「そのバッグ、買い替えたら?」他人の持ち物を鼻で笑うセレブ自慢ママ→地味な新入りママの素朴な質問で形勢逆転!
- 2026年10月12日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
実体験をもとにしたストーリーをお届けします。
今回は、何かにつけてセレブ自慢をするママ友が、新しく入園してきたママの素朴なひと言で言葉を失ったエピソードをご紹介します。
「そういうのも気軽でいいわよね」外商自慢のママ友に、お気に入りのバッグを見下されて…
娘が通う幼稚園には、買い物の話になると、必ず自慢を始めるママ友がいました。
「新作?うちは外商さんが持ってきてくれるから」
「わざわざ売り場で探さなくても、お願いすればいいのよ」
どんな話題も、最後は彼女の外商さんの話に着地します。私は心の中で、彼女のことをひそかに「外商自慢ママ」と呼んでいました。
ある日のお迎えでは、彼女が私のナイロン製のトートバッグに目をとめました。
「そういうのも気軽でいいわよね。汚れても気にならないし」
洗濯機で丸洗いできて、気に入って使っているバッグです。それなのに、その言い方には、どこか見下すような響きがありました。
(別に、いいんだけどね……)
わざわざ言い返すほどではないけれど、モヤモヤする。彼女との会話では、そんなことがたびたびありました。
「ずいぶん年季が入ってるわね」新入りママの革バッグにまで上から目線…
そんなある日、娘のクラスに新しい子が入園してきました。
そのママ、Sさんは、シンプルな服装で、気さくに話してくれる人。肩には、使い込まれた茶色の革のバッグをかけていました。
数日後、いつもの外商自慢ママが、そのバッグを見て言いました。
「そのバッグ、ずいぶん年季が入ってるわね。そろそろ買い替えたら?うちの外商さんに頼めば、新しいのすぐ手配してもらえるわよ」
(え、まだ知り合ったばかりなのに、それ言う……?)
私が戸惑っていると、Sさんは穏やかに答えました。
「ありがとうございます。でもこれ、母から譲ってもらった大事なものなので」
「あら、そうなの。物持ちがいいのね」
外商自慢ママはそう返すと、また得意げに話し始めました。
「外商さんって、本当に便利なのよ。頼めば何でも持ってきてくれるし」
「担当はどなたですか?」Sさんの素朴な質問に、外商自慢ママの笑顔が凍りつく

すると、Sさんが顔を上げました。
「あら、どちらの百貨店を利用されているんですか?」
「え?あ、駅前の……」
「駅前の百貨店ですか?うちも母の代からお世話になっているんです。担当はどなたですか?」
外商自慢ママの笑顔が、ぴたりと固まりました。
「担当……?ええと、最近はあまりお願いしてなくて……」
さっきまでの滑らかな口調が一変。視線を泳がせながら、言葉をつなぎます。
「買い物も、その……最近は、ネットで済ませることが多いから」
(あれ……?さっきまで「本当に便利なのよ」って言ってたのに)
「あ、そうなんですね」
Sさんは、気にする様子もなく答えました。共通の話題だと思って尋ねただけのようです。
いつもなら、ここからさらに自慢が続くはずなのに。その日は、外商自慢ママの話が途切れてしまいました。
「そのバッグ、使いやすそうですね」見下された私のバッグに、思いがけないひと言が
ふと、Sさんが私のトートバッグを見ました。
「そのバッグ、使いやすそうですね」
「これ、洗濯機で洗えるんです。子どもと公園に行くときも便利で」
「それはいいですね!私もちょうど、気軽に洗えるものを探していたんです」
「よかったら、売っているお店を教えますね」
「ぜひ!」
うれしそうに笑うSさんにつられて、私も笑顔になりました。
以前、外商自慢ママに見下されたように感じたバッグを、こんなふうに褒めてもらえるなんて。
(このバッグ、やっぱり気に入っててよかった)
隣にいた外商自慢ママは会話に入ってこないまま、「そろそろ帰らなきゃ」と、お子さんの手を引いて帰っていきました。
それ以来、彼女の口から外商さんの話が出ることは、ぱたりとなくなりました。
本当に余裕のある人は、他人の持ち物を値踏みしたりしない。Sさんの穏やかな笑顔に、そう教えられた気がします。
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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