意外と知らない洗濯の常識「プロはタテ型推し」「ティッシュこびりついた(涙)解決策」

  • 2024年09月18日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部コラム担当です。

毎日欠かせないことと言えば、食事と洗濯!
とくに洗濯は洗っても洗っても洗濯物が無くなることはありません。

ここでは、全自動でラクに思える洗濯情報の中から、知っておくといつか役に立つ「ティッシュがこびり付いた洗濯物」の除去方法から、洗濯機の縦型・ドラム型問題をまとめてみました。

大掃除や買い替えの参考になれば幸いです。

ティッシュがこびり付いた洗濯物は、柔軟剤のみでもう一度洗う!

洗濯のトラブル1

ティッシュがこびり付いた洗濯物を、もう一度洗濯します。

洗濯のトラブル2

このとき洗剤は入れずに、柔軟剤のみ(※ちょっと多めに入れる)ですすぎ1回・脱水1回の設定にして洗います。

洗濯のトラブル3

洗う前に、洗濯物からティッシュが浮くまで放置しましょう。ちょっと多めに入れた洗剤で、再度洗濯物にティッシュがつかなくなります。

洗濯のトラブル8

洗い終わったら、洗濯物に多少残ったティッシュを叩きながら干してください。詰まりや再付着を防ぐために、洗濯槽に残ったティッシュと、フィルターや排水ホースの掃除も忘れずに行ってください。

洗濯乾燥機をオキシクリーンで槽洗浄

今回使用する洗濯乾燥機は洗濯・脱水容量10kgで、取扱説明書にはオキシクリーンの記述はありませんが、槽洗浄のやり方は取扱説明書に従って操作しています。

糸くずフィルターを事前に掃除して汚れ具合をチェック

使っている洗濯乾燥機の槽洗浄は自動で注水~すすぎ~脱水までできるので、途中で止めずに行いました。
なので、槽の水の中に汚れが……というお見苦しい画像はありません(笑)。

きれいに掃除した糸くずフィルターにどれくらいの汚れが付着するのかで、オキシクリーンの槽洗浄力をみてみます。

溶かしたオキシクリーンを洗濯槽に注入

10リットルのバケツなどにオキシクリーンを計量カップ1杯(約113g)入れ、40℃~60℃のお湯でオキシクリーンを溶かします。

溶かしたオキシクリーン水を洗濯槽に注ぎ入れます。

溶かして、注ぐを3回(水30リットルに約330g)繰り返します。

「槽洗浄」機能をスタートさせる

フタをして、「槽洗浄」をスタートさせます。 バケツでオキシ水を槽に注水したあとに、さらに洗濯機も自動で注水を開始します。
水が槽から溢れるんじゃないか……と思っちゃいますが、溢れませんでした。
※泡立ちが多すぎて洗濯・脱水槽から泡が溢れる恐れがあります

洗濯乾燥機の「槽洗浄」をスタートさせて、注水が終わると、液晶画面に洗濯槽クリーナーを入れるタイミングを知らせるメッセージがでますが、事前にオキシ水を注入しているので無視して、運転再開させます。

そのあとは、12時間放置(型番で異なる)です。

オキシ水だけの洗浄なのにゴミが!

槽洗浄が終わった洗濯槽です。
ピカピカになったような気もしますし、何も変化がないようにも感じますね。

事前に掃除をした糸くずフィルターですが……。

ゴミが溜まっていました!
オキシ水だけで洗浄しただけなのに、槽のどこかしらから汚れが浮き出てきたようです。

いかがでしたか?
目には見えない洗濯槽の汚れをオキシクリーンで洗い流してみました。

オキシクリーンをお湯で溶かす作業が大変ですが、こうした汚れが出てくると報われた気がします。

いままで洗濯槽を洗浄したことがない方は、一度「槽洗浄」を試してみてはいかがでしょうか?

洗濯のプロが伝授!次に買い替えるとき、タテ型とドラム式、どっちを選ぶのがいい?

日本と海外では事情が異なります

日本の洗濯機はずっとタテ型が主流でした。最近は、欧米型のドラム式が増えていますが、シェアでいえばまだ8割以上がタテ型です。
これには理由があります。

日本の水道水は、軟水です。水そのものに高い洗浄力があるのです。
一方、海外は硬水のために汚れが落ちにくく、ドラム式で叩いて汚れを落とす必要があります。だから海外ではドラム式が使われてきました。

ということは、日本ではわざわざ高価なドラム式を使う理由はあまりないのです。
水流で洗う方式のタテ型で充分なのです。

むしろ、ドラム式は水量が少ないので、洗浄力という点で不利になります。
何度も述べたように、いい洗濯のポイントは水量です。タテ型は満水にすれば大丈夫ですが、ドラム式は最大量にしてもまだ足りません。

でも、乾燥に関しては、やはりドラム式が優れています。タテ型で乾燥できるタイプもありますが、機能的にやはり弱いです。共働きのご家庭など、ライフスタイルによっては、ドラム式も便利であることはうなずけます。

結論として、せっかく買うならタテ型の洗濯機がおすすめ。洗浄力に優れており、自分で設定を変えやすいことが大きな理由です。より洗濯を楽しみたい方や、服を大切にしたい方には、こちらが合っています。

乾燥機能も欲しいなら、乾燥専用の機械を別に買うのがいいでしょう。乾燥機も今はすごく発達していて、ホームセンターで売っている1万円台の小型サイズのものでも充分乾きます。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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