「どうせお金か、体が目当てでしょ?」お見合い相手の女社長に侮辱された僕→「お言葉ですが…」思わず激怒して言い返した結果

  • 2026年11月01日公開

【お互い40まで独身だったらルームシェアして犬でも飼お♪】毎晩のように飲み歩いていた大親友のSNSに"衝撃のポスト"が…「はぁ〜〜ッ!?」

こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。

僕は中堅の商社で営業として働いています。日頃から誠実な対応を心がけていたところ、ある日、長年お世話になっている大口取引先の会長から、思いがけない話を切り出されて……。

取引先会長からのお見合い話

ある日、取引先での打ち合わせが終わったあと、会長から直々に声をかけられました。

「いつも君の丁寧な仕事ぶりには本当に感心しているんだ」
そう褒めていただいたあと、思いがけない話を持ちかけられたのです。

「実は、うちの娘とお見合いしてみないか? 気の強い娘だが、君のような実直な人なら気が合うんじゃないかと思ってね。もちろん、気が進まなければ遠慮なく断ってくれて構わないよ」

聞けば、娘さんは取引先の関連会社で社長を務めているとのこと。僕のようなごく普通のサラリーマンとは、住む世界が違うのではないかと戸惑いました。

それでも、日頃から尊敬している会長の娘さんなら、一度お話ししてみたい。そう思い、お見合いをお受けすることにしました。

当日はスーツを整え、少し緊張しながら指定されたホテルのラウンジへ。しかし、そこで待っていたのは予想もしない展開だったのです。

お見合いの席で浴びせられた言葉

約束の時間を少し過ぎて現れた娘さんは、颯爽としたスーツ姿の女性でした。しかし、席に着くやいなや僕を上から下まで値踏みするように眺め、「は?」と顔をしかめ、あからさまにため息をついたのです。

挨拶もそこそこに、彼女は腕を組んで冷たく言い放ちました。

「父に勧められて来たけど、正直言って時間の無駄ね。あなたみたいな平社員が、私と釣り合うと思ってるの? どうせ私のお金か、体が目当てでしょ?」

初対面でそんなことを言われるとは思わず、僕は耳を疑いました。最初は穏便に済ませようとしたものの、見下した態度に我慢できず、思わず怒りがこみ上げました。

「お言葉ですが……その言い方は、あまりに失礼ではありませんか」

気づけば、僕は強い口調で言い返していました。

「僕は会長を尊敬しているので、その娘さんと一度お話ししてみたいと思って来ました。そんな風に決めつけられるのは心外です」

一度口を開くと、抑えていた気持ちがあふれ、言葉が続きました。

「あなたも、お金や見た目だけで判断されたら嫌でしょう。それなのに、僕のことは平社員という肩書だけで判断するんですか?」

彼女はハッとしたように目を見開き、何か言いかけたまま口を閉じました。

「どんな人なのか、まずは話してみたかったです。でも、今日はこれで失礼します。お茶代は僕が払いますので」

言い終えると、僕は席を立ちました。彼女が引き止めることはありませんでした。

数年後、思いがけない再会

その日の夕方、僕は会長に連絡を取り、お見合いの席で起こったことを正直に伝えました。

「僕も思わず腹を立てて、きつい言い方をしてしまいました。せっかくご紹介いただいたのに、申し訳ありません」

会長は電話口でため息をつき、謝ってくれました。

「娘がそんな失礼なことを……。嫌な思いをさせてしまって、本当にすまなかった。私からも娘と話をするよ」

僕のほうも、もう少し落ち着いて気持ちを伝えられたのではないか。そんな思いは残りましたが、その後、彼女と会う機会はありませんでした。

それから数年後。大規模な共同プロジェクトの打ち合わせで、僕は思いがけない再会を果たしました。関連会社の代表として現れたのは、あの日の彼女だったのです。

以前とは違う、落ち着いた雰囲気に驚きました。周囲の意見に真摯に耳を傾け、誰に対しても丁寧に言葉を返す姿が印象的でした。

打ち合わせのあと、彼女は僕のもとへ歩み寄り、深々と頭を下げました。

「あのときは、本当にごめんなさい。あなたのことを何も知らないのに、ひどいことを言ってしまって」

そして、あの日のことを振り返るように続けました。

「あなたに言われて、自分だって相手を肩書だけで判断していると気づいたんです。自分はお金や見た目だけで判断されたくないのに、矛盾していますよね。それから、人との接し方を見直すようになりました」

僕も、ずっと心に引っかかっていたことを伝えました。

「僕のほうこそ、腹を立ててきつい言い方をしてしまいました。もっと落ち着いて話せばよかったと思っています」

互いに謝り、ようやくあの日のことを素直に話せた気がしました。

本音を言い合える、かけがえのない相手に

その後、僕たちは仕事のパートナーとして、共同プロジェクトに取り組むことになりました。一緒に仕事を進めるなかで、彼女の誠実さや、仕事に真剣に向き合う姿を知っていったのです。

意見が違うときもありましたが、今度は感情をぶつけるのではなく、互いの考えを聞き、率直に話し合うことができました。気づけば、お互いに遠慮なく本音を言い合える相手になっていました。

プロジェクトは大成功。共に困難を乗り越えるうちに、僕たちは仕事以外でも会うようになり、自然と惹かれ合っていきました。そして先日、婚約しました。

最初のお見合いでは、まさかこんな未来が待っているとは思いもしませんでした。あのときはうまく話せなかった僕たちですが、今は相手の言葉に耳を傾けながら、自分の気持ちも素直に伝えられます。これからも、そんな関係を大切にしていきたいと思っています。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者が特定されないよう、固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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※取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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