「ファミレスOKは合格です」自分を棚に上げる40代婚活男性→身の程知らずの発言オンパレードに女子高生がバッサリ一刀両断!
- 2026年04月18日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
実体験をもとにしたストーリーをお届けします。
結婚相談所に登録して1年。担当コーディネーターから「条件がぴったりの方がいますよ」と連絡をもらったとき、私は少しだけ胸が高鳴りました。送られてきたプロフィールを見る限り、悪くない。年齢は40代前半、会社員、趣味は読書と旅行。写真は少し古そうだけれど、雰囲気は穏やかそうです。「今度こそ」と思いながら、待ち合わせのファミレスへ向かいました。
「ファミレスでOKする女性、合格です」
お見合い当日。彼から指定された場所は駅前のファミレスでした。私自身はファミレスでもどこでも気にしないタイプなので、それは全然構いません。少し早めに着いて席で待っていると、スーツ姿の男性が登場。プロフィール写真よりずいぶん老けて見えましたが、まあそんなものかと思いながら立ち上がって挨拶をしました。
「はじめまして。よろしくお願いします」
着席して、さあこれから、というタイミングで彼が開口一番に言ったのがこれ。
「ファミレスでOKしてくれる女性って、合格なんですよ」
(……合格?)
私が審査されているのでしょうか。思わず愛想笑いをしながら、心の中でずっこけました。
「セレブ志向の子が多くて困るんですよね〜。高級レストランじゃないと嫌だとか言って。その点、あなたはちゃんとしてますよ」
ちゃんとしてる。褒められているのかもしれませんが、なぜか全然嬉しくありませんでした。でもここで角を立てるのも大人げないと思い、「そうですか」と相槌を打ちながらメニューを手に取りました。
「やっぱり若い子がいいし、家事も全部お願いしたい」

オーダーを終えてすぐ、さあ会話を始めようかというそのとき、彼がいきなりぶっちゃけ始めました。
「正直に言うと、本当は20代の子が希望なんですよね。ほら、男性は僕みたいな40代でも子どもがのぞめるから大丈夫だけど、女性は、ね?」
(…え?)
私は30代です。それを知った上で相談所が紹介してきたはずです。
「でも30代でも、若く見える人ならOKかなって。あなた、実年齢より若く見えるから合格ですよ」
はい、2回目の合格をもらいました。全然嬉しくない(笑)。
「30代ならまだ子どももいけるって、婚活相談所に説得されて。なら妥協してもいいかなって。20代より仕事辞めないで続けてくれるかなというのも、30代まで合格ラインを伸ばした理由です」
なにを言っているんだ、この男は?あまりに宇宙人のような会話をされて、私はただただ呆然とするばかりでした。
「共働きで家計もしっかり支えてほしいんですよ。でも家事と育児はきっちりやってくれる人がいいな。自分の母親みたいな人が理想で」
コップを持つ手に、じわりと力が入りました。共働きで家計を支えながら、家事も育児も。では、あなたは何をするのでしょうか(怒)?そう聞こうとした瞬間、隣のヒソヒソ声が聞こえてきたのです。
隣から聞こえてきた、女子高生たちの会話
隣を見てみたら、制服姿の女子高生が3人、さっきまで賑やかだったのに、いつのまにか声をひそめて会話をし始めていたのでした。
「ていうかさ、さっきから隣のおじさんの話、丸聞こえなんだけど」
「なんか、40代なのに20代希望とか言ってるんだけど〜。ウケるんだけど〜」
私は思わずコップを口元に運んで、顔を隠しました。
「共働きで家計支えてほしいとか言って、じゃあ自分は何するんって話じゃん」
「え、そんな高望みできんの?どんだけイケメン気取り?」
「そんなことイケメンでも国宝級じゃなきゃ許せないよ」
「しかも家事も育児もって、それ全部相手にやらせる気?」
「お母さんみたいな人が理想って言ってたよ。お母さんに謝れって感じ(笑)」
女子高生たちもだんだん自分たちの会話にヒートアップしてきたのか、始めはヒソヒソ声だったのにだんだん声が大きくなって、発言が丸聞こえ。くすくす笑う声も聞こえてきます。
向かいに座った彼に目を戻すと、先ほどまであんなに滑らかだった口がぴたりと止まり、みるみるうちに耳まで真っ赤になっていきました。私は必死に笑いをこらえながら、ゆっくりと深呼吸をしました。
そのとき、するりと何かが吹っ切れた気がしました。
私は静かにバッグを手に取り、背筋をまっすぐに伸ばして言いました。
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」
彼が「え?」という顔で私を見ます。
「あなたの条件、私は全部お断りします。なので……不合格で」
テーブルに自分のドリンクバー代をそっと置いて、そのまま立ち上がりました。自動ドアが開いた瞬間、春の風が頬に当たって、なんだかとてもいい気持ちでした。
自分を値踏みしてくる人に、こちらが値踏みされ続ける必要はない。「不合格」を言い渡したのは、私自身の未来を守るための、小さくて大切な一歩でした。
※一部、AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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