【2017冬~2018春版】おすすめエアコンとオイルヒーターの賢い選び方
- 2023年06月27日更新
紅葉も色づきはじめ、そろそろ本格的に肌寒さを感じる季節になりました。
暖房といえば、そもそもエアコンがいいのか、オイルヒーターの方がいいのか?電気代は?部屋の暖まり具合は?などなど選択肢は多岐にわたります。
そこで今回は、都内最大の家電量販店、ヨドバシカメラ・マルチメディアAkibaの三浦卓マネージャーに、オススメの暖房器具についてお伺いしました。
※記事中の価格は2017年11月取材時点の価格です。
おすすめ暖房器具BEST3
- ダイキンAN40VRS(税込310,820円)
- パナソニックCS-X408C(税込33万2,420円)
- デロンギMDH09(税込5万5,920円)
まず、暖房はエアコンかオイルヒーターか
1、2歳のお子様がいらっしゃる方から、オイルヒーターは人気があります。11月に入ってからよく売れています。オイルヒーターは、空気が乾燥しないし、触っても火傷しないので、体にはいちばんいいですね。
ただ、オイルヒーターは、電気代がエアコンの2倍くらいかかるのが、大きなネックです。それにジワジワ室温を上げていく、立ち上がりが遅いのも欠点ですね。
いまは、「マルチダイナミックヒーター」という、オイルヒーターと電気ストーブのいいところどりをしたような製品が人気です。構造としてはオイルを使用しておらず、どっちかと言えば電気ストーブなのですが、表面が熱くならないし、立ち上がりも速く、電気代もオイルヒーターよりも25%安いです。
あえてマルチダイナミックヒーターの欠点を挙げるとすれば、オイルヒーターよりも2~3万円高いくらいですね。オイルヒーターは安いもので税込1万9,870円(デロンギHJ0812)、マルチダイナミックヒーターだと、一番安いものでも、税込5万5,920円(デロンギMDH09)です。
ちなみに、エアコンは「マルチダイナミックヒーター」よりも電気代が30~40%安いので、かなりエコです。立ち上がりも速いですし。みなさん、メインで使用するのはエアコン、サブはオイルヒーター系という使い方をしてらっしゃるようで、冬場もエアコンの方がよく売れます。
エアコンはメーカーによって電気代の違いはありますか?
各メーカーともかなり力を入れて節電に取り組んだ結果、今では数円の差で節電大賞を受賞するかが決まるような世界なので、どのメーカーでも大丈夫です(笑)
エアコンのお値段の相場は?
ファミリー向けだと14畳くらいが目安として、上位モデルだと20万円台です。30万円近くの上位モデルが、最近では人気です。「いいものを長く使いたい」という声が強いですね。
それに、価格が安いものは冷気も暖気も直接あたるので、体にあまりよくないです。とくに暖気は乾燥しますしね。ミドルクラスから高級機種は直接当たらず、暖気は足元から、冷気は上から出すようになっています。
人気のエアコンメーカーは?
やはり、空調メーカーという安心感から、ダイキンが人気です。実際、パワーも一番強いので、オススメしています。24時間365日サポートサービスがあるのも、ダイキンだけです。
型番でいえば、AN40VRS(税込310,820円)あたりがオススメです。
同じ価格で、加湿機能付きのAN40VRSも出ていて、冬場に需要があります。加湿器のスペースをとりたくない、蒸気をモクモクさせたくない、一個で済ませたいというニーズですね。外気の水分を使用するので給水不要、便利ですよ。
加湿機能付きの欠点としては、隠蔽配管の家屋だと、設置ができない点です。加湿のダクトも必要になるので。戸建てやマンションだと大丈夫です。あと、室外機が大きいので、設置できない場合もあります。
ダイキン以外でのオススメメーカーは?
パナソニックもオススメしています。空気清浄機能の「ナノイーX」が好評です。高級モデルCS-X408Cは、税込33万2,420円です。
テレビCMで「足湯のようにポカポカ」と言っている「足元暖房」は、高級モデルだとどのメーカーもしていることなので、比較するポイントにはなりません。
パナソニックならではの機能としては、スマホのアプリとエアコンを連動させて、遠隔操作や室温確認ができる「どこでもリモコン」が便利ですよ。
外出先から家に着く前にスマホからエアコンを起動させてお部屋を暖かくして(夏場は涼しくしておく)おくと、玄関開けた瞬間から快適ですよ。あと「あれ?エアコンちゃんと消したっけ?」という時でもスマホからエアコンの電源ON・OFF、温度変更、タイマーセットができますから外出先でも布団の中からでも操作できるのであると便利な機能かもしれませんね。
ほかの選択肢は?
寒冷地用の、パワーが強いモデルを集めたコーナーも設置しています。
東北出身の方は、「あるならこちらを」と選ばれます。暖房は、霜取り運転でエアコンが止まる時間が発生しますが、寒冷地仕様は霜取り運転時間が短いので、ずっと暖かいです。
まとめ
「オイルヒーターかエアコンか」論争については、まずはエアコンを選ぶとして、小さなお子さんがいるなど必要に応じて、マルチダイナミックヒーターをさらに導入するのがいいようです。
エアコンは、高級モデルにすると風が直接当たらず、この時期なら乾燥、夏は身体が冷えすぎるのを防いでくれます。
エアコンのメーカーは、基本的な性能ならダイキン、「外からも操作したい」とか「空気清浄機もつけたい」といったプラスアルファを見るなら、パナソニックも選択肢に入ってきます。
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