【賞味期限たったの5分！】きび茶屋さん「自分で絞ってください」→「えっ！？」連休に行きたい【宮古島】スイーツ店

こんにちは、沖縄の南の島に暮らすくふうLive!ライターのkaoruです。

青い空とキレイな海！さとうきび畑が広がる自然豊かな沖縄県・宮古島は、全国屈指の人気観光地。
島のあちこちで”さとうきび”が作られているので、味わってみたい！という方も多くいらっしゃいます。

そこで、宮古島のさとうきびが存分に堪能できる、美味しいスイーツ店をご紹介しましょう。

さとうきび畑の中に突如出現！さとうきびを使った商品を提供する「きび茶屋さん」

2022年7月にオープンしたきび茶屋さんは、宮古島産のさとうきびを使った、絶品スイーツが味わえるお店。

さとうきびを「食べられる・飲める・絞れる・かじれる」のコンセプトで営業しています。

さとうきびの商品を販売しているだけではなく、実際にさとうきび畑の中にお店を構えているんですよ。

畑の中では店舗が探しにくいですが、道路にはお店までの看板が出ているので、迷わずにたどり着くことができました。

1番人気！宮古島の太陽を浴びて育った100％さとうきび生しぼりジュース

黒蜜きな粉のかき氷や黒糖わらび餅など、数あるスイーツメニューをおさえて、1番人気は「100%生しぼりさとうきびジュース 580円（税込）」です。

材料のさとうきびは、店主の実家の畑から毎朝刈り取って使用しており、鮮度抜群！

ジュースの材料は100%さとうきびの水分と冷やすための氷のみ。水も砂糖も使っていないので、素材本来の甘さを存分に味わえると大人気で、私も注文してみました。

特注の絞り機でさとうきびエキスを抽出

ジュースを注文すると、さとうきびを1本手渡されました。一瞬「えっ！？」っと思いましたが、ここで嬉しい出来事がっ！

さとうきびを抽出機に押し込んで水分を抽出するのですが、店員さんのサポートのもと、自分でさとうきびを絞り出す体験ができるんです。

購入者が搾るというなかなかできない体験で、工程に参加できる”アクティビティ感”も味わえてワクワクしました。

さとうきび1本から抽出できる水分はおよそ200mlで、細長いさとうきびからこんなに水分が出るのかとビックリでした！

繊維が混ざったしぼり汁はフィルターでしっかり濾します。フィルターを通して繊維を取り除き、氷たっぷりのカップに注げば喉ごし抜群のさとうきびジュースの完成です！

鮮やかな黄色でとてもキレイですよね！ 硬い皮に覆われたさとうきびからは想像できない色で驚きました。

一口飲んでみると、砂糖を使っていないとは思えないほど、しっかり甘みが感じられ、素材だけの優しい甘さがとてもホッとする味で、すごく美味しかったです。

商品を提供する際に添えられる、ちょっとベージュがかったストロー。あまり見ない色ですが、実はこちら”さとうきびの搾りカス”で出来ているんですよ。

本来なら廃棄される”さとうきびカス”ですが、天然成分100%の地球に還るストローに再生しています。
素材を存分に使うところにも店主のこだわりを感じますよね。

賞味期限5分！？生しぼりだからこその鮮度の短さ

さとうきびは糖度が平均15度ほどあり、実は梨やメロンより高いんです。

搾りたてのジュースは”鮮やかな黄色”なのですが、時間とともに黒糖色に変化していきます。これは糖蜜を含んでいるためで、鮮やかな黄色が楽しめるのは、何と約5分！

「見た目が変わるので、発色がキレイなうちに味わって下さい」と一言説明がありました。

ジューズ自体は、色が変化した後も美味しくいただけるので心配はいりませんよ。

SNSでも絶賛！の声多数！

実際飲んでみた私も、さとうきびだけでこんなに甘いの？と驚いたのですが、SNSにも同じような声が多数寄せられています。

「砂糖も水も使ってないことにビックリした」「シロップ入れていないの？」など、自然の甘みを絶賛！

1度飲むとまた飲みたくなるほど美味しいので、友人にもオススメしたくなりました。

宮古島を訪れる際は立ち寄ってみて！

宮古島のミネラルたっぷりのさとうきびから抽出した、水も砂糖も使わない「100％生しぼりさとうきびジュース」。

搾りたてはここでしか味わえないので、訪れた際に飲んで欲しい一品です。宮古島に行く機会があれば、是非味わってみて下さいね。

＜店舗情報＞

「きび茶屋」

住所：沖縄県宮古島市平良字狩俣129
営業時間：10時～16時
休み：不定休（Instagramにて告知）
SNS：kibichaya-miyako（Instagram）