【魚の切り身、いきなり焼いたらダメ!!】"元水産庁"が教える「“3秒で”劇的にウマくなる」食べ方!早く知りたかった...

  • 2024年12月26日公開

こんにちは、最近は焼き魚にハマっている、ヨムーノライターのKanakoです。

海外旅行大好きな筆者が帰ってきたら必ず食べたくなるのが、焼き魚。先日、ヨーロッパ旅行から帰国した際も真っ先に食べました!

しかし、焼き魚ってその生臭さが気になることがありませんか?

元水産庁官僚の上田勝彦さんが、焼き魚の生臭さをなくす方法を紹介していたので、試してみました。

元水産庁・上田勝彦さんが教える魚の焼き方

NHK『あさイチ』で、魚の伝道師として知られる元水産庁官僚・上田勝彦さん(ウエカツさん)が紹介していた「焼き魚の生臭さをなくす方法」。

魚焼きグリルでやる場合は、なんと2ステップだけなのでとっても簡単。

魚を知り尽くしたウエカツさんが教えてくれる技なので期待大です。 早速やってみましょう。

ステップ①魚の切り身を流水で3秒洗う

まずは魚の切り身を流水で3秒洗います。

「魚の切り身を洗うの?」と思った方がいるかもしれませんが、ゴシゴシ洗うというよりも、サッと水で流す程度。

これによって、魚の臭いの元となっている「トリメチルアミン」を取り除けるのだとか。トリメチルアミンは水に溶ける性質らしく、これだけで洗い流せるようです。

長く洗ってしまうと、食べた時に水っぽくなってしまうため、3秒というのがコツ。ついよく洗いたくなる気持ちをグッと抑えて、秒数を守るようにしてくださいね。

出典:宝酒造「食品の不快なにおい」

ステップ②2段塩で仕上げる

次に「2段塩」という調理法で仕上げていきます。

ぬれた手に1つまみ程度の塩をつけて、魚の身に擦りつけます。5分置いてから、今度は指先に塩をつけ、さらに塩を馴染ませていきましょう。

2回に分けて塩をつけることで、ムラ防止に。

1回目に塩をつけてから少し待つ必要がありますが、この隙に魚が入っていたトレイを片付けたり、お味噌汁の下準備をしたりすると時間を活用できますよ。

これで下準備は完了です。あとは魚焼きグリルでいつも通り焼くだけ。

そのまま焼いた鮭VSスゴ技ありで焼いた鮭

今回はどちらも両面グリル(中火)で約7分焼きました。焼き上がった時点では見た目に大差ありません。

グリルから取り出そうとすると、スゴ技なしの鮭の方はこびりついて、取り出すのに一苦労。

スゴ技ありのものも若干のこびりつきはありましたが、もう一方と比較すると取り出しやすかったです。

スゴ技ありで焼いた鮭は、生臭さゼロ!ご飯がすすむ〜

やはり気になるのは、その変化。まずはスゴ技ありの方から食べてみました!

生臭さは全く感じることがなく、とても食べやすかったです。

また、焼く直前に塩をつけているため、塩気がガツンときいていて、全体にメリハリがあります。外側だけしっかりと塩味がするため、よりフレッシュさが感じられます。

部位に関係しているところもあるかもしれませんが、スゴ技なしのものより心なしかふっくらしていました。

香ばしさと塩気が相まって、ご飯がどんどん進みそうな焼き上がり!全体的にバランスが取れた味わいです。

冷めてから食べてみると、塩が全体に馴染んでしまい、味のメリハリがなくなっていました。また、少ししょっぱく感じたので、なるべく熱々のうちにいただくのがよさそうです。

そのまま焼いた鮭も美味しいけど...

続いて、購入してきたものをそのまま焼いた鮭を食べてみました。

一口食べた時点では、生臭さを感じることはありませんでしたが、少し食べ進めるとほんのり生臭さが。冷めてから食べてみても、生臭さに変化はありませんでした。

すごく気になるというレベルではありませんでしたが、スゴ技ありのものは全く感じられなったため、「これはやってみる価値あり!」と思いました。

また、スゴ技ありのものと比べると、そのまま焼いた鮭の方がパサつきを感じました。同じ焼き時間で試してみましたが、少し焼きすぎてしまったのかもしれません。

簡単な2ステップで生臭ささようなら!

生臭さが全くなく、全体的に味が整っているなと感じたのはスゴ技ありで焼いた鮭でした。3秒水で流しただけでこんなにも生臭さがなくなることに驚きを隠せません!

とても簡単かつ短時間で実践できる技なので、ぜひ今度焼き魚をする際に試してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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