【表面に油が浮いたコーヒーは飲んじゃダメ!?】洗剤?汚れ?管理栄養士が警告「気をつけたいのが…」菌がウジャウジャ増えるやりがちNGとは

  • 2026年11月07日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

カップに入ったコーヒーを飲もうとすると、表面にキラキラとした油膜のようなものが。
「カップに洗剤や汚れが残ってた!?」と不安になったことはありませんか?

一体、この油膜の正体は何なのでしょうか。

今回は、「コーヒーに浮かぶ油の正体」と「本当に気を付けたい飲み方」に加え、「卵の黄身に混ざった血の正体」など、日常のちょっと気になる疑問について、管理栄養士でヨムーノライターの広田千尋さんに詳しく教えていただきました!


「コーヒーに油が浮いてるけど大丈夫!?」洗剤や汚れとの違いや正しい保存法

まずは、コーヒーに浮かぶ油の正体と、本当に気を付けたい飲み方について解説します。

コーヒーに「油が浮いてる!」これ洗剤?汚れ?

コーヒーの表面に、キラキラとした油のようなものが浮かぶことがあります。

「カップに洗剤が残っていた?」「コーヒーメーカーが汚れている?」と思ってしまいそうですが、実はコーヒー豆にはもともと油脂分が含まれています。
抽出すると、その一部が液面に浮かぶことがあるのです。

特に、深煎りの豆では油脂分が浮きやすいとされています。

全日本コーヒー協会によると、この油脂分による油膜は品質上問題ないとのこと。

油膜を見つけたときは、コーヒー豆由来の油脂分である可能性も覚えておきたいですね。

️参考:全日本コーヒー協会「インスタントコーヒーQ&A」

コーヒーの油の正体がわかっても、器具のお手入れは忘れずに!

コーヒーに浮かぶ油は、コーヒー豆由来の場合があることがわかりました。

ただし、抽出器具やカップに付着した油分が浮いてしまっている可能性もあります。

汚れを残さないためにも、使い終わったカップやコーヒードリッパー、コーヒーメーカーなどは、きちんと洗浄しましょう。

毎日のコーヒー、こんな飲み方には気を付けて!

コーヒーを楽しむ上で、食中毒予防の観点から気を付けたいのが、開封した飲料や牛乳を使ったコーヒーの扱いです。

特に牛乳や乳飲料は腐敗しやすいため、カフェラテやミルクコーヒーは保存方法にも気を配りたいところ。

ついやってしまいがちな4つのNGを見てみましょう。

NG①ペットボトルのカフェラテを直飲みして常温で放置

ペットボトルに直接口をつけて飲むと、口の中の菌が飲料に入り込みます。

さらに、そのまま常温に置いておくと、時間の経過とともに菌が増える可能性も。

「まだ残っているから」と長時間置いたものを再び飲むのは避けましょう。

口をつけて飲んだ場合は、なるべく早めに飲み切るようにしてくださいね。

NG②牛乳を入れたコーヒーを常温で長時間放置

「あとで飲もう」と、牛乳を入れたコーヒーをテーブルに置いたままにしていませんか?

牛乳や乳飲料は腐敗しやすいため、常温で長時間放置するのは避けましょう。
もちろん、口をつけた飲みかけのものも同様です。

すぐに飲まない場合は冷蔵庫に入れ、早めに飲み切りましょう。

NG③マイボトルにカフェオレを入れる

「保冷できるマイボトルなら、カフェオレを入れても大丈夫」と思っていませんか?

象印マホービンでは、ステンレスなどの金属製水筒に入れてはいけない飲み物として、腐りやすい牛乳や乳飲料を挙げています。

また、メーカーによっては、牛乳や乳飲料を長時間入れておくと、腐敗によってガスが発生し、容器内の圧力が上がって飲み物が吹き出す恐れがあると注意喚起しています。

カフェオレなどを持ち歩きたい場合は自己判断せず、使用するマイボトルの取扱説明書を確認しましょう。

NG④「見た目もにおいも普通だから大丈夫」と判断する

「変なにおいもしないし、見た目も普通。まだ飲めそう!」と判断するのも避けたいところ。

食中毒の原因となる菌などが増えていても、必ずしも見た目やにおいに変化が出るとは限りません。

見た目やにおいだけでなく、開封してからの時間や保存状態も確認しましょう。

いつ開封したかわからないものや、長時間常温に置いてしまったものは「もったいないから」と無理に飲まないでくださいね。

️参考:農林水産省ウェブサイト「食中毒の予防」

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「卵を割ったら黄身に血が混ざってる!」これ食べられるの!?

