【直接取材】高岡市の魅力を満喫!家族連れにオススメな高岡市の観光スポットをインタビュー

  • 2025年07月26日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

富山県の北西部に位置する高岡市は豊かな自然と歴史情緒を感じられる観光スポットが数多くあるまちです。家族でのんびりとした時間を過ごせるスポットも多く、家族旅行にもぴったりです。

この記事ではインタビューをもとに、家族連れにオススメな高岡市の観光スポットを紹介します。

高岡市の家族連れにオススメな観光スポットを紹介!

高岡市は富山県の北西部に位置する都市です。豊かな自然に囲まれたまちのなかには、地域の歴史や文化を感じられる観光スポットが数多くあります。子どもを連れて楽しめる観光スポットも多く、家族旅行にもぴったりです。

今回は高岡市観光協会の北本さんに直接インタビュー!高岡市の特徴や家族連れにオススメな観光スポットを伺いました。富山県へのお出かけを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

高岡市の特徴

編集部

まずは高岡市の特徴を教えてください。

北本さん

高岡市は富山県の第2の都市として栄えている、自然豊かなまちです!高岡市は加賀前田家2代当主前田利長が築いた高岡城の城下町として発展してきました。市内にはさまざまな歴史的建造物が残っているほか、伝統工芸や祭礼行事が数多く継承されています。

かつて万葉集にも詠まれた風光明媚な景色と、昔ながらの文化が今も息づいています。400余年育まれた職人の技と紡がれた歴史都市へ、ぜひお越しください。

高岡市の家族連れにオススメな観光スポット

高岡市には自然を満喫したり文化を感じたりできる観光スポットが多く、家族で楽しめるスポットも盛りだくさんです。家族旅行にもオススメな観光スポットを伺いました!

国宝瑞龍寺

編集部

高岡市の家族連れにオススメな観光スポットを教えてください。

北本さん

北陸最大の国宝建造物である国宝瑞龍寺がオススメです!荘厳で美しい佇まいが印象的な、加賀前田家2代当主前田利長の菩提寺です。整然とした伽藍配置で有名で、見る人を圧倒するような美しさを持つ建造物の数々からは、加賀藩百二十万石の財力を如実に示しています。

山門や仏殿、法堂の3棟は国宝に指定されており、総門や禅堂、大庫裏、回廊などの建造物はすべて重要文化財に指定されています。江戸時代初期の禅宗寺院建築として高く評価されている建造物を、ぜひゆっくりご覧ください。

概要
施設名 国宝瑞龍寺
住所 〒933-0863 富山県高岡市関本町35
電話番号 0766-22-0179
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡IC」から約10分
北陸自動車道「小杉IC」から約15分

【電車】
JR城端線「新高岡駅」から徒歩約15分
あいの風とやま鉄道「高岡駅」南口(瑞龍寺口)から徒歩約10分
営業時間 9:00~16:30
(12月10日~1月31日は16:00閉門)
定休日 なし
料金 大人:500円
中高生:200円
小学生:100円
所要時間 約50分
公式サイト https://www.zuiryuji.jp/

高岡大仏

編集部

厳かな雰囲気を感じながら贅沢な時間を過ごせそうですね!ほかにも家族連れにオススメな観光スポットはあるでしょうか?

北本さん

日本三大仏のひとつである高岡大仏もオススメです!高岡市の大佛寺にある青銅製の阿弥陀如来坐像で、高さは約16mあります。

高岡大仏の始まりはおよそ800年前に源義勝が造営した木造大仏で、何度も荒廃や焼失の危機に遭いながら今日まで再建を繰り返してきました。現在の高岡大仏は3代目で、1907年より26年の歳月をかけて作られた、高岡鋳物技術の結集です。

高岡大仏はその出来映えの素晴らしさから「美顔(イケメン)大仏」としても有名です。台座部分の内部は回廊となっており、中を見学することができます。

壁面の地獄絵などの仏画13点や、2代目高岡大仏の焼け残りとされるご尊顔が安置されています。インバウンド客に大人気なスポットですので、ぜひ訪れてみてください。

概要
施設名 高岡大仏
住所 〒933-0039 富山県高岡市大手町11-29
電話番号 0766-23-9156
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡IC」から約10分
北陸自動車道「高岡砺波スマートIC」から約20分

【電車】
万葉線「坂下町駅」から徒歩約3分
あいの風とやま鉄道「高岡駅」北口(古城公園口)から徒歩約10分
営業時間 台座(回廊):9:00~17:00
寺務所:9:00~17:00
定休日 不定休
料金 志納
所要時間 約20分
公式サイト https://www.takaokadaibutsu.xyz/

山町筋(やまちょうすじ)の町並み

編集部

地域の方々から大切にされてきた大仏をじっくり見られるのですね!ほかにも地域の歴史を感じられる、家族連れにオススメな観光スポットはあるでしょうか?

北本さん

重要伝統的建造物群保存地区である山町筋の町並みもオススメです!山町筋は、加賀前田家2代当主前田利長が近隣の城下町から町人を招き、かつての旧北陸道沿いに商人町をつくったことが始まりです。豪商が軒を連ね、江戸期から明治期にかけて物資集散の拠点として栄えました。

1900年の高岡大火の復興にあたり、防火構造である土蔵造りの主屋が数多く建てられました。特徴ある重厚な建物が立ち並ぶ様子から、現在では「土蔵造りの町並み」とよばれています。

町屋を見学できる「高岡市土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)」などもあるため、散策しながら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

概要
施設名 山町筋の町並み
住所 富山県高岡市御馬出町~小馬出町
電話番号 0766-20-1547
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡IC」から約10分
北陸自動車道「高岡砺波スマートIC」から約20分

【電車】
あいの風とやま鉄道「高岡駅」から徒歩約10分
所要時間 約30分
公式サイト https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3214.html

金屋町(かなやまち)の家並み

編集部

日本の伝統的な町並みを楽しみながら散策できるのですね!ほかにも家族で散策できるオススメな観光スポットはあるでしょうか?

