「今日から俺は!!」チームがおくる最高傑作！“ムロツヨシ”が熱演「親バカ青春白書」完全レビュー

こんにちは、自称“映画博士”のエンタメ専門ライター、motoです。

最近、日本では「半沢直樹」や「今日から俺は!!」など、人気俳優陣が演じるドラマが毎日話題になっていますね。

私も数あるドラマを楽しむひとりですが、最近、最も印象に残り、かつドハマりした「日曜ドラマ」があります。それが、先日最終回を迎え、現在は動画配信サービス「Hulu」にて配信中の『親バカ青春白書』です。

このドラマのために週末が楽しみだった私としてはすでに日曜夜が寂しいですが、リピ観まちがいなし！絶対にまた観たいと思えるこのドラマを振り返りながら。完全レビューしてみたいと思います。

『今日から俺は！！』のチームが、“親バカ”テーマのドラマに挑戦！

「親バカ青春白書」Huluで配信中：©NTV

「日曜ドラマ」と言えば、菅田将暉さん主演の『3年A組-今から皆さんは、人質です-』や、田中圭さん原田知世さんW主演で話題となった『あなたの番です』など、最近ではヒットドラマを連発しています。

そして今回、ドラマファンの大きな期待に応えて放送開始となったのが、娘が大好きで仕方ない親バカの父（ムロツヨシ）の奮闘記『親バカ青春白書』です！

なんとムロツヨシさん、今回ゴールデンプライム帯ドラマでの初主演を飾る、記念すべき作品となりました。

娘役には、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』のヒロインでお馴染み、清楚系実力派女優の永野芽郁さんが抜擢されました。

脚本・演出は、『今日から俺は!!』など大ヒットドラマや映画を手掛けた福田雄一さんです。 この上ない豪華なキャスティングが、ドラマをより一層盛り上げていくこと間違いなしです！

娘と同じ大学の同級生になっちゃった“心配性の父親”！

ドラマの舞台は、学生がそれぞれの夢や希望を胸に抱きながら青春を謳歌する“大学”です。

しかしそこに、娘を心配するあまり、娘と同じ大学に入学してまで悪い男を遠ざけようとする、いわゆる“前代未聞級の親バカ”の父が登場します。

楽しいイベントや学生同士の交流の最中で、娘を気に掛けるあまり様々な場面で首を突っ込んでしまう父。 イケメン大学生の畠山（中川大志）を過剰に警戒したり、今どき女子大生の寛子（今田美桜）、バイト熱心の美咲（小野花梨）、自称YouTuberの根来（戸塚純貴）らと同じキャンパスライフを過ごす中で、父は徐々に若者文化の魅力に触れ、大学生の誰よりも熱く充実した時間を過ごすようになるのでした。

所属するサークルやバイト、仲間同士で集まる週末の予定など、大学生ならではの会話に、観ている私たちも学生時代に戻ったかのような感覚になりました。

誰も今まで見たことも感じたこともない、まったく新しい『親バカ』の姿に、観る人すべてを笑顔にすること間違いなしの、ハートフルドラマです！

誰もが応援したくなる、娘と親バカ父ちゃん！

製作チームを率いたのは、福田雄一さん！

脚本統括・演出を福田雄一さんが務めるということが、まずこのドラマの大きなポイントで、エンタメマニアの心を震わせました。

なんと言っても親バカ役のムロツヨシさんは、いわゆる“福田組”の常連俳優であり、福田雄一さん特有のコメディタッチを丁寧に演じているところ。

福田雄一さんが手掛ける映画『今日から俺は！』『銀魂』が好きな方は、このドラマの独特なコメディ感と、世界観を楽しめること間違いなしです！

あの“ガッキー”が初の母親役に挑戦！？

このドラマではなんと、“ガッキー”こと新垣結衣さんが初の母親役として熱演しました！

ムロツヨシさん演じるガタローと、永野芽郁さん演じるさくらの母親、幸子を演じます。ドラマ設定ではすでに病気のため27歳という若さでこの世を去っていました。

しかし、各話に折り込まれる回想シーンで登場する新垣結衣さんの強い存在感は印象的です。ガタローとさくらを結びつける優しい母親として、重要な役割を担っています。

ガッキーはどんな役を演じても華やかな透明感と癒やしを感じることができるな、と、改めて思ったシーンでした。

当然『親バカ青春白書』のキャストが発表された時のSNSでの反響は凄まじく、妻に新垣結衣さん、娘に永野芽郁さんをもつ役のムロツヨシさんには、羨望の眼差しが集中しました。

新垣結衣さん演じる幸子は既に他界している設定ではあるものの、ドラマ内で流れる幸子シーンは、視聴者の“キュンキュン”ポイントでもありました。

世代を超えて誰もがハマる！ほっこりアットホームコメディドラマの真骨頂！

娘と同じ大学に入学したことで生じるジェネレーションギャップに戸惑うガタローや、今時の斬新なワードを繰り出す大学生たち。

親子の世代でそれぞれ共感できるポイント満載のドラマは、週末の一家団欒にピッタリのドラマではないでしょうか！？

今後も“リピ観”必至！話題のホームコメディをお探しの方は、これからもチェックしておいて損はありません！