【田舎暮らし連載】オダジーの、ふらの暮らし応援記 第1回:富良野ってどんなところ?(2)美しすぎる!四季折々の富良野

  • 2021年03月22日更新

「田舎は何もない」と言われることもありますが、実は田舎暮らしの楽しみって、ありすぎて困るくらいです。写真が好きな方は、富良野に咲く野の花の写真集を作ったり、料理が好きな方は、富良野の新鮮な食材を手に入れて調理したり、山が好きな方は、十勝岳に登ったり。そして何よりの楽しみは、季節によって、咲く花も、収穫される野菜も、見える風景も違うことです。そして何よりそれが美(味)しい!富良野に30年以上暮らしている私でも、その美しさにはっとすることがあります。

ぜひ今回は、その美しすぎる、四季折々の富良野を、知っていただけたらと思います。

野の花が告げる春

野の花が告げる春

長~い冬がやっと終わると、野の花が春を告げます。フキノトウ、福寿草、リュウキンカ、エゾエンゴサク、エンレイソウ・・・。そして、早い時で5月の初旬、遅い時は5月の下旬には桜が咲き誇ります。雪に覆われた閉塞感が一気に解放され、ウキウキした気分に。
そんな春は、グリーンアスパラがウマい!茹でアスパラにマヨネーズ、バター炒め、酢味噌和えなど、様々な調理方法で楽しめます。

富良野が活気づく夏

富良野が活気づく夏

夏は、観光地としての富良野が一番活気づく季節です。特に、7月中旬から下旬にかけてのラベンダー開花時期が1つのピーク。その間、7月18日にはラベンダー祭り、7月28日、29日には北海へそ祭りが開催されます。そして、もう1つのピークが8月のお盆。ゴルフをはじめ、ラフティング、熱気球体験、渓流釣り、ハイキング、カヌー、乗馬などのアウトドアスポーツが楽しめます。またこの季節の丘陵や花畑の風景は最高で、写真撮影にももってこいです。
夏の農産物と言えば、ふらのメロンにスイカにトウモロコシ!また夏の富良野では、庭やガレージでジンギスカンパーティーをやっている場面によく出くわします。北海道へ観光にいらっしゃる方は、よくジンギスカンをお店で食べると思いますが、私たちにとっては、ジンギスカンは家で食べるものなのです。

富良野が色づく秋

富良野が色づく秋

秋はなんと言っても紅葉。山の方は9月中に色づき始めますが、里の方は10月初旬から。私のおすすめ紅葉ポイントは「麓郷街道(ろくごうかいどう)」、「なまこ山」、「鳥沼公園」です。
“収穫の秋”の食材は、かぼちゃ、玉ねぎ、にんじん、ユリ根、大根など盛りだくさんですが、目玉はジャガイモ。新ジャガは7月~8月にかけて出荷されます。そして海産物では「いくら醤油漬け」。いくらの水揚げのピークは、鮭が産卵のために戻ってくる9月~10月です。よく聞く「秋鮭」は、この時期に獲れる鮭のことを言います。

マイナス25℃の神秘的な冬

マイナス25℃の神秘的な冬

富良野の冬で一度は経験してほしいのが、マイナス25℃の世界。視界には、寒さのために靄(もや)がたちこめた川、真っ白い樹氷と雪原と山々、そして青い空が広がります。また、雪の丘陵も、とてつもなく綺麗。時間によって、雪原の色が微妙に変化するんです。朝焼けや夕焼けの空と雪原が織りなす神秘的な世界に遭遇した時には、思わず手を合わせたくなります。まさに、ここにしかない風景です。
昨今のスキーシーズンは、オーストラリアの方を中心に、海外から多くの旅行客が訪れます。海外からの旅行客は滞在期間が長く、日本人旅行客は訪れないような小さなお店も、自分たちで探して立ち寄ってくれます。そのため、多くの飲食店経営者や観光事業従事者の方々がその経済波及効果を実感していると思います。

「美しい日本のむら景観100選」に選ばれた麓郷地域の風景

「美しい日本のむら景観100選」に選ばれた麓郷地域の風景

皆さんは、「気分転換」ってどうされていますか?例えば、気分転換に映画に行ったり、公園に行ったり、ショッピングに行く人も多いでしょう。しかし、富良野ではそんな必要はありません。なぜなら、富良野では、ふと顔を上げるとそこには四季折々の美しい自然が広がっているからです。目の前には「十勝岳連峰」、「芦別岳」、「空知川」、道端にはかわいい野の花、畑にはきれいに植えられた作物、そして頭上にはどこまでも広がる真っ青な空とさわやかな風。富良野で暮らしていて、この風景にどれだけ救われたことか。皆さんもぜひ一度富良野に来て、この美しい四季のなかで至福の時を過ごしてみませんか?

【田舎暮らし連載】オダジーの、ふらの暮らし応援記シリーズ

第1回:富良野ってどんなところ?
(1)へそとスキーとワインのまち富良野
(2)美しすぎる!四季折々の富良野
(3)富良野の移住者とウマいもの
第2回:先輩フラニストの“ナマの声”
(1)バリアフリーの宿&カフェ「いつか富良野へ」増田直子オーナー
第3回:オダジーが聞く!「富良野市の取り組み」
(1)ふらの市移住促進協議会・渡邊克昌さん×「いつか富良野へ」オーナー・増田直子さん

宅地建物取引士であるオダジーは、富良野やその近辺で田舎暮らしをお考えの方に、居住用物件や店舗用物件をご紹介できます。オダジーおすすめ物件はこちら
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オダジー

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