北本さん

山町筋と同じく重要伝統的建造物群保存地区に指定されている金屋町の家並みもオススメです!400年続く高岡鋳物発祥の町で、高岡銅器産業の中心として栄えてきました。

約500mにわたって続く石畳の道路には、「さまのこ」と呼ばれる細かい格子戸が特徴的な家々が軒を連ねています。石畳と家々の調和のとれた景観から「千本格子(せんぼんごうし)の家並み」とも呼ばれています。

また、鋳物の製作体験や錫アクセサリー作りができる工房などがあるのも魅力です。高岡市の伝統工芸を直に味わい、旅行の思い出となる自分だけの作品を作ってみてください。

概要
施設名 金屋町の家並み
住所 〒933-0841 富山県高岡市金屋町
電話番号 0766-20-1547
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡IC」から約10分
北陸自動車道「高岡砺波スマートIC」から約25分

【電車】
あいの風とやま鉄道「高岡駅」北口(古城公園口)から徒歩約20分
所要時間 約40分
公式サイト https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3197.html

国宝勝興寺

編集部

町並みの散策や鋳物の製作体験などをして素敵な時間を過ごせそうですね!ほかにも家族連れにオススメな観光スポットがあれば教えてください。

北本さん

2022年12月に国宝に指定された勝興寺もオススメです!勝興寺は越中における浄土真宗の触頭(ふれがしら)として重要な働きを担ってきた寺院です。本山に準じる連枝寺院や別院格の寺院としては破格の規模と形式を誇り、広大な境内のなかでは本堂や書院などの壮大な伽藍を見学できます。

江戸時代に建てられた本堂は本願寺阿弥陀堂を規範としています。1998年から23年かけて実施された「平成の大修理」によって江戸後期の姿が蘇り、本堂や大広間および式台の2棟が国宝、書院および奥書院などの10棟が重要文化財に指定されました。

また、勝興寺は「実ならずの銀杏」や「天から降った石」「水の涸れない池」などの七不思議があることでも有名です。七不思議のひとつである、本堂の屋根を支えているという「屋根を支える猿」の彫刻を探してみるのもよいでしょう。

概要
施設名 国宝勝興寺
住所 〒933-0112 富山県高岡市伏木古国府17-1
電話番号 0766-44-0037
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡北IC」から約15分

【電車】
JR氷見線「伏木駅」から徒歩約7分
営業時間 【3~11月】
9:00~16:30(入場は16:00まで)

【12~2月】
9:00~16:00(入場は15:30まで)
定休日 無休
料金 大人:500円
中高生:200円
小学生:100円
所要時間 約50分
公式サイト https://www.shoukouji.jp/index.html

雨晴海岸および伏木地区

編集部

江戸時代から続く寺院の姿をじっくり見学できるのですね!ほかにも家族連れにオススメな観光スポットはあるでしょうか?

北本さん

絶景スポットである雨晴海岸および伏木地区もオススメです!雨晴海岸では、天気がよければ富山湾越しに3,000m級の立山連峰を望むことができます。

万葉ゆかりの景勝地としても知られており、万葉の歌人大伴家持が雨晴海岸の景色を詠んだ歌が数多く残っています。歌にも詠まれた美しい景色は今も変わらず、息をのむ美しさの絶景を楽しめるスポットです。

「雨晴」は、源義経が奥州へ落ちのびる途中、この地で雨が晴れるのを待ったという伝説から名付けられました。「日本の渚百選」や「白砂青松百選」、「日本の海水浴場88選」にも選ばれた素晴らしい景色をぜひお楽しみください。

また、近くには高岡市伏木北前船資料館や高岡市万葉歴史館などがあります。雨晴海岸とあわせて訪れてみてください。

概要
施設名 雨晴海岸および伏木地区
住所 〒933-0135 富山県高岡市太田雨晴
電話番号 0766-20-1547
アクセス 【車】
能越自動車道「高岡北IC」から約15分
北陸自動車道「高岡砺波スマートIC」から約35分

【電車】
JR氷見線「雨晴駅」から徒歩約5分
所要時間 約30分〜
公式サイト https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3129.html

高岡市で思い出に残る家族旅行を楽しもう

本記事のまとめ

・高岡市は豊かな自然や地域の歴史を感じられる観光スポットが数多くある
・国宝や重要文化財に指定されている寺院などを見学できる観光スポットもある
・日本の伝統的な建物が建ち並ぶ町並みの散策を楽しめる
・ほかでは見られないような絶景を楽しめる観光スポットもある

高岡市は自然が作り出す絶景や地域の歴史・文化を感じられる観光スポットが数多くあるまちです。江戸時代から続く文化を楽しめる観光スポットでは、日本の伝統的な建物や町並みを楽しめるスポットもあり、悠久の歴史に思いを馳せる時間を楽しめるでしょう。

また、家族で絶景を楽しめるスポットもあり、のんびり過ごしてリフレッシュできるのも魅力です。高岡市で自然や文化に触れる家族旅行を楽しんでみてください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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