あなたの『ひかがみ』はどこ?【間違えたら恥ずかしい】「人生で聞いたことないぞ!」→「覚えておきます」

  • 2026年09月12日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「あなたの膝を指してください」と訊かれたら、誰でも簡単にできますよね。

では、『あなたの「ひかがみ」を、指してください』と訊かれたら、あなたはすぐに指さすことができますか?

イラスト/タワシ

『あなたの「ひかがみ」を、指してください』と言われたら、どこを指しますか?

「手を挙げてください」「足を組んでください」と指示されたら、誰でも迷わずその行動ができますよね。

では、『あなたの「ひかがみ」を、指してください』と訊かれたら、あなたはすぐに指さすことができますか?

「そんな体の部位、聞いたことない!」
「なんとなく知っているけど、確信はないな……」

そう思った方も多いのではないでしょうか。実は「ひかがみ」は、私たちの身体にあるごく身近な部分を指す言葉なんです。

この記事では、そんな「ひかがみ」がどこを指すのかをクイズ形式でご紹介。答えがわかるまで、じっくり考えてみてくださいね。

さあ、正解発表!「ひかがみ」は身体のあの部分だった!

正解は……






膝の裏側(ひざのうらがわ)です!
「ひかがみ」とは、膝を曲げたときにできる、くぼんだ部分のことを指す言葉です。

漢字では「膕(ひかがみ)」と書かれ、「膝(ひざ)」と「鏡(かがみ、裏側の意味)」を合わせた言葉が語源だと言われています。古くは「ひざがみ」とも呼ばれていました。

まさか、膝の裏にそんな名前があったとは!と驚いた方もいるのではないでしょうか。

「ひかがみ」と「ふくらはぎ」ってどう違うの?意外と知らない体の豆知識

「ひかがみ」の場所は分かったけれど、「ふくらはぎ」とはどう違うの?と疑問に思った方もいるかもしれませんね。

簡単に言うと、以下のように指す場所が異なります。

  • ひかがみ:膝の関節のすぐ後ろにある、くぼんだ部分。

  • ふくらはぎ:膝からかかとにかけての、足の後ろ側にある筋肉が盛り上がった部分全体。

つまり、「ひかがみ」は膝の裏のピンポイントな場所を指し、「ふくらはぎ」はもう少し広い範囲を指す言葉なのです。

ひかがみとは? 意味や使い方 - コトバンク

この「ひかがみ」という言葉は、俳句や和歌、日本の古典文学などでも使われることがあるんですよ。昔の人は、身体の部位一つひとつに風情のある名前を付けていたのですね。

「ひかがみ」だけじゃない!意外と知らない体の部位の豆知識

実は、「ひかがみ」のように、普段あまり意識しない体の部位の名称は他にもあります。

その一つが、「肘窩(ちゅうか)」です。

これは「肘(ひじ)の内側のくぼんだ部分」を指す言葉で、採血をする際などに、腕を出すとよく見られる場所です。

漢字で書くとなんだか難しそうに見えますが、私たちの生活に密接に関わる身近な部位だったのですね。

肘窩(チュウカ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「ひかがみ」が「膝の裏のくぼみ」を指すのに対し、「肘窩(ちゅうか)」は「肘の内側のくぼみ」を指す、と覚えておくと面白いかもしれません。

「はなむけ」の"はな"は何でしょうか?

よく送別会などで「はなむけの言葉」を述べたりすることがありますよね。果たして、「はなむけ」の“はな”とは何のことでしょうか?

答えは…

正解は、“鼻”です!

送別会などでお花といっしょに「はなむけの言葉」が贈られるため、植物の“花”と思った方も多いのでは?

「はなむけ」の語源は、実は馬の「鼻」なのです。

はな-むけ 【餞・贐】
「うまのはなむけ」の略。旅立ちや門出のとき、別れの宴を催したり金品や詩歌などを贈ったりして、祝ってやること。また、その宴や金品・詩歌など。
出典:学研全訳古語辞典

昔、人々が長旅に出る際の主な交通手段は馬でした。当時の旅は、道も険しく、盗賊に襲われる危険もあるなど、決して安全なものではありませんでした。

そこで、旅立つ人の道中の無事を祈り、見送る人々が、その人が乗る馬の鼻先(はな)を目的地の方角へ向けてやる(むける)という習慣がありました。この「馬の鼻向け」という安全を祈願する儀式が、「はなむけ」という言葉の始まりです。

この習慣が時代と共に変化し、やがて旅立つ人へ贈る金品や、激励の言葉などを指すようになりました。

注意!よくある間違い

ここで重要なポイントがあります。
「はなむけ」は去っていく人/旅立つ人に向けて用いるのが基本ということ。歓迎シーン(新たに来た人)に当てるのは本来の意味から外れます。

歓迎会などで「では、はなむけの言葉を…」なんて間違いをしないように、気をつけてください!

「元も子もない」の『元』と『子』の正体

「元も子もない」って、よく耳にする言葉ですよね。「そんなことしたら、元も子もないよ!」なんて言われた経験がある人もいるのではないでしょうか。

なんとなく意味は理解していても、「元」と「子」が何を指しているか、パッと説明できる人は少ないのではないでしょうか。

次のうちから選んでみてください。

①『元』は元金、『子』は利子

②『元』は元の場所、『子』は子供

③『元』は元凶、『子』は結末

正解は……




正解は……①の『元』は元金、『子』は利子でした!

  • 「元」とは、商売を始めるための元手(もとで)、つまり、お金の本体を指します。

  • 「子」とは、その元手が生み出す利子(りし)、つまり、利益のことです。

もともとこの言葉は、元手も、そこから得られる利益も、すべて失ってしまう状況を表す言葉でした。それが転じて、「すべてを失ってしまい、何も残らない」という意味で使われるようになったのです。

ちなみに、「元も子もない」は、元手と利子という元の意味から離れて「すべてを失う」という意味で使われているため、ことわざではなく慣用句です。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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