隠す?見せる?ワーキングマザー的整理収納アイデア

  • 2023年06月27日更新

こんにちは、整理収納アドバイザーの七尾です。

モノが日々たくさん入ってきて、気がつくとゴチャつきがちなリビング。
でも、来客時に一番目につく場所でもあるため、できるだけ生活感を隠しておしゃれに見せる工夫をしたいものですよね。

そこで今回は、整理収納アドバイザーでもある私が自宅リビングで実践している収納の工夫についてご紹介します。

リビングキャビネットは出し入れしやすく、統一感のある収納に

まずはリビングキャビネット引き出しの、文具収納についてご紹介します。

ケースで細かく仕切り、さらに切手やハガキ、プリンター用インクのストックなどの細々したモノはケースにまとめてゴチャつかないように工夫しています。

また、数が多くなりがちなペン類はケースを2段に重ね、よく使う1軍の文具だけを上段に置いて出し入れしやすくしています。

その下の段の引き出しには薬類や工具などを収納しています。

こちらも細々したものはケースでまとめ、見た目のゴチャつきを抑えて戻したくなる収納にしています。

工具も見た目が好みなスチール工具箱にまとめ、空けた時にテンションが上がるような引き出しにすることを意識しました。

そして開き戸になっている下段には、こちらも見た目が好みなファイルボックスを並べて趣味のインテリア本や雑誌、図書館で借りてきた本の一時置きなどのスペースを作っています。

それぞれのボックスごとにテーマを持たせることで、適正量を決めてモノを持ちすぎないように心掛けています。

生活感が出るものは隠す収納に

続いて、こちらはキャビネットの上のボックスについてです。

3段に重ねたボックスの一番上には、シュレッダーにかけて処分したい郵便物などを一時置きしています。

週末にまとめてシュレッダーにかけるようにしていますが、そのまま置いてしまうと生活感が出るため、好きなデザインのボックスで隠す収納にしています。

そして、シュレッダーも大きくて真っ黒でそのままでは圧迫感があるため、自分の好きな北欧生地でカバーを作り、隠す収納にしています。

プリンターにも好きな生地を目隠しとして掛けていますが、無機質になりがちな家電も上手に目隠しすると好みのインテリアに変えることができます。

また、充電ケーブルやコンセントのタップなども、木製のケーブルボックスで隠す収納にしています。

こういったコード類も無機質に見えがちだったり、ゴチャついて生活感が出てしまう元なので、温かみのある木製の収納アイテムで隠すのがおすすめです。

見せたいアイテムは有孔ボードでディスプレイ

逆に、時計やアクセサリーなどの見た目が好みなアイテムは、あえて見せる収納にしても良いと思います。

我が家でも壁面に有孔ボードを取り付けて、大好きな時計を見せる収納にしています。

「隠す」と「見せる」をバランスよく組み合わせることで、インテリア性と使い勝手が両立した収納を作ることができます。

キレイをキープするためには片付けたくなる収納づくりがポイント

以上、我が家のリビング収納の工夫のご紹介でした。

片付けるのは誰しも面倒に感じるものですが、好みの収納やインテリアだったら、つい戻したくなってしまいますよね。

これからも上手に生活感を隠しながら、片付けたくなるような収納づくりを目指していきたいと思っています。

ライター 整理収納アドバイザー七尾亜紀子

夫と男の子2人の4人家族で、築10年3LDKの持ち家マンションで暮らしています。
ワーキングマザーとして家事と育児に奮闘する中、次男の育休中に家の片付けに没頭し、その効果に感動して整理収納の魅力にはまり、一念発起して2017年に整理収納アドバイザー1級の資格を取得。そして2018年7月より整理収納・時短家事コンサルティングサービス「LIFE WITH」を立ち上げ独立・起業する。
もとは片付けや家事が苦手だったが、時間のない中でも理想の部屋作りを叶えた「整理収納テクニック」、「時短家事テクニック」を綴った記事が人気となり、自身のブログ「ワーキングマザー的整理収納&北欧インテリア」は月間200万PVを突破するほどに。著書はもちろん、TVなど多方面で活躍中。

この記事を書いた人
インテリア雑貨のひなたライフ

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