韓国版リメイクは平均視聴率2％の低さ（泣）【韓国ドラマ】ちょっと複雑すぎた男女の切ないラブストーリー

2025年01月19日公開

こんにちは、ドラマと映画のことならお任せ！ヨムーノライターのはるです。

いまだに人気が衰えることを知らず、もはや当たり前のことになったとも言える韓国ドラマ視聴。
そんな日常に溶け込んだ韓国ドラマですが、「最愛」や「アンナチュラル」など日本の人気ドラマが韓国でリメイクされることになっており、韓国ではどんなふうにリメイクされるのか、楽しみに待っている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は2018年に韓国でリメイクされた、切なく胸を締め付けられる韓国ドラマ『空から降る一億の星』を紹介していきます。

暗く辛い過去を持つ男女の切ない恋模様を、ぜひチェックしてください。

ヨムーノ編集部韓国ドラマチーム

韓国ドラマ『空から降る一億の星』（ 하늘에서 내리는 일억 개의 별 ）

『空から降る一億の星』は、2002年フジテレビ系列で放送されたドラマです。
日本の「恋愛の神様」とも呼ばれる北川悦吏子が脚本を手掛る初のラブサスペンス作品として当時話題となり、全11話の平均視聴率が22.6％という名作ドラマです。

韓国版『空から降る一億の星』は、“他人を愛する”ということをゲームのように振る舞う冷徹な主人公：キム・ムヨン（ソ・イングク）と、心優しい性格のヒロイン：ユ・ジンガン（チョン・ソミン）の運命的な出会いをドラマチックに描いたドラマです。

韓国ドラマ『空から降る一億の星』キャスト

ソ・イングク、チョン・ソミン、パク・ソンウン、ソ・ウンス、ト・サンウ、ホンビン（VIXX）

韓国ドラマ『空から降る一億の星』の見どころ

考察が楽しいサスペンス要素満載の展開

本作の見どころのひとつは、考察が楽しめるサスペンス要素満載のストーリー。
小さい頃の記憶がない主人公・ムヨンに、彼と同じ火傷の跡があるヒロイン・ジンガン。

この時点で過去にふたりには何か接点があったのでは？という疑問が湧いてきますが、そこに女子大生殺人事件や恋愛要素などが複雑に絡まり、サスペンス要素を盛り立てます。

さらにジンガンの兄で刑事のジングク（パク・ソンウン）やムヨンに想いを寄せるユリ（コ・ミンシ）、サイコパスな雰囲気を持つ令嬢のセラン（キム・ジヒョン）らの存在も、謎を深める良いスパイスに。

お互い両親がいないムヨンとジンガンの関係は？女子大生殺人事件の犯人は誰なのか？謎が謎を呼ぶ展開に、目が離せません。

ソ・イングク演じる主人公の変化

最初は他人に無関心で、恋愛にしても相手を手玉に取って楽しむような、自分の欲望のために行動していたムヨン。しかし、ジンガンと出会ったことでそんなムヨンも少しずつ変わっていきます。

自分のことを哀れだと言い、簡単にはなびかないジンガンにどんどん引かれていくムヨン。
恋愛相手に執着せず相手の人生がどうなろうと知らぬ存ぜぬの態度をとってきたムヨンも、ジンガンに恋をしてからは別人のよう。彼女のことを想って別れを切り出すも、涙を流し続け、密かに彼女を見守るムジンの姿は涙なしには観られません。

最初は輝きを失った目をしていたのに、ジンガンと出会って生気が戻り表情も変わっていくムヨンをたくみに演じているソ・イングクの演技にも、ぜひ注目してください。

主人公たちの甘い時間と喪失感が半端ないエンディング

キス職人ソ・イングクの素晴らしいキスシーンが登場する本作。
なかでも、ベッドの上で披露する高速キスは可愛さ満点で何度観ても胸キュンしてしまうシーンです。

また本作はキスシーンだけでなく、ようやく心で結ばれたふたりが幸せそうにキッチンでじゃれあったり、仲良く並木道を歩いたり、仲直りに抱っこハグをするなど、観ているだけで「ムヨン、よかったね」と思える幸せな甘いシーンが盛りだくさん。

しかし、そこから怒涛のように押し寄せる真実や急転直下のストーリーに、最終回は胸を抉る喪失感が訪れます。最後はどのようなエンディングを迎えるのか、ぜひ最後までふたりの恋の行く末を見届けてください。

韓国ドラマ『空から降る一億の星』視聴率とあらすじ

視聴率

韓国ドラマ『空から降る一億の星』全16話の平均視聴率は2.8％でした。
最高視聴率は第1話の3.9%。
最低視聴率は第10話の2.2%でした。

あらすじ

広告デザイナーのユ・ジンガンは幼い頃に両親を失い、年の離れた兄・ジングクと2人で暮らしている。ある日、親友のペク・スンアの陶芸展に招待されたジンガンは、パーティのスタッフとしてやってきたキム・ムヨンと出会い、彼の失礼な発言に憤慨するが…。

韓国ドラマ『空から降る一億の星』と合わせてチェックしてほしい韓国ドラマ

韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師～38師機動隊～』

恋愛ドラマと誤解させるためにかわざわざマブリーをトリミングしたのでは？と噂にまでなった日本でのメインビジュアルのため、このドラマにマ・ドンソクが出演していることを知らない人も特に日本では多いのでは（笑）。
はい、マブリー出ています。

ソ・イングクとのW主演で1話60分・全16話、ほぼずっと出ています。

最高視聴率4%！ソ・イングク主演韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師～38師機動隊～』見どころ

韓国ドラマ『ハイエナ弁護士たちの生存ゲーム』

日本のテレビ東京で「ハイエナ」としてリメイクが決定した韓国ドラマ『ハイエナ弁護士たちの生存ゲーム』。

▲Netflixシリーズ『ハイエナ－弁護士たちの生存ゲーム－』独占配信中

裁判ドラマなので、証拠集めの面白さ。
ほぼ防犯カメラの映像入手が裁判のカギとなるんですけど(笑)。

そして、作品タイトルでもある「ハイエナ弁護士たちの生存ゲーム」なので、顧客（クライアント）の奪い合いという醍醐味があります。

視聴率2ケタキープの実力作！姉御肌に胸キュン！？【韓国ドラマ】「ハイエナ－弁護士たちの生存ゲーム－」面白すぎて16話じゃ足りない

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この記事を書いた人

ヨムーノ編集部韓国ドラマチーム

ステイホーム（stay home）をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム（女性2名、男性1名）。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る？」の参考になれば嬉しいです。

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