キャリアを捨てて寿退社した女上司→数年後、定食屋での「ボロボロな姿」に唖然…。奇跡の逆転劇!
- 2026年05月06日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部【ときめき分室】です。
実話をもとにした、スカッとストーリーをお届けします。
今回は、「思わぬ再会」にまつわるエピソードを、2本まとめてご紹介します。
キャリアを捨てて寿退社した女上司→数年後、定食屋での「ボロボロな姿」に唖然…。奇跡の逆転劇!
僕は現在、実家の定食屋を継いで店主として働いています。以前は都内のメガバンクで法人営業を担当していたのですが、そこでとてもお世話になったのが、当時僕の直属の上司だったAさんでした。

憧れの女上司の寿退社
Aさんは仕事が完璧なだけでなく、部下への気配りも忘れない、まさに理想の上司でした。
若手だった僕を何度もフォローしてくれ、今の僕があるのはAさんのおかげだと言っても過言ではありません。
そんなAさんが数年前、「結婚して家庭に入ります」と寿退社することになりました。最終出社日、支店のフロアで大きな花束を抱え、同僚たちに囲まれて幸せそうに微笑んでいた彼女の姿は、今でも鮮明に覚えています。
その数年後、父の体調不良をきっかけに僕も会社を辞め、実家の定食屋を継ぐことに。忙しい毎日の中で、Aさんのことは「きっとどこかで幸せに暮らしているだろう」と時折思い出す程度になっていました。
変わり果てた姿での再会
ある日の昼時、ランチラッシュが落ち着いた頃に、一人の女性が店に入ってきました。
ボサボサの髪に、汚れの目立つヨレヨレのパーカー。うつむき加減で活気のないその姿に、一瞬「道に迷った方かな?」と思ったほどです。しかし、注文を取ろうと顔を覗き込んだ瞬間、僕は息が止まりそうになりました。
「え……先輩!? Aさんですか!?」
そこにいたのは、あんなに輝いていたはずのAさんでした。彼女は僕の声に驚いて顔を上げると、気まずそうに目を逸らしました。
「……Sくん?今はここで働いているの?それにしてもごめんなさい、こんな姿で。お腹が空いて、ふらっと入ったらここだったの」
震える声で話す彼女に、僕は言葉を失いました。急いで看板メニューの焼き魚定食を作り、彼女の前に出しました。Aさんはガツガツと、むさぼるように食べ始めました。
話を聞くと、結婚した夫はいわゆるモラハラ男だったそうです。仕事を辞めさせられた挙句、生活費も満足に渡されず、毎日のように「誰のおかげで飯が食えてるんだ」と罵倒される日々。ついに耐えきれず、身一つで家を飛び出してきたというのです。
どん底からの再起と逆転劇
「私、もう何も残ってないの。キャリアも、自信も……」
涙を流すAさんに、僕ははっきりと伝えました。
「そんなことありません。僕が新人の頃、Aさんに叩き込まれた仕事のいろは、会社を辞めた今でも僕の宝物です。Aさんの実力は、そんな男に否定されて消えるようなものじゃないですよ」
その日を境に、Aさんは僕の店でアルバイトとして働きながら、離婚調停の準備を始めました。元上司だけあって、彼女の接客や段取りの良さは抜群。店はみるみるうちに活気づき、彼女自身もかつての輝きを取り戻していきました。
数ヶ月後、離婚が成立。さらに驚いたことに、彼女の評判を聞きつけた以前の取引先の社長から、「ぜひうちで役員として戻ってきてほしい」とヘッドハンティングを受けたのです。
今、Aさんはバリバリのキャリアウーマンとして復活し、時折、高級車を運転して僕の店に定食を食べに来てくれます。
「あの時の定食が、私の人生を救ってくれたんだよ」
そう笑う彼女の姿を見て、僕は自分のことのように誇らしい気持ちになるのでした。
「中卒、早くしろよ!」社食で罵声を浴びる新人女性→10年前、僕を救ってくれたヤンキー同級生だと気づいて…!
