【衝撃!実録漫画】暴かれた主犯格の別人ぶり。先生が見てくれていたことに感動(涙)!【いじめの記録⑫】

  • 2022年06月21日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部の漫画担当です。

「わが子がもし、いじめに遭っていたら……」そのときは親としてどのような対応が取れるでしょうか。

漫画家moroさんがブログで発表した「いじめの記録」という作品は、まさにそれに答えてくれるような内容。moroさんの長女が中学1年でいじめに遭い、それを親子で手探りで解決していった実録です。

クラス中の女子に無視されてしまったmoroさんの長女。訴えが実を結び、先生たちが行動をし始めます。今回は「【いじめの記録⑫】帰りの会の後、教室に残された女子たち。」編をお届けします。

登場人物紹介

こもろ
作者moroの娘。中学1年生になったばかり。

A
こもろと同じクラスで、部活動も一緒。小学2年生の時に娘をいじめていた経緯があり、作者は当初より不安に感じていた。

※このお話は新型コロナ感染症流行前の出来事です。

【いじめの記録⑫】帰りの会の後、教室に残された女子たち。

b子との握手会の後、密かに動きがありました。

そして、全員への聞き取りが終わった頃のある日の下校時。

女子だけ、居残りです。

しばらくすると、

1学年の先生たちが教室に入ってきました。

先生がこう言うと、いの一番に

Aが泣きだしました。

あっけにとられる娘。

わんわんと泣く、A。
娘はだんだんと怒りがこみ上げてきました。

集団でよってたかって卑怯だという話を、先生はしました。

先生「それとなぁ、

部活動で同学年の子はAと娘の2人だけしかいませんでした。
(↑だから私は「同じ部活でいいのか」と心配していた)

Aは部活の時は、とても優しく娘と接していたそうです。
先輩や先生がいなくなると、無視されたりなどしたそうですが……。

それでも娘は、部活が楽しくて仕方ありませんでした。

そこにいれば、先輩は気軽に声をかけてくれるし、Aも優しく話してくれる。
みんなが優しい世界だったから。
娘は部活に居場所を見つけ、「中学校は楽しい」と思いこんでいました。

学校の中という狭い世界。
でもその狭い世界が、娘にとっては、外の世界の全てです。

部活の時のAと、クラスにいる時のAは、まるで別人。
娘の心はだいぶ振り回されていました。

先生のこの、ひとりだけ責めるような発言には賛否あるかもしれません。

しかし、みんなの前で、しかも先生という立場の人がはっきりと言ってくれたことは、Aの矛盾する行動に女子たちが「おかしい」と気づく、いいきっかけになっていたように思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~

泣き出すA。先生や先輩など力が強い人たちの前では優しいA。これ、明らかに「悪いことをしている」ってわかってやってますよね……。
先生がぴしゃりと言ってくれてよかった(拍手)!

明日は「【いじめの記録⑬】涙の訴え。」編をお届けします!お見逃しなく。

続き(第13回)はこちら!

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この話を最初から読む(第1回)

※こちらの漫画は、ブログで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです

moroさんからメッセージ

moroさんから次のようなコメントをもらっています。

大人たちや友人たちの働きかけ、娘の頑張りもあり、結果として、いじめはなくなりました。
ですが、娘の心の中にはいじめにあった出来事が、ずっと心に残ったままです。
記事にすることで昇華できるといいな、と思います。
描くことは、娘の希望でもあります。

また、これは、いじめ報復を目的とした記事ではありません。
関係者への誹謗中傷はお控えいただきますようお願いいたします

「いじめは絶対いけない!」は大前提。
でも、「この子がやったんだって」と個人を特定したり、「この先生、むかつく!」と悪口を言ったりと、誰かを悪者にしてむやみに攻撃しても、いじめは解決しないことは周知のとおり。

これは、大人はどう行動したらいいか、具体的にどうしたらわが子を救えるか、ヒントが詰まった実録漫画です。

作者紹介

当初はハンドメイドを掲載していたブログにて、息子さんの自閉スペクトラム症の診断を機に自閉症についての絵日記を描いたところ話題に。息子さんを中心に日常を描いた作品をたくさん発表しています。

ネットによる突然の誹謗中傷被害の記録を綴った最新作にも注目です!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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