うどんは長寿を祈る縁起物!新しい年のはじまりに「年明けうどん」はいかが?

  • 2024年01月07日公開

「年越しそば」と「年明けうどん」の違いは?

そばは他の麺類よりも切れやすいことから “今年1年の災厄を断ち切る” という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べるのがよいとされています。

それに対してうどんは、他の麺類と比べ太くて長いことから、古来より “長寿を祈る縁起物” として食べられてきた慣習があり、純白で清楚な年明けうどんを年の初めに食べて、“その年の幸せを願う” という想いが込められているんだそう。

「年明けうどん」の始まりは、日本での小麦の使用量が減少したことが背景にあり、『さぬきうどん振興協議会』が2009年から始めたイベントなので、「年越しそば」や「お雑煮」などの日本の食文化とは異なることが、年越しそばとの大きな違いです!

年明けうどんは「純白のうどん+紅食材」で食べるのが一般的

年明けうどんは「純白のうどん+新春を祝う“紅”の食材」で食べる形式が一般的。おいしいアイデア満載な、おうちならではの年明けうどんをご紹介します!

オリーブオイルで香り豊かに

純白の讃岐うどんに新春を祝う紅の梅干しと白の大根おろし、小豆島産の新漬けオリーブをのせて。

仕上げに小豆島産のエキストラバージンオリーブオイルさっとひとまわしすることで、香りも味わいもぐーんと華やかに。

紅白うどんにいくらと大根おろしを添えて

⁡おめでたい紅白のうどんに⁡、紅のいくらと白の大根おろしをのせて。

かわいらしい羽子板のかまぼこで、よりお正月らしさを演出。盛り付けに使われている⁡⁡純白の器も素敵ですね。

お雑煮をアレンジ

新年をお祝いする正月料理に欠かせないお雑煮をアレンジして。

焼き餅、焼きえび、かまぼこ、椎茸、金時人参……、地域やご家庭によってさまざまな特徴があるお雑煮。具材も味わいもバリエーション豊かな年明けうどんが楽しめそうです。

かきたまうどん

ネギたっぷりのあっさりしたかき卵うどんは、正月明けは胃腸がお疲れ気味で……という方におすすめのアレンジレシピ。さらっとしたとろみのかき卵あんで、体の芯からぽかぽかに。

すき焼ききしめん

前日のすき焼きときしめんを使って、年明けうどんに。

おせち作りで余った食材を活用したり、残り物をリメイクして楽しむのもいいですね。

一年のはじまりに、願いを込めて

元旦~1月15日までに食べるとよいとされている年明けうどん。

新しい年のはじまりに一年の幸せを祈りながら、おうちならではのアレンジも楽しんでみてください!

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