【お願い!エアコン「その行為」電気代かかるからやめてーー!】「やりがち」「除湿ダメ?」"省エネのプロ"が回答!

  • 2025年06月22日公開

【エアコンから変なにおいがするんですが…】空調清掃のプロ「それ、原因は…」えええ!知りたくなかった驚愕の事実

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

暑くなってくると、室内で過ごすときはクーラーが欠かせませんよね。

でも、どうしても気になるのが電気代。できることなら、涼しく快適でありながら、少しでも節電できたら……と思いませんか?

今回は、省エネのプロ・エコテクソリューション株式会社さんに、涼しくて節電になるクーラーの設定について教えてもらいました。

ずっと同じ設定温度で冷やし続けている方は、特に要チェックです!

教えてくれたのは、エコテクソリューション株式会社

エコテクソリューションは、「次世代節⽔装置『JET』」の開発・販売を中心とした省エネルギーシステムの提供を通して、企業のエネルギーコスト削減に貢献する『企業と地球環境の支援カンパニー』です。

東証スタンダード市場上場のエフティグループの関連企業。設立は2010年と若い会社ながら、省エネや節水など、時代のニーズを追い風に成長を続けています。

エアコン設定「何度」がそこそこ涼しくて、節電になるのでしょうか?

一般的には28度と言われますが、涼しさの感じ方には個人差があると思います。暑いと感じた場合は、1度ずつ下げて調整するのが良いでしょう。(エコテクソリューション株式会社)

とはいえ、エアコンの温度設定が電気代にどれくらい影響するのかを知っておくと、ちょっとした節電の工夫もしやすくなります。

たとえば、6畳用のエアコンの消費電力がおよそ440W(ワット)だとします。 エアコンの設定温度を1℃変えると、消費電力が約10%変わると言われています。 この場合、10%=44Wの差が出ることになります。

電気代は、1kWhあたり31円(税込)(※)が目安とされています。 44Wは0.044kWhなので、0.044kWh × 31円 = 約1.36円。

つまり、設定温度を1℃変えることで、1時間あたり約1.36円の電気代が変わるということになります。

エアコンを1日20時間つけっぱなしで使った場合、設定温度を1℃変えるだけで、1日あたり約27円の電気代の差が出ます。

これを1ヶ月(30日)続けると、合計で約816円の差になります。

こうして数字で見ると、たしかに1℃の違いでも積み重なると大きな差になることがわかりますよね。

室温をチェックせずにずっと同じ設定温度で冷やし続けていたら、電気代がとんでもないことになりそう......!(ヨムーノ編集部)

ただし、節電になるからといって、無理して暑さを我慢するのはおすすめできません。

「今日はちょっと暑いな」と感じたら、1℃だけ下げて様子を見てみる。逆に涼しすぎたら、1℃上げてみる。そんなふうに、少しずつ調整しながら“ちょうどいい温度”を見つけていくことが、快適さと節電を両立するコツです。

(※)公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める「電気料金目安単価」より

「除湿」と「冷房」、涼しいのはどっち?

結論としては、「除湿」よりも「冷房」運転をしている方が涼しいです。

「除湿」は、あくまで室内の湿度を下げるための機能なので、風を回して室内の空気を循環させると良いです。

エアコンは室内の空気を冷やすだけでなく、ルーバー(※)を動かすなど、多くの電力が必要な家電ですので、サーキュレーターと併用すると良いでしょう。

もしくは、珪藻土マットのように吸湿性の高いものを室内に置いておくと、省エネにつながります。

※ルーバー:エアコンの吹出し口についている羽のこと。風向きの調整に使われます。

無理なく涼しく節電を

クーラーは設定温度が1度変わるごとに、目安の消費電力量が約10%変わるとのこと。

必ずしも“28度”にこだわらなくても、そのときによって1度ずつ調整してみることで、快適で無理のない節電につながるのですね!

また、「除湿」ではなく「冷房」運転にして、サーキュレーターや吸湿性の高いものを置いて活用するのも、涼しい節電のポイント。

皆さんも、夏を快適に過ごすために役立ててみてくださいね。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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