【実録】「ま〜たゼリーか...」「もう贈るのやめたいな」笑顔の裏で内心うんざり!?【お中元】の実態
- 2025年07月01日公開

こんにちは!ヨムーノ編集部です。
ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)を中心とした、25〜72歳の既婚女性137名を対象に「お中元」に関するアンケート調査を2025年4月に実施しました。
調査概要
- 調査名 :お中元に関するアンケート
- 調査手法:インターネットによるアンケート調査
- 調査期間:2025年5月21日~5月28日
- 調査対象:「ヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)」を中心とした、25〜72歳の既婚女性137名
関西では「お中元を贈ったことがない」方が約4割!関東とのギャップが明らかに
Q1.お中元を贈る習慣はありますか?(n=137)
お中元を「毎年贈っている」と回答した関東在住の方は21.2%、関西在住の方は21.1%と、地域差はほとんど見られない結果となりました。
一方で、「以前は贈っていたが今はやめた」という方が関東では34.9%と高いのに対し、関西では22.5%にとどまっており、逆に「贈ったことがない」方の割合は関西で43.7%と、関東(30.2%)を大きく上回っています。
このことから、関西ではお中元を“そもそも贈る習慣がない”方が多く、関東では“かつて贈っていたがやめた”方が多いという傾向が見てとれます。
「お中元文化」が、東と西で違いがあることにびっくり!(ヨムーノ編集部)
関西は“もらい手優勢”?「お中元を贈らない」43.7%、でも「受け取る」方は20.4%
Q2 お中元を「受け取る」ことはありますか?(n=137)
関東在住の方は、「たまに受け取る(34.0%)」「以前は受け取っていたが今はない(17.0%)」など、過去にお中元のやりとりを経験している方が一定数おり、「贈答文化が残っているが、徐々に減少傾向にある」といった変化が見受けられます。
興味深いのは、関西では前問(Q1)で「(お中元を)贈ったことがない」方が43.7%と最多でありながら、本問(Q2)で「毎年受け取る」と答えた方は20.4%と、関東(15.0%)を上回っている点です。
この結果から、関西には“自分では贈らないが、受け取る機会はある”という関係性が一定数存在している可能性がうかがえます。
関西といえば“飴ちゃんどうぞ〜”の文化が根付いているイメージだったので、受け取る方が多いというのは、ちょっと意外でした。
贈る相手は「義実家」約5割、「実家」約4割。仕事関係よりも家族・親戚が主流
Q3.お中元を贈る、贈ったことがある相手は誰ですか?当てはまる選択肢をすべてお選びください。(n=86)
(Q1で「贈ったことがない」と回答した方以外に聞きました。複数回答)
お中元を「贈ったことがある相手」として最も多かったのは「義実家」(48.8%)、次いで「実家」(43.0%)、「親戚」(33.7%)と、親族関係が上位を占める結果となりました。
一方で、「仕事関係者」(31.4%)や「友人・知人」(22.1%)といった家庭外の相手には、比較的少数にとどまっており、現代のお中元文化はプライベート寄り・身内中心になっていることが分かります。
配偶者の家族との関係性において、お中元が一種の礼儀・マナーとして定着しているみたいですね。(ヨムーノ編集部)
お中元1件の相場は「2,001〜5,000円」に集中
Q4.お中元「1件あたりの予算」はどのくらいですか?最低額と最高額を教えてください。今は贈っていない場合は、過去に贈っていた際の予算を教えてください。(n=86)
(Q1で「贈ったことがない」と回答した方以外に聞きました。)
お中元1件あたりの最低額として最も多かったのは「2,001円〜3,000円」(39.5%)、次いで「3,001円〜5,000円」(31.4%)と、全体の7割以上が2,000円〜5,000円の範囲内であることがわかりました。