続いては、卵の黄身に血がつく理由や、食べられる状態と食べるのを避けたい状態、食中毒予防のために気をつけたい保存方法を解説します。

卵を割ったら黄身に血が混ざってる!食べても大丈夫?

卵を割ったとき、黄身に赤い血のようなものがついていることがあります。
これは「血斑(けっぱん)」と呼ばれるもの。

見た目に驚いてしまいますが、少量の血がついている程度であれば、血の部分を取り除いて食べることができるとされています。

️出典:一般社団法人 日本養鶏協会「にわとりとたまごの質問コーナー」

出典:一般社団法人 日本卵業協会「タマゴQ&A 品質・保存編」

卵に血が混ざるのはなぜ?

「そもそもどうして卵に血がつくの?」と不思議に思いますよね。

一般社団法人 日本卵業協会によると、鶏に大きな音などによる一時的なストレスがかかると、卵巣や輸卵管にある細い血管が破れ、出血することがあるそう。

そのときに出た少量の血液が黄身の表面に付着したものを「血斑」と呼びます。

血がついていると鮮度が落ちているように見えるかもしれませんが、血斑は卵が古くなったためにできるものではありません。

ちなみに今回、実際に血のついた卵がないか探してみました。

1パック分ほどの卵を割って確認したほか、ここ1カ月ほどは卵を使うたびに血がついていないかチェック。
しかし、血斑のある卵は見つけられませんでした。

普段から卵をよく使う筆者でも、血のついた卵を見かける機会は多くありません。
いざ探してみると、なかなか出会えないものですね。

でも、こんな血の混じり方なら食べないで!

黄身に少量の血がついている「血斑」と区別したいのが、卵白に大量の血液が混ざった「血玉卵」です。

血斑は食べても問題ないとされていますが、血玉卵は食用不適とされています。

卵白全体に血液が広がっているなど、見た目だけで判断に迷う場合は、無理に食べないようにしましょう

黄身に血が混ざってる状態より気をつけたい「卵の保存方法」

卵を食べるときに注意したい食中毒菌のひとつが、サルモネラ菌です。

血の有無だけでなく、購入したあとの保存方法や、卵を割ってからの扱いにも注意が必要です。

食中毒予防のために避けたい3つの保存方法を見てみましょう。

NG①買ってきた卵を常温で置きっぱなしにする

「スーパーでは常温で売っていたから家でも常温で大丈夫」と思っていませんか?

スーパーなどで卵が常温で販売されることがあるのは、温度変化による結露を防ぐためとされています。
卵の殻に水滴がつくと、そこから微生物が卵の中に入り込み、腐敗する恐れがあるためです。

家庭ではサルモネラ菌による食中毒予防などの観点から、卵は10度以下の冷蔵庫で保存することがすすめられています。

お店で常温で販売されていた場合も、購入後は冷蔵庫で保存しましょう。
また、冷蔵で販売されていた卵は、購入後は室温に置かず、早めに冷蔵庫へ入れてくださいね。

️出典:厚生労働省「食品衛生法施行規則及び食品、添加物等の規格基準の一部改正について(平成一〇年一一月二五日)(生衛発第一六七四号)」

出典:農林水産省「特集 疑問解消!たまごのヒミツQ&A」

NG②冷蔵庫のドアポケットに卵を入れる

冷蔵庫のドアポケットに卵を入れている方も多いのではないでしょうか。

実は、卵の保存場所には注意が必要です。

ドアポケットは開閉による温度変化が大きく、卵が結露するなど、傷む場合があるとされています。
卵は庫内の温度変化が少ない、冷蔵室内の棚に置くとよいでしょう。

NG③割った卵を室温に置きっぱなしにする

割った卵を室温に置きっぱなしにするのも避けましょう。

特に黄身と白身を撹拌した状態では、細菌が増えやすくなるとされています。

卵は使う直前に割るのが基本。
割ったあとは室温に放置せず、すばやく調理しましょう。

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正しい保存・扱い方を知って実践しよう

コーヒーの油膜や卵の少量の血は、正体を知っていれば慌てずに対処できますね。

それよりも見落としがちなのが、飲みかけのカフェラテの常温放置や、温度変化の激しいドアポケットでの卵の保存など、ついついやってしまいがちなNG行動です。

菌が増殖しやすいNG習慣を見直して、これからも美味しく安全に毎日の食事やコーヒータイムを楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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