2度と冷蔵しちゃダメ!【JA全農】直伝「余ったご飯がまるで炊きたて!」保存の裏ワザ2TOP

  • 2025年01月01日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

ごはんや食材を保存する際、良かれと思ってやっている方法が意外と間違っているかも!?

今回は、特に話題だった「炊き立てご飯」と「ブロッコリー」の本当の保存方法を紹介します。

2度と"冷蔵"禁止令!【余ったご飯の保存法】

みなさんは炊き立てご飯を食べきれないとき、どのように保管していますか?
もしかしてラップをかけたり、保存容器に入れていたりした後、「冷蔵室」に保存していませんか?

今回は、Twitterで大人気の「JA全農広報部」がおすすめする『ごはんの美味しい保存方法』を、管理栄養士でヨムーノライターの戸田綾子さんが実際に試してみてくれました!

【教えてもらったのは】JA全農広報部

JA全農広報部の公式アカウントとは

全国農業協同組合連合会(以下「JA全農」)がソーシャルメディアを通じて、JA全農の業務、取り組み、イベント情報等、有用な情報を発信中!

簡単に作れて、美味しいレシピや食べ方など、ついマネしたくなるツイートが話題になっています。

JA全農広報部のツイート

『炊いたごはん冷蔵禁止令を発出します。ご飯は冷蔵で保存するとデンプンがどんどん劣化するんです。なのでラップでくるんで粗熱が取れたくらいのタイミングで冷凍するのです』

今回、JA全農広報部がおすすめする「冷凍室で保存」したごはんと、「冷蔵室で保存」したごはんで翌日食べ比べてみます。

JA全農おすすめ!炊き立てごはんを「冷凍保存」してみた

保存手順①炊き立てごはんをラップでくるむ

ごはんが炊けたら、粗熱を取り、1食分ずつに分けてラップにくるみましょう。はみ出すところがないように、ラップは大きめに用意して、しっかりとごはんを包むようにするとよいです。

ここでのポイントはきちんと「1食分ずつ」に分けることです。この時は少し手間でも、分けておくことで、実際に解凍して食べようという時にとても便利になります。

冷凍してからでは分けることができないので、この段階で小分けにしておきましょう。

保存手順②粗熱が取れたら冷凍室へ入れる

他の冷凍食品が傷まないように、しっかりと粗熱が取れたことを確認し、冷凍室に「平らな状態で」入れるようにしましょう。

JA全農広報部いわく「金属トレー」にのせておくと早く凍るそうですよ。我が家の冷凍室は下に金属トレーが敷かれているので、ラップにくるんだそのままの状態で入れていきます。

ラップにくるんだごはんは、平らにして冷凍しましょう。一度凍ってしまうと、もう形の修正ができません。ととのえた状態で冷凍することで冷凍室の収納に役立ちますよ。

翌日、さっそく解凍して食べてみた!

ごはんがカチカチに冷凍されているので、茶碗(耐熱)からはみ出しそうです。剥がしたラップを茶碗にかけて、レンジで解凍しました。  

我が家のレンジでは、解凍モードを使用して1分間で解凍することができました。それぞれのご家庭のレンジによって、解凍方法や時間はさまざまなので、調節してみてください。

冷凍ごはんは、粒も立って炊き立てそのもの!

レンジから出した途端に、ごはんの美味しそうな香りがして、食べてみると炊き立ての味そのものでした。食感もパサつくことはなく、そしてベチャベチャすることもなく、粒がしっかりと立っていました。とても美味しかった♪

【冷凍保存VS冷蔵保存】圧倒的に美味しいごはんは...

左側が冷凍室で保存したごはん、右側が冷蔵室で保存したごはんです。

解凍後のごはんを比較すると、ごはん粒1つ1つをよく見てみると冷凍のごはん粒がきちんと立っているのに対して、冷蔵のごはん粒は少し潰れてしまっているように感じました。

冷蔵ごはんは硬さとパサつき感が気になるのに対して、冷凍ごはんは炊き立てのごはんと変わらずに美味しかったです!

2度と野菜室入れないで!【ブロッコリーの保存方法】

ブロッコリーを購入した際、ほとんどの方が野菜室に入れているのではないでしょうか。もちろん我が家もそうでした。ところがどっこい、ブロッコリーの保存場所として、野菜室はNGなのだとか!?

ここでは、管理栄養士でヨムーノライターのmihoさんが紹介してくれました。

教えてくれたのは、青果部マネージャーテツさん

今回「ブロッコリーの保存法」を教えてくれたのは、青果部マネージャーとしてスーパーで働く「青髪のテツ」さん。 野菜や果物の役立つテクニックをTwitterやブログで発信しています。

テツさんのツイートによると、ブロッコリーを野菜室で保存する場合、たったの1週間ほどしかもたないんだとか...!

今回は同じ日にブロッコリーを2つ購入し、一つは野菜室、もう一つはチルド室に入れて1週間保存しました。保存場所が違うだけで、見た目や味はどう変わるのか、早速比較開始です!

1週間後のブロッコリーを比較!色がかなり異なる

▲(写真左:野菜室で保存したブロッコリー、写真右:チルド室で保存したブロッコリー)

並べてみると違いが明らかですね。

野菜室で保存したブロッコリーは、全体が黄色っぽくなり、正直食べられなくなる一歩手前まで来ているといった印象。

一方、チルド室で保存したブロッコリーは、若干黄色みが出てきてはいますが、緑色の部分も多く、傷みも気になりません。

ブロッコリーを加熱して食べてみた!

▲(写真左:野菜室で保存したブロッコリー、写真右:チルド室で保存したブロッコリー)

次に、ひと口大に切ってからお湯で茹でてみました。

加熱後の見た目を比較すると、生の状態よりもさらに色味の違いがはっきり出ていますね。

「野菜室のブロッコリー」茹でただけではおいしくない

野菜室で1週間保存したブロッコリーを茹で、マヨネーズをかけてパクリ。

噛んでいくと、ブロッコリー本来の旨味や甘みがあまり感じられず、茹でただけではお世辞にもおいしいとは言えません(泣)。

しっかり炒めて濃い目の味付けをすれば、そこまで気にせずに食べられるかも...といった印象です。

「チルド室のブロッコリー」1週間後もみずみずしい

次にチルド室で1週間保存したブロッコリーも茹で、マヨネーズをかけて食べてみます。  

嚙むごとにブロッコリーの甘みもしっかり感じられ、みずみずしさも十分残っています。

普段の、買ってすぐに食べるブロッコリーと変わらない味で、とても購入してから7日経っているとは感じられません!シンプルな味付けでもおいしくいただくことができました。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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