ワンオペ中、スーパーで娘が大泣き…険しい顔の女性が「ちょっと!」→“怒られる!”と思った私に、耳を疑うひと言が!
- 2026年10月04日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。 実体験をもとにしたストーリーをお届けします。
赤ちゃん連れの買い物は、ほんの少しの時間でもハラハラの連続ですよね。
今回は、生後6ヶ月の娘をワンオペで育てる女性が、スーパーの袋詰め台で体験した、忘れられないエピソードをご紹介します。
生後6ヶ月の娘とワンオペで買い物へ…売り場で娘がぐずり始め
生後6ヶ月の娘を育てている私。夫は毎晩帰りが遅く、平日の育児はほぼ私ひとりです。
初めての子育てで、抱っこもおむつ替えも、まだまだ手探りの毎日。それでも、ミルクやおむつ、夕飯の材料など、買い物には行かないわけにいきません。
その日も、娘のお昼寝明けを見計らって、夕方に近所のスーパーへ。抱っこ紐に娘を入れ、片手でカゴを持って売り場を回りました。
ところが、野菜売り場を過ぎたあたりから、娘が「ふえっ、ふえっ」とぐずり始めたのです。
「もうちょっとだからね、がんばろうね」
小声であやしながら、牛乳、卵、鶏むね肉、紙おむつ……と急いでカゴに入れ、レジへ向かいます。夕方のレジには長い列ができていて、待っている間にも娘の声はどんどん大きくなっていきました。
袋詰めの最中に娘が大泣き!以前の“怒鳴られた記憶”がよみがえり
やっとのことで会計を済ませ、袋詰めの台へ移動したそのとき、ついに娘の限界が来てしまいました。
抱っこ紐の中で体をのけぞらせ、顔を真っ赤にして、店内に響き渡るほどの声で大泣きし始めたのです。
「ごめんね、ごめんね、すぐ終わるからね」
片手で背中をトントンしながら、もう片方の手で袋を広げます。でも、エコバッグの口がなかなか開かない。焦れば焦るほど指がすべって、卵のパックを落としそうになりました。
実は私には、以前にもつらい経験がありました。娘が生後2ヶ月の頃、病院の待合室で泣き止まなかったとき、近くに座っていた年配の男性にこう怒鳴られたのです。
「母親だろう!早く泣き止ませろ!」
あのときの声は、今でも耳に残っています。それ以来、外で娘が泣くと体がこわばり、頭が真っ白になってしまうのです。
周りの視線が背中に突き刺さっているような気がして、半泣きになりながら牛乳を袋に押し込んでいた、そのとき。
「ちょっと!」
すぐ隣から、低い声がしました。
振り向くと、60代くらいの女性が眉間にしわを寄せて、こちらをじっと見ています。
(あ……怒られる……!)
心臓がドクンと跳ね、全身からさーっと血の気が引いていきました。
「ちょっと!」と声をかけてきた女性がまさかの行動…!

「す、すみません!すぐ終わりますので……」
反射的に頭を下げた私に、女性はこう言いました。
「袋詰め、こっちでやっちゃうから。あなたは赤ちゃん見てあげなさいよ」
「えっ……?」
予想もしていなかった言葉に、私はぽかんとしてしまいました。
女性は自分のカゴを台の端に寄せると、慣れた手つきで私の荷物を詰め始めます。重い牛乳と鶏肉を下に、卵はつぶれないように一番上に。
私はお言葉に甘えて娘を抱っこ紐から出し、縦抱きにして背中をゆっくりさすりました。すると少しずつ、泣き声が落ち着いていきます。
「はい、できたわよ。卵は上にしといたからね」
「泣いててもいいのよ」張りつめていた心がほどけた瞬間
「本当にありがとうございます……。うるさくして、ご迷惑をおかけしてすみません」
もう一度頭を下げると、女性はさっきまでの険しい表情をふっとゆるめて、こう言ったのです。
「なに謝ってるの。赤ちゃんは泣くのが仕事なんだから、泣いててもいいのよ」
その瞬間、ずっと張りつめていたものがぷつんと切れて、涙がこぼれそうになりました。
あの眉間のしわは、怒っていたのではなく、必死な私を心配して見ていてくれたからだったのかもしれません。
「お母さんも、よくがんばってるわね。気をつけて帰ってね」
そう言って、女性は自分の買い物袋を手に、さっそうと去っていきました。
帰り道、泣き疲れて眠ってしまった娘の重みを感じながら、私は何度もあの言葉を思い返していました。
子連れの外出では、つい周りの目ばかり気にしてしまいます。でも、そっと手を差し伸べてくれる人も、ちゃんといる。いつか私も、あの女性のように誰かの背中を支えられる人でありたいと思います。
※AI生成画像を使用しています。 ※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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