一方、最高額としては、「3,001円〜5,000円」(37.2%)と「5,001円〜7,000円」(23.3%)が上位を占め、“贈る相手によってはややグレードアップする”傾向もうかがえます。
また、「わからない/覚えていない」という回答が最低額1.2%、最高額3.5%と少数ながら存在しており、“なんとなく贈っている”方もいる模様。
全体としては、お中元の相場は「3,000円前後」が主流であり、多くの方が“気を遣いすぎず、失礼にもならない”と感じる価格帯に収まっていることがうかがえます。
お中元の1年あたりの総予算は「1〜3万円」が主流
Q5.お中元を贈る際、その年の合計の予算はどれくらいですか?今は贈っていない場合は、「過去に贈っていた際の予算」を教えてください。最も近しい金額をお選びください。(n=86)
(Q1で「贈ったことがない」と回答した方以外に聞きました。複数回答)
お中元にかける年間の合計予算として最も多かったのは、「10,001円〜30,000円」(40.7%)、次いで「10,000円以内」(36.0%)という結果となりました。
この2つの層で全体の76.7%を占めており、1年間で1万前後から3万円までがボリュームゾーンであることが明らかになりました。
多くの方が、最高でも3万円以内に収まっています。件数が多ければ、その分全体の金額も膨らんでしまいますよね……!(ヨムーノ編集部)
6)嬉しいお中元1位は「スイーツ」。でも…「ゼリー」「洗剤」は“困った”という声も。
Q6.今までに、もらって嬉しかったお中元は何ですか?(n=87)
(Q2で「受け取ったことがない」と回答した方以外に聞きました。複数回答)
最も多かったのは「お菓子・スイーツ」(42.5%)という結果になりました。次いで「加工食品」(35.6%)、「飲料」(31.0%)、「フルーツ」(28.7%)と、食品・飲料系が上位を独占する形となっています。
一方で、「商品券・ギフトカード」(23.0%)や「デジタルギフト」(11.5%)といった“選べる系”ギフトも一定の支持を得ており、実用性や自由度を重視する層の存在も伺えます。
注目すべきは、「地元名産品・ご当地グルメ」(26.4%)が上位に食い込んでいる点です。定番の商品ではなく“その土地ならでは”のレア感のある品に魅力を感じる方が多いことを示しており、贈り手の個性やセンスが読み取れる点も好印象につながっていると考えられます。
地域色の強い品物は“特別感”や“旅行気分”も味わえるため、「自分では買わないけれど、もらうと嬉しい」ギフトとして人気が高まっているのかもしれませんね。(ヨムーノ編集部)
お中元で「もらって困ったもの」「正直いらなかったもの」(アンケートの声より)
- 洗剤......こだわって使っているものがあるから。(43歳)
- ジュースの詰め合わせ......普段飲まないから。(42歳)
- 安いゼリー......美味しくないと感じるから。(47歳)
- 賞味期限の短いお菓子......食べきれなくて困るから。(38歳)
結構辛辣な声も!(笑)相手がこだわりを持っている場合、安易に選ぶと裏目に出ちゃいますね。(ヨムーノ編集部)
ヨムーノ編集部おすすめ!「地元名産品・ご当地グルメ」
ヨムーノでは、地元名産品やご当地限定のグルメが人気沸騰中!ヨムーノライターたちが「食べて美味しかった」と絶賛する名品を紹介します。
①栃木県・那須発「バターのいとこ」「いとこのラスク」
- 写真左:バターのいとこ(ミルク) 3枚入り 972円(税込)
- 写真右:いとこのラスク(バターシュガー味)756円(税込)
栃木・那須発の人気お菓子「バターのいとこ」は、SNSでも話題沸騰中。空港や百貨店では人気のあまりなかなか買えないですが、ヨムーノライターayanaさんが、公式オンラインショップで販売されているのを発見!
