常にお客さんで賑わってる！【角上魚類】「1,100円寿司は豪華なラインナップ」魚好きもマジで認める3選

こんにちは、九州生まれ、魚が美味しいことで有名な地域で育ったヨムーノライターの蘭ハチコです。

東京に住むようになり、スーパーの魚の鮮度が違うことに驚き、気付けばお刺身から手が遠のいていました。そんなときに発見したのが角上魚類。

角上魚類は約40年前、「魚のアメ横」と呼ばれる新潟市寺泊（てらどまり）から始まった魚屋さん。

新潟と豊洲に配置された鮮魚専門のバイヤーが市場を比較し、よりいい魚をより安く、早く仕入れているんだとか。そのため鮮度の高い魚が安く売られています。

今回は角上魚類で買った、お寿司とお刺身を紹介しましょう。

角上魚類の豪華なお寿司盛り合わせ

こちらはメバチマグロ使用の「お得盛」。10貫入って税込1,100円です。この他にも12貫入りや20貫入りも売られているので、食べる人数によって選べるのもいいですね。

時期や仕入れ状況によって中身は変わりますが、この日の「お得盛」はイクラ軍艦、ネギトロ軍艦、つぶ貝、生海老、イカ、イワシ、カンパチ、鯛、そしてマグロ2貫！

この豪華なラインナップで1,100円とは、お得です。

10貫入を実食！新鮮！旨過ぎるやろ～

まずはイクラ軍艦からいただきます。プチッジュワッと口の中で弾けるイクラに、思わず顔がニンマリ。

「旨い旨い」と言いながらどんどん食べ進めます。ネギトロ軍艦からは濃厚なマグロの旨味が感じられ、海苔が醸し出す磯の風味と完璧な相性です。

驚きだったのは、つぶ貝が2枚重なっていたこと。見栄えはほとんど変わらないし、1枚でも充分なのに、二重にしてくれるなんて粋なはからいです。コリコリを超え、ジャキジャキっと音がするくらい歯ごたえがありました。

これぞ海老といった、プリプリ食感がたまらない海老は尻尾まで柔らかく丸ごとパクリ。

新鮮ではないイカってガムみたいに感じることありませんか。角上魚類のイカはコリッとした贅沢な口当たりで、噛むほどに甘味が広がりました。

イワシは生姜の爽やかな風味とネギもアクセントになり、生臭さもなくふっくらとやわらか。しっかりとした風格があったのは、脂がのったカンパチです。濃厚な脂のコクが舌の上に残り、ずっと味わっていたい……。

魚の王様である鯛は淡白ながらも、上品な旨味を感じさせつつ一瞬でとろけていきました。

最後はお待ちかねのマグロ。柔らかく舌の上でほどけていくようで、どこの海を泳いでいたのだろうと、マグロに思いを馳せてしまいます。

これがスーパーのお寿司とは、すごすぎる角上魚類。

新鮮なお刺身がたくさん

角上魚類のお刺身はツマが隠れるくらい大盛り。様々な種類が売られていて、売り場は魚を選ぶ多くの人で賑わいます。そんななか、私がチョイスしたお刺身は2つ。

鮮度が命の生サバ！

1つ目は長崎県産の「生サバ（税込400円）」です。水分を多く含むサバは傷みやすいため、鮮度が重要。そのため生サバは、よほど新鮮じゃないと売られていません。
これも角上魚類独自の仕入れ方法があるからこそ。

パックには、胡麻サバたれが付いていました。胡麻たれといっても、豚しゃぶにかけるような胡麻タレではなく、甘めのお醤油に炒り胡麻とすり胡麻をかけたもの。

食べてみると青魚特有の臭みがなく、脂がよくのっていて、口に入れるととけるような滑らかな食感。サバの脂と胡麻の風味が相まって、口の中で広がるコクが舌を喜ばせます。これはお酒も進む味。

厚切りがたまらない！ぶり刺し！

大きな切り身が入ったこちらは、愛媛県産の「天然ぶり刺身（税込400円）」。肉厚でプリッとした食感は新鮮そのもの。ほどよい噛みごたえがありつつも、脂もよくのっていて、口の中で最終的にとろけていくよう。

実は私、お刺身のなかで、ぶりが一番好きなんです。角上魚類のぶりはバツグンの美味しさ。

魚好きのユートピア「角上魚類」

いつも多くのお客さんで賑わう角上魚類。今回は、お寿司とお刺身を紹介しましたが、売り場では丸物（おろしていない状態）の魚も売られています。

2枚おろしや3枚おろし、開きなど、調理用に無料でさばいてくれるのも特徴です。迷ったときはお刺身の盛り合わせもありますよ。魚好きにとっては見て楽しい、食べて美味しいユートピア。ぜひ、行ってみてくださいね。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。