僕は中学時代、いじめを受けていました。そんな僕を助けてくれたのは、クラスの「ヤンキー女子」。彼女のおかげで、僕は救われたのです。それから10年後、思わぬ形で彼女と再会することになり……。
_昔俺救ってくれたヤンキー同級生 10年後社食で叩かれる彼女と再会__9-4-8.png)
中学時代、ヤンキー女子に救われた
中学時代の僕は、おとなしい性格が災いして、クラスの一部の生徒からいじめを受けていました。教科書を隠されたり、悪口を言われたり……。毎日が辛く、学校に行くのが憂鬱でした。
そんなある日、いつものように廊下で数人に囲まれていた僕の前に、1人の女子生徒が現れたのです。彼女はクラスで有名なヤンキーで、金髪に派手なメイク、誰もが一目置く存在でした。
「アンタたち、何やってんの? こういうのマジでダサいから、もうやめなよ」
彼女がそう一喝すると、いじめていた連中はすごすごと引き下がっていきました。
彼女は僕に向かって、「大丈夫? 何かあったらまた言いなよ」と優しく声をかけてくれました。
見た目は怖かったけれど、本当は心優しい彼女。それから卒業まで、僕は彼女に何度も助けられました。
卒業後は別々の道を歩むことになり、連絡を取ることもなくなりましたが、僕は彼女のことを決して忘れることはありませんでした。
社食で響き渡る怒声「中卒、何待たせてんだ!」
それから10年。大学を卒業した僕は、地元から少し離れた企業で営業職として働いていました。ある日の昼休み、社食へ向かうと、空気を切り裂くような怒鳴り声が響いたのです。
「何待たせてんだ!早くしろ!」
怒っていたのは同僚のAさん。厨房カウンターで料理を準備していた新人の女性スタッフに、突然怒鳴り始めました。
「こんな簡単なこともできないなんて、高校や大学で何やってきたんだよ」
「あ……えっと、高校は行ってなくて……」
「げ、マジかよ。さすが中卒。要領悪すぎるわ!」
学歴を持ち出しての人格否定。周囲もさすがにドン引きで、ざわつきが広がります。
僕も止めようと一歩踏み出しかけ――その瞬間、怒鳴られている女性の顔を見て息をのみました。 エプロン姿で俯いているその人が、10年前、僕を守ってくれた彼女だったからです。
彼女は反論もせず、「すみません」と小さく頭を下げるだけ。胸の奥が、ぎゅっと痛くなりました。
今度は僕が彼女を守る番
気づけば僕は、Aさんと彼女の間にすっと割り込みました。
「Aさん、やめましょう」
「はあ?こいつがノロノロしてるせいで、商談に間に合わなかったらどうするんだよ」
Aさんは引かずに噛みついてきます。
「そんなに急いでいるなら、隣の売店でお弁当を買えばいいじゃないですか。彼女は一生懸命やっています。学歴は関係ありません。さっきの発言、完全にハラスメントです」
僕がきっぱり言い切ると、食堂の空気がピタッと止まりました。
周囲の社員たちからも「さすがに言い過ぎ」「やめとけよ」という視線がAさんに向きます。完全に孤立したAさんは、顔を真っ赤にして「ふん、飯はもういい!」と捨て台詞を吐き、逃げるように食堂を出ていきました。
「……すみません。今日勤務初日で、まだうまくできなくて」
彼女が申し訳なさそうに言ったので、僕はそっと声をかけました。
「久しぶり。僕のこと、覚えてる?」
彼女は驚いて顔を上げ、僕の顔をじっと見つめます。数秒後、ぱっと表情がほどけました。
「え、もしかして……中学のときの!」
10年ぶりに会った彼女は今ーー
その後、休憩時間に彼女と少しだけ話すことができました。
彼女はシングルマザーとして働きながら、調理師免許を取るために勉強中だそうです。
「あんた、立派になったねぇ」と笑う彼女の強さと優しさは、10年前と変わっていませんでした。
これからは同じ会社で働く仲間として、そして友人として、また彼女と仲良くしていけそうです。今度こそ、僕が彼女の力になれたらいいなと思っています。
※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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