【ジャガイモが緑色になっていたら】どうするのが正解?危険なサインと正しい見分け方【青果のプロが解説】

  • 2026年10月24日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

毎日の食卓で活躍するジャガイモ。買っておいたものを使おうとしたら、皮が緑色になっていた……なんて経験はありませんか?

そこで今回は、青果のプロ・小林青果さんに、緑色になったジャガイモの見分け方や、芽が出たときの対処法、新鮮なジャガイモの選び方を教えていただきました。

教えてくれたのは、青果のプロ「小林青果株式会社」

昭和21年創業、青果の生産者と小売店舗のバイヤーの間をつなぐ「仲卸(なかおろし)」の事業を展開している小林青果株式会社。

九州各県はもちろん、全国各地から旬の食材や特色のある商品を仕入れ、お客様へお届け。ここ数年で小売店も9店舗まで展開し、公式インスタグラムやnoteで、野菜の豆知識や生産者さんのイベント情報などを発信。

安全で安心できる食品だけでなく、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼、すべての人の笑顔と心をつなげられるよう活動中。

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ジャガイモが緑色になったら要注意!

ジャガイモの芽や緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンという天然毒素(グリコアルカロイド)が含まれています。

これらを摂取すると、腹痛や吐き気、下痢、めまいなどの食中毒を引き起こす可能性があります。

また、ソラニンやチャコニンは加熱調理をしても分解されません。緑色の部分を食べるのは避け、状態をよく確認することが大切です。

どこまでなら食べられる?「食べる」or「捨てる」の判断目安

緑色になったジャガイモは、どの程度変色しているかによって対処が変わります。

【食べられる場合あり】皮の表面の一部がうっすら緑色になっている場合

皮の一部がうっすら緑色になっていて、切った中身が白い場合は、緑色になった部分とその周辺を厚めに削り取ることで食べられる場合があります。

ただし、取り除いた後も緑色が残っていたり、苦みや刺激を感じたりした場合は食べないでください。

【捨てる】皮全体が緑色、または濃い緑色になっている場合

表面を削っても毒素が残りやすいため、食べずに廃棄しましょう。

【捨てる】切った中身まで緑色になっている場合

中身まで毒素が回っているので、絶対に食べないようにしてください。

【捨てる】小ぶりで未熟なジャガイモの場合

家庭菜園などでとれた未熟な小さいジャガイモは、全体に毒素を多く含んでいることがあるため、食べないようにしてください。

【条件付きで食べられる】芽が出たジャガイモの場合

ジャガイモから芽が出ていたら、芽だけでなく、その根元のくぼみも含めて深くえぐり取る必要があります。

包丁の角やピーラーの芽取り部分を使い、芽とその周辺をしっかり取り除きましょう。

ただし、芽を取り除けば必ず安全というわけではありません。緑色になった部分が広範囲に及ぶ場合や、カビが生えていたり、腐敗していたりする場合は、食べずに廃棄しましょう。

また、緑色の部分や芽を取り除いた後でも、食べたときに苦みやピリピリとした刺激、えぐみなどの異変を感じたら、すぐに吐き出し、食べるのをやめてください。

参考:農林水産省「じゃがいもによる食中毒を予防するために」

参考:厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:ジャガイモ」

スーパーで避けたいジャガイモの特徴4選

ジャガイモを購入するときにも、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。以下のようなジャガイモは避けましょう。

NG:皮が緑がかっている

袋越しに見て、皮が緑色に変色していないか確認しましょう。

NG:芽が出始めている・芽の根元がふくらんでいる

すでに毒素の生成が始まっています。発芽しているものは避けるのがおすすめです。

NG:サイズが不自然に小さい

小さいものがすべて危険というわけではありませんが、未熟なジャガイモは毒素の割合が高いため注意が必要です。

※編集部注:品種によっては、もともと小粒のものもあります。

NG:しわしわでやわらかい

古くなって水分が抜け、発芽や緑化が進みやすい状態です。

調理時にも要チェック!食べないほうがよいサイン

購入後、調理のために切ったときにも、状態をチェックしてください。

中身まで緑色や茶色に変色しているものや、皮を厚くむいても緑色が残るものは食べないようにしましょう。

さらに、触るとフニャフニャするほどやわらかいものや、カビ臭や腐敗臭などの異臭がするものも避けてください。

新鮮でおいしいジャガイモを選ぶポイント

せっかく購入するなら、できるだけ状態のよいジャガイモを選びたいですよね。

お店では、次のポイントを意識してみてください。

ふっくらと丸みがあり、かたく締まっている

手に取ったときに重みがあり、触ったときにかたく身が詰まっているものは、鮮度がいい証拠です。ふっくらとした丸みがあるかどうかもチェックポイントです。

皮が薄く、しわや傷がない

表面がなめらかで傷がないものを選びましょう。傷があるとそこから傷みやすくなります。

均一な土色(黄色・褐色)をしている

全体がきれいな土色で、緑色や黒ずみがないか確認します。

芽が出ておらず、くぼみが浅い

芽が出ていないものを選ぶのはもちろん、芽のくぼみが浅いものもひとつの目安になります。

正しく保管して緑化を防ごう

購入したジャガイモを長持ちさせるためには、保存方法にも気を配りましょう。

ジャガイモは、太陽光や蛍光灯などの光に当たると緑化が進み、毒素が生成されます。

買ってきたら袋から出し、新聞紙で包むか紙袋に入れて、光の当たらない通気性のよい冷暗所で保管してください。

まとめ

身近な食材のジャガイモ。選び方や保存方法に迷ったときは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

料理に使う前の状態チェックにもお役立てください♪

画像素材:PIXTA

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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