温度の高い野菜室で保存しましょう。
選び方と保存方法をマスターして美味しく食べよう!
バナナを買う時に大きさや付け根を見るだけで、甘くて美味しいものを選べる確率が上がります。
ぜひ紹介した選び方と保存方法を活用して、美味しいバナナをたくさん食べてくださいね!
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