やってたら絶対やめて【ひき肉の食中毒】農林水産省も警告「水洗いはNG!」正しい下ごしらえと保存方法を紹介
- 2026年10月17日公開
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
最近SNSでは、「ひき肉を水で洗うと、臭みや余分な脂が落ちる」といった情報を見かけることがあります。
ヘルシーで良さそう……と試したくなった人もいるかもしれませんが、ちょっと待って!やり方を間違えると、食中毒になってしまう場合があるんです。
今回はひき肉を洗うリスクと、ひと手間でおいしくなる裏ワザをご紹介します。
キッチン中が菌まみれに!水洗いが危険なワケ
牛、豚、鶏、どの種類のひき肉でも、水洗いはNG!
生のひき肉には、激しい下痢や腹痛、発熱などを引き起こす食中毒菌がついていることがあるんです。
水洗いをすると、菌を含んだ水滴がいろんなところに飛び散ります。
シンクの中だけでなく、近くに置いてある食器や調理器具、場合によっては着ている服にまで広がることも……。
余分な脂を落とすだけのつもりが、キッチン中に菌をまき散らしてしまう恐れがあるんです。
参考:農林水産省公式X「鶏肉等の生肉を水で洗うのは控えましょう」
ひき肉の余分な脂を落とすなら「湯通し」という方法も!

ただし、ひき肉を洗う方法として紹介されている投稿の中には、水道水ではなく、熱湯をかけているケースもありました。
これは和食のプロもやっている「霜降り(湯通し)」というワザで、お肉の表面のアクや余分な脂、臭みをスッキリ取り除けます。
流水でジャブジャブ洗うのは危険ですが、余分な脂や臭みを落とすために、こうした湯通しを取り入れる方法もあります。
ザルにひき肉を入れて、水滴が飛び散らないようにそーっと熱湯を回しかけましょう。水気をしっかり切ったら、中心部まで十分に加熱調理してくださいね。
臭み軽減!手軽にできる下ごしらえ

「お湯を沸かすのも、洗い物が増えるのも面倒……」なんて人でも大丈夫!臭みが抑える簡単な下ごしらえを2つご紹介します。
キッチンペーパーで水気を拭き取る

パックの底にたまった赤い液体(ドリップ)。血のように見えますが、お肉の水分にタンパク質や旨み成分が溶けだしたもので、そのまま調理すると風味が悪くなります。
キッチンペーパーでそっと押さえるように拭き取るだけで、臭みが軽減できますよ。
※拭き取ったペーパーはすぐにゴミ箱へ捨て、作業後はしっかりとハンドソープで手を洗いましょう!
水分が飛ぶまでじっくり炒める

ミートソースや麻婆豆腐、肉味噌などの炒め物のときは、しっかり水分を飛ばす方法がおすすめ。お肉の旨みが凝縮され、臭みも気にならなくなりますよ。
フライパンでひき肉を炒めると、だんだん水分と脂が出てきます。

「色が変わったら次の工程に移りましょう」というレシピが多いですが、ここからが本番。水分が完全に飛びきるまで中火で炒めます。

水分がなくなって、炒める音が「ジュー」から「チリチリ」に変わったらOK。余分な脂をキッチンペーパーで吸い取りましょう。
「ドリップ」を最小限に!おすすめ冷凍&解凍法

ひき肉はブロック肉と比べて空気に触れる面積が多いので、菌が繁殖しやすく、傷みやすいのが難点。そのため、使わない分はできるだけ早く冷凍するのがおすすめです。
ここからは、ドリップが出にくい冷凍&解凍法を見ていきましょう。
冷凍法①小分けにして保存袋へ

1回に使う分量(約100g)ずつ小分けにし、ラップにのせて平たく包みます。空気に触れないようぴったり包むのがポイント。
できるだけ平たくしておくと素早く均一に解凍できて便利です。
冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて口を閉じましょう。
冷凍法②金属製のバットにのせて急速冷凍!

アルミやステンレス製などのバットにのせて冷凍庫に入れます。金属は熱が伝わりやすいので、凍るスピードが格段に速くなりますよ。
ドリップが出る原因のひとつが「ゆっくり凍らせること」。凍るまでに時間がかかると、お肉の水分が大きな氷の結晶になり、細胞が傷つきます。
すると、解凍したときにドリップが流れ出やすくなるんです。だからこそひき肉を保存するときは、どれだけ早く冷凍できるかがカギ。
我が家の冷凍庫にはいつも金属製バットを入れていて、急いで凍らせたいものはそこに置くようにしていますよ。
参考:一般社団法人 日本冷凍食品協会「冷凍食品Q&A p.10」
解凍は冷蔵庫でゆっくり

食べるときは、時間をかけてゆっくり解凍するのがおすすめ。低い温度で溶かすことで、ドリップを抑えられます。
解凍にかかる時間は、ひき肉の量や厚みによって異なるため、余裕をもって冷蔵庫に移しておきましょう。
もう臭みに悩まない!
「水で洗う」なんて危険なことをしなくても、下ごしらえと保存方法を工夫すればひき肉の臭みは抑えられます。
ほんのちょっと手間をかけるだけでおいしくなるので、ぜひ試してみてください。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
おうちごはん
-
【炊き込みご飯はもう一生コレ〜!!】米2合にマイタケ1袋!「旨みがブワっ」「全部ドボンするだけ」秋冬中リピします(泣)2026/10/14 -
うますぎてビビった…【はんぺんはこの食べ方が最高!】詰めて焼くだけ「とんでもなく旨い」“ふわふわで幸せすぎる♪”秒でなくなるよ(泣)2026/10/16 -
【家に「パスタとしめじ」ある人、絶対作ってー!】味付け"アレ大さじ2"だけ→全部ドボ〜ンで「想像以上に美味しい(泣)」絶品和風パスタ爆誕2026/10/16 -
【みんなー!"特売の鶏もも肉"はコレ作って〜!】笠原シェフ「切らないで」→これ最高!べらぼうに美味しくなる食べ方2026/10/16 -
ウソやん!!「容器そのまま」ドボンで完成!【ヨーグルトあったら…】小6息子も「どうした!?」と驚愕!勘違いするほど美味い食べ方2026/10/16 -
【冷凍餃子、そのまま焼かないで!?】こっちが正解!「ん~!おいしい~!!」「倍量で作ればよかった〜!」子どもにも争奪戦の大反響♪2026/10/14 -
【お願い!"1袋98円の"えのきは炒め物にしないで!ハマってアホほど作ってる(泣)『震えるほどうまい食べ方』倍量でもすぐなくなる!2026/10/16 -
【もう焼き芋にしません!!】人気料理家さん考案「あかんやつや」「レンチンして焼くだけ!」材料4つで子どもも大喜び!優勝レシピ2026/10/16 -
【きのこと卵2個】あったら絶対コレ作ってーー!「間違いない」「マジでうまそ…っ」出てきたら惚れる"秋のオムレツ"2026/10/16 -
梨は「包丁でむかない」が正解!?ピーラーに替えるだけで甘さが変わる裏ワザを試してみた2026/08/14
特集記事
-
2025年07月31日
-
2025年04月18日
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
連載記事
-
2026年06月08日
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日






