【田舎暮らし連載】オダジーの、ふらの暮らし応援記 第1回:富良野ってどんなところ?(1)へそとスキーとワインのまち富良野
- 2021年03月22日更新
こんにちは、オフィスフラノ代表のオダジー(小田島忠弘)です。北海道富良野市で、レストランと不動産業を営んでいます。私は、富良野で生まれ育ち、大学進学とともに上京。卒業後も4年間東京の会社に勤務しました。その後Uターンし、30歳の時にオフィスフラノを設立しました。
そんなオダジーが、これから1年間に渡り、「オダジーの、ふらの暮らし応援記」を連載していきます。この連載を通して、富良野の良さ、そして富良野に移住し生活を営んでいる方々のことを知っていただき、少しでも「ふらの暮らし」に興味を持っていただけたらと思います!
オダジーの思う、富良野の魅力とは?
イキナリですが、私は、富良野は「聖地」だと思います。
十勝岳連峰や芦別岳の雄大な山々、とうとうと流れる空知川、東洋一の美林といわれる東京大学演習林、曲線美を誇る東山・西達布地区の丘陵地帯。富良野の街は、そんな大自然に囲まれています。そして春や夏は、抜けるような青い空の下に、ロマンを誘うラベンダーや季節の花々が咲き誇り、爽やかな草原が広がります。秋は木々が美しい紅色や黄色に染まり、冬は神秘的な彩りを見せる雪原と、マイナス30℃の幻想的な景色が現れます。地元の私たちでさえ、その美しさにはいつも、感動を覚えます。
しかし、私が富良野を「聖地」だと言う理由は、そういった自然環境だけではありません。
もう1つの理由は、富良野に住み、富良野を愛し、富良野を作っている「フラニスト」(※)たちの存在です。
これからの連載で、たくさんの富良野の魅力、そして移住者をはじめとするフラニストたちの魅力を、発信してきます。ぜひこれをきっかけに、移住地としての“富良野”を知っていただけたらと思います!
※フラニスト(FURANIST)とは、FURANOにIST(~する人、~主義者)をくっつけた言葉です。私たちが発行していたミニコミ誌「フロム・ノースランド・ウィズ・ラブ」の中で、私たちが造った造語です。
「へそとスキーとワインのまち」の祭りは、皆で腹踊り!?
富良野は「へそとスキーとワインのまち」と呼ばれています。なぜ、「へそ」なのでしょう。1969年7月に制定された富良野市民憲章の中に、「わたしたちは、北海道の中心標が立つ富良野の市民です」という一文があります。実際にその中心標は、富良野小学校の校庭に立っています。つまり「へそ=北海道の中心」ということですね。
そしてなんと富良野は、その「へそ」の祭りまで作ってしまいました。その名も「北海へそ祭り」。さらにその内容がユニークで、お腹に顔絵を描いて踊る「北海へそ踊り」を踊りながら、大通りを練り歩きます。ドラマ「北の国から」に登場したこともあり、今や、北海道を代表する踊りになっています。
※気になる「北海へそ踊り」の模様はこちらをご覧ください。
【公式動画】第46回北海へそ祭り(2014/7/28,29 北海道富良野市)-You Tube
富良野のスキー場は、雪質も景観も一級品!
富良野スキー場は、プリンスホテルが運営する北海道屈指の規模を持つ名門スキー場。過去にはアルペンスキー・ワールドカップ富良野大会が何度も開催されています。富良野盆地と十勝岳連峰が一望でき、雪質の良さも一級品。最近は、オーストラリアを中心に海外からのスキーヤーにも人気があります。
ロングコースを楽しめる「富良野ゾーン」と、バリエーション豊かな「北の峰ゾーン」の2つのエリアからなり、コースは20を超えます。8基のリフトのほか、6人乗りゴンドラや101人乗りロープウェーなども設備されています。
宿泊施設としては新富良野プリンスホテルが近接。また、富良野市内にはゴルフ場もあるため、夏もレジャーを楽しめます。
富良野市が製造するご当地ワイン、「ふらのワイン」
ふらのワインは、北海道でも数少ない地元原料、醸造、販売を一貫体制で行っています。ふらのワインを製造するワイナリー「富良野市ぶどう果樹研究所」は富良野市の経営。なので、社長は富良野市長、従業員は富良野市の職員です。公務員が作るワインなんて、少し意外かもしれません。
「富良野市ぶどう果汁研究所」が設立されたのは1972年。当時の高松竹次市長が過疎化対策として、山ブドウが自生していることに着目し、ワイン事業の取り組みを思い立ったのが始まりです。1976年には、「ふらのワイン工場」が完成。こちらでは、工場見学や試飲、ワインの購入ができます。ふらのワインは、赤、白、ロゼがあり、その種類も豊富。さらに「ふらのぶどう果汁」としてジュースも販売しています。これまでにモンデセレクション主催「第20回ワールドセレクションワイン部門」金賞を受賞しています。
富良野の基本情報
【田舎暮らし連載】オダジーの、ふらの暮らし応援記シリーズ
第1回:富良野ってどんなところ?
(1)へそとスキーとワインのまち富良野
(2)美しすぎる!四季折々の富良野
(3)富良野の移住者とウマいもの
第2回:先輩フラニストの“ナマの声”
(1)バリアフリーの宿&カフェ「いつか富良野へ」増田直子オーナー
第3回:オダジーが聞く!「富良野市の取り組み」
(1)ふらの市移住促進協議会・渡邊克昌さん×「いつか富良野へ」オーナー・増田直子さん
宅地建物取引士であるオダジーは、富良野やその近辺で田舎暮らしをお考えの方に、居住用物件や店舗用物件をご紹介できます。オダジーおすすめ物件はこちら。
田舎暮らし・移住のことなら、田舎暮らしO-uccinoへ。
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