【本当に効く節約ベスト5】お金持ちはムダが嫌い!貯めてる1,000人の「費用対効果」最高テク

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、ヨムーノライターの内山愛理です。
マネー系編集者として10年以上、1,000人を超える「お金が貯まる人・貯まらない人」を取材してきました。

お金を貯める、というと、真っ先に「どう節約するか」が思い浮かぶと思いますが、時代によって節約方法はさまざま。
以前は、お風呂で使う水の量を減らしたり、スーパーを何軒もハシゴして激安食材ばかりを買い続けたり。
極端な節約が良しとされていたこともありました。でも、そんな節約をしても、実際に貯まるかどうかは別問題……。

今回は、貯めている人たちが実際にやってきて「効果があった」という節約のベスト5をご紹介。
ハードな節約をしなくても、これだけやればバッチリ効果が出る方法だけをお教えします。

【第5位】おやつを手作り

貯めている人のほとんどがしているのが、「お菓子作り」。
何年も前から生活情報誌でも「節約の王道」として取り上げられていると思います。
費用対効果としても、ゼリーやクッキーなどは作れば10分の1程度の値段ですむだけでなく、添加物や栄養面でも手作りは安心という面も。

そして、もう一つポイントなのが「子どもと一緒に作る」ということ。
休みの日に作れば、楽しいイベントにもなりますし、子どもへの食育の一環にも。
おやつ代が削減できるだけでなく、レジャー費節約にも効果があり、子どもの教育や栄養管理もできてしまうという一石四鳥の効果的な節約なのです。

【第4位】携帯代を見直す

がむしゃらに出費を削るよりも、少ない労力で最大の節約効果を得たいという、「効率重視」の節約スタイルの人は、必ず固定費を見直しています。
なぜなら固定費は、1カ月に減らせる額が大きいだけでなく、一度の見直しでずっとその額が削減し続けられるから。
毎日頑張らなくてはいけない食費節約などよりもずっと労力が少なくて済むのです。

特に効果があるのが携帯電話代。子どもの成長や暮らしの変化に合わせて使うシーンや必要なプランも変わってくるので、貯まる人たちは最低でも数カ月に一回はショップに相談して、最適なプランに更新しています。

【第3位】買い物に行く前に、冷蔵庫を空にする

貯めている人に、安い食材ばかりを食べるような食費節約をしている人は、ほとんどいません。
それよりも「食材のムダ使い」をなくすことを重視します。

使いきれなくてダメにしてしまった食材や、本当は要らないのに安さにつられて買ってしまった食材があるということは、お金をその分ムダにしたということ。
「安いものだけを買う」節約よりも、「無駄なものを買わない」節約のほうが、手間も気分もコストも、圧倒的に効率がいいのです。
冷蔵庫が空になるまでは買い物に行かず、食材を無駄なく使っていれば、自然と食費は減っていくのです。

【第2位】お金をかけずに遊ぶ

「お金を使わないと、楽しいことはできないと思っていました」。
……元浪費家から1,000万円貯めた人が言っていた言葉です。

貯まらない人は、遊ぶ=お金を使うと思いがち。
休日レジャーというと、大型ショッピングセンターでぶらぶらしたり、レジャー施設に行って散財する人がほとんどです。

でも、貯まる人たちは、楽しさとお金はイコールでないことを知っています。
子どもたちは公園で走り回るだけで楽しいし、大人だって遊ぶためにレジャー施設に行かなくても、外でバーベキューをしたり、家でお菓子を用意して好きな映画のDVDを見たりするだけでも、充実した休日を過ごせます。
「遊び上手」になることが、最高の節約なのです。

【第1位】小銭貯金をする

本当に効く節約の第1位は、小銭貯金!
小銭が残った時に貯金したり、得をしたときに「つもり貯金」をしたり、生活費が残ったらプールしたり……。
方法は人それぞれですが、貯蓄とは別に、ちょっとしたお金をキープしているのが、貯めている人の特徴です。

そして、貯まったお金は、自分や家族の楽しみに遠慮なく使う!
そうすれば、生活費や貯蓄に手を付けずに、楽しむためのお金も用意できます。
小銭貯金という、生活や気持ちを圧迫しない方法で、上手にお金を貯めて使うのが、貯めている人たちの賢い節約術なのです。

まとめ

貯めている人は、節約が上手です。
それは、がむしゃらに出費を削るということではなく、効果的に出費を抑える方法を知っているということ。
ハードな節約をして疲れてしまうのではなく、費用対効果が高い節約だけを上手にこなすだけで、面白いように出費は減っていきます。
節約は苦手な人も、まずはこの「本当に効く節約」から試してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
内山愛理

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