「バターのいとこ」は、本物のバターのように包まれていて、ギフトにぴったり。
サクッとしたワッフル生地に、ミルキーなジャムとシャリっとした砂糖の食感が絶妙。キャラメルのようなコクのある甘さが広がりつつ、後味はすっきり。まさに“濃厚だけど優しい”味わいです。
「いとこのラスク(バターシュガー味)」は、バターのいとこを作る際に出る"はじっこ"をこんがりと焼き上げてシナモンで味つけしています。
想像以上に硬く、サクッと食感が◎。これはおつまみ感覚でパクパクと食べられますね。
甘党なら「バターのいとこ」、スナック菓子が好みなら「いとこのラスク」がおすすめですよ。
②埼玉県・越谷発「越谷ふあり」
「きっと、越谷市民以外、誰も、知らない。」そんなキャッチコピーを掲げる、埼玉県越谷市のお煎餅屋さんが手がける逸品が「越谷ふあり」。
こしがやブランドにも認定されている、スナック感覚で楽しめる新感覚せんべいです。
埼玉県のヨムーノ公認ご当地アンバサダーの村田 綾さんがおすすめしてくれました。
ひとくち食べると、サクッとした歯ざわりと、ふんわり口どける不思議な食感にびっくり。香ばしさがふわっと広がり、次々に手が伸びてしまうやみつき系おせんべいです。
定番からユニークな味まで、バリエーションも魅力。
・和三盆甘醤油
・濃厚チーズ
・スイートコーン
・スパイシーカレー
・焼しお
・ごぼう
・海老
・マヨネーズ胡椒
・粗挽き黒胡椒(夏限定)
・塩レモン(夏限定)
・うなぎ
・黒糖きなこ
店舗は越谷市内のみですが、「米菓 桃の家」の公式サイトでオンライン購入が可能です。
お中元、8割以上が「やめたい」と感じた経験あり。やめて“スッキリ”も3割近くに
Q7.お中元について、やめたいと思ったことはありますか?(n=96)
※Q1.で『1.毎年贈っている』『2.数年に一度程度贈っている』『3.以前は贈っていたが今はやめた』いずれかを選択した、または、Q2.で『1.毎年受け取る』『2.たまに受け取る』『3.以前は受け取っていたが今はない』いずれかを選択した方に聞きました。
「毎年思っている」(20.8%)、「時々思う年もある」(33.4%)、「やめてスッキリしている」(28.1%)をあわせると、実に8割以上(82.3%)の方が“やめたい”気持ちを持った経験があることがわかりました。
すでに「やめてスッキリしている」と回答した方が28.1%と、3割近くにのぼっていることから、お中元が義務的・形式的なものとして“負担”と感じられている側面が強まっていることを示唆しています。
一方で、「やめたが罪悪感や不安感などはある」(8.3%)という回答もあり、やめたくても完全には割り切れない心理的な葛藤も一定数存在しています。
お中元、もらっても“困る”?4割が「転売 or 譲渡」経験あり
Q8.お中元をもらって「転売した・したいと思った」ことはありますか?(n=87)
(Q2で「受け取ったことがない」と回答した方以外に聞きました。複数回答)
実際に転売したことがある方は5.7%、転売はしていないが“したいと思った”経験がある方は11.5%**という結果となりました。これらを合わせると、17.2%(約6人に1人)が“転売”を一度は意識したことがあることになります。
さらに、「転売はしないが誰かにあげたことがある」と答えた方が23.1%もおり、全体の4割以上(40.2%)が“そのまま自分で受け取らなかった”経験をしているという、実用的な反応が見てとれます。
一方で、「転売したことも、したいと思ったこともない」方は56.3%と過半数にのぼっており、贈り物としての“気持ち”や“マナー”を重視している層の存在も強く感じられます。
お中元の今後、「どんどん減る」予想が最多の47.5%。“なくなる”より“かたちを変える”時代へ
Q9.今後、お中元はどうなっていくと思いますか?(n=137)
「どんどん減っていく」と答えた方が47.5%と最多となりました。次いで「形を変えて残る(LINEギフト・ネット注文など)」が24.8%と、約4人に1人が“デジタル化・簡略化”による継続を予想しています。
一方で、「まったくなくなると思う」が16.8%、「そのまま残る」は10.9%と、“完全消滅”も“伝統継続”も少数派であることが分かります。
お中元文化は“終わる”のではなく、“変わる”ステージに入っているといえそうです。
お中元の今後についてリアルな本音(アンケートの声より)
- ソーシャルギフトのように、ものをこちらで選択できるものだと嬉しいです。(37歳)
- 会社関係からお中元をいただく立場ですが、コスト面の見直しで今後は減っていくのではと感じています。(38歳)
- 「早く消費しなければ」と負担になるので、商品券のみがいいです。(43歳)
お中元のあり方、そろそろアップデートの時期かも?
今回のアンケートでは、「お中元」に対する意識調査を行いました。
お中元文化は“なくなる”のではなく、“より柔軟に、気軽に、気の利いたかたちで続いていく”時代へとシフトしているのかもしれません。
「今年のお中元、どうしようか?」皆さまにとってちょうどよい”贈り方”を、考えるきっかけになれば幸いです。
※一部AI生成画像を使用しています。

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。
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