夢の卵焼き検証!【1番“ふわふわ”になるのはどれ!?】「水・炭酸・マヨ・片栗粉・ザル漉し」全部比較してみた
- 2024年06月08日公開
こんにちは、食べることが大好きなヨムーノライターのRitaです。
お弁当や朝ご飯のおかずなど、卵焼きを毎日作っている方も多いのではないでしょうか?
私たちに馴染みのある卵焼き、家庭ごとに少しずつ砂糖や塩の分量が違って、奥が深いですよね。
甘めやしょっぱめなど、味の好みはさまざまですが、みなさんが共通して卵焼きに求めるものはズバリ、ふんわり感。
ふわふわに焼かれた卵焼きが好みの味だと、幸せな気持ちになりますね。
“ふわふわ卵焼き”は、どう作るのがベスト?
ふわふわの卵焼きを作ろうと調べると、マヨネーズや炭酸水を入れるなど色々な方法が出てきますが、一体どれが一番ふわふわになるのか?気になりますよね。
そこで筆者がネットで見つけた方法で実際に作ってみて、最もふわふわなのはどの方法なのかを検証します。
お弁当の1人分としても作りやすい分量で比較してみましょう。
【検証比較条件】
・使う卵は1個
・卵の攪拌は、小さな泡立て器で白身を切るように
・焼き油は、油を浸したペーパーで塗る
・卵液は3回に分けて入れて焼く
いつもみなさんが作る方法と、きっとほとんど変わらないですね。
この条件のもとで、加える素材を変えて作ります。
では始めましょう!
検証①+お水
・卵…1個
・水…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
最も身近な材料で手軽に作れる方法ですね。
この方法で作っているという方も多いかもしれません。
他の方法と比べて、焼いている間の卵がほんの少し破れやすいように感じました。
検証②+炭酸水
・卵…1個
・炭酸水…大さじ1
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
卵の入ったボウルに炭酸水を入れた瞬間からシュワシュワと泡立ち、攪拌中も卵液が泡立っています。
焼き心地は、水の時と同じでした。
検証③+マヨネーズ
・卵…1個
・マヨネーズ…小さじ1
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
卵にマヨネーズをしっかり馴染ませるためには、水や炭酸水の時よりも十分に攪拌する必要がありました。
焼いている間からフワッとし始め、しっかりとした焼き加減で箸で触っても破けにくかったです。
検証④+片栗粉
・卵…1個
・片栗粉…小さじ1/2
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
マヨネーズの時と同様に、卵と片栗粉が馴染むまで、十分に攪拌します。
卵液というより、パンケーキの生地のようなもったり感があり、焼くとしっかり固まりはじめて破れにくかったです。
検証⑤ザルで濾す
・卵…1個
・砂糖…小さじ1
・塩…ひとつまみ
ふわふわの要素となる材料は何も入れずに、卵を良く溶きほぐした後にザルや網で濾してから焼きます。
小さな塊が取り除かれて、濾した後の卵液は他のものより随分なめらかでした。
どれぐらいふわふわ?
左から水、炭酸水、マヨネーズ、片栗粉、ザルで濾す、という順。
この状態では、どれも同じように見え、ずば抜けたふんわり感はありませんね。
半分に切ってみましょう。
並び順は前の写真と同じ。
左側の2つ、焼きたてはもう少しフワッとしていましたが、時間が経つとペタッとなってしまいました。
水分が多いからでしょうか。
片栗粉を入れた(右から2つ目)ものは、卵液がもたっとしたパンケーキの生地のようだったので、2〜3回目の卵液を入れる際に、既に焼いた卵との馴染みがあまり良くなかったんです。
そのせいか、間に空洞ができていますね。
実食してみた
早速、食べてチェック!
水と炭酸水のものは、噛んだ感じはやわらかいのですが、少しだけ水っぽい印象。
マヨネーズ入りは、全体的にフワッとしてお正月に食べる伊達巻のようでした。
片栗粉入りは、硬いわけではないですが他のに比べるとしっかりした噛み心地。
マヨネーズ入りの方が歯触りが優しいです。
ザルで濾したものは、口に入れた瞬間にフワッと空気感があり、噛み心地もとてもいい。
マヨネーズ入りとは違う種類の、なめらかなふわふわ感を感じます。
面倒でも「ザルで濾す」!
マヨネーズ入りとザルで濾すのが、最もふわふわと感じました。
それぞれ種類の違うふわふわ感なので、状況によって使い分けてもいいですね!
明日のお弁当に、是非作ってみてください。
お得に楽しめる美味しい食材を見つけに、オーケーに通い続けること15年。大好きなワインに合うメニューを考えてお料理している時間に最高の幸せを感じるライター。日本や世界の各地で美味しいものを食べて鍛え抜いたこの味覚で、あなたにピッタリの美味しいものをご紹介します。
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