「いかないー!!!」イヤイヤ期の娘が道端でひっくり返って大泣き→途方に暮れる私に、通りすがりのマダムがひと言!

  • 2026年10月11日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。
実体験をもとにしたストーリーをお届けします。

子どものイヤイヤ期、思い通りにいかない毎日に、心が折れそうになった経験はありませんか?

今回は、一人目の子育てに奮闘していた女性が、通りすがりの女性にかけられた言葉に救われたエピソードをご紹介します。

育児書の通りにしなきゃ…ガチガチだった一人目育児

一人目の娘を育てていた頃の私は、とにかく「正しい育児」をしなければと必死でした。

妊娠中から育児書を何冊も読み込み、離乳食の進め方も、お昼寝の時間も、できるだけ本の通りに。少しでもずれると「このままで大丈夫かな」と不安になってしまうのです。

なかでも欠かさなかったのが、毎日の公園通いでした。

「日中にしっかり体を動かさないと、夜ぐっすり眠れない」

育児書で読んだその一文を信じ込み、雨の日以外は毎日、娘を連れて近所の公園へ通っていました。

公園に向かう途中、娘が「行かない!」と大泣き

娘が2歳になり、イヤイヤ期が始まった頃のことです。

その日も、いつものように公園へ向かって歩いていました。ところが、あと少しで公園に着くというところで、娘が突然立ち止まったのです。

「いかない!」
「えっ?公園、行こうよ。すべり台あるよ」
「いかないのー!」

何がきっかけだったのかはわかりません。娘はそのまま道端でひっくり返り、手足をバタバタさせて大泣きし始めました。

「ほら、立って。お砂場で遊ぼう?」

なだめても、抱き上げようとしても、体を反らせて全力で拒否。通りを歩く人たちがちらちらとこちらを見ていきます。

(どうしよう、どうしたらいいの……)

私まで泣きたい気持ちで娘の横にしゃがみこんでいると、年配の女性が、こちらに近づいてくるのが見えました。

(しつけがなってないって、言われるかも……)

思わず身を固くした、そのときです。

マダムの「わかるわ〜」に、ふっと肩の力が抜けて

「あら、元気に泣いてていいわね。おばちゃんにその元気、分けてちょうだい」

女性はにこにこしながら、娘の顔をのぞきこんでそう言いました。

知らない人に急に話しかけられて驚いたのか、娘はぴたりと泣き止み、きょとんとした顔で女性を見上げています。

すると女性は、娘と目線を合わせるようにかがんで、こう続けました。

「今日は公園に行きたくない日なのよね。わかるわ〜」

その言葉を聞いた瞬間、私の中で張りつめていたものが、ふっとほどけていくのを感じました。

公園に行きたくない日があってもいい。そんな当たり前のことに、私はまったく気づけていなかったのです。

女性は立ち上がると、今度は私に向かって、やさしくほほえみました。

「ママ、頑張ってるわね」

その一言に、思わず涙がこぼれそうになりました。

「ありがとうございます……」

なんとかそれだけ伝えると、女性は「じゃあね」と娘に手を振り、軽やかに去っていきました。

すっかり落ち着いた娘と手をつなぎ、その日は公園に寄らずに、ゆっくり家へ帰りました。

正しい育児より、目の前の子どもの気持ちに寄り添うこと。見知らぬマダムが教えてくれたその大切さを、今でもときどき思い出します。

※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部 漫画チーム

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