【漫画ヒトリポート①】"マサイ人"から熱烈プロポーズ!ムフムフして寝た翌日「衝撃の事実」発覚に29歳女子ブチギレ!@タンザニア
- 2025年04月17日更新
こんにちは、ヨムーノライターの佐々木舞です。
実は私、過去にひとりで2年かけて世界一周をした経験があります。
とにかく働きまくった20代。
ある時ふと「20代の思い出が仕事だけだなんてもったいない!」とハッとし、衝動的に仕事を辞めて、せっかく自由を手にしたんだから思いっきり遊び倒そう!と、思いつきと勢いだけで29歳の誕生日に世界一周に旅立ちました。
目的や行き先を事前に決めず、心の赴くままに旅して最高の思い出を作る予定だったのですが、現実は甘くなく……。
計画性ゼロ、英語力ゼロ、海外旅行超初心者の状態でひとりで世界に飛び込んだため、それはもう行く先々でトラブルやドタバタの連続。平穏に過ごせた日の方が少ないくらいです。
そんな私の世界一周旅行の様子を再現漫画とともにお届けします!
佐々木舞29歳。4股されたので海外で恋します
記念すべき最初のコラムは、恋のお話を。
当時、29歳という微妙なお年頃なうえに、世界一周出発直前に長く付き合っていた彼氏の4股が発覚し、破局したばかりで傷心中だった私(しかも私が1番新参者だった)。
旅中にロマンスを期待していなかったといえばウソになります。……いや、ぶっちゃけ、もんのすごく期待していました。
実は、世界一周中って恋をしやすい体質になると言われているんです。
世界中で絶景を見て、
文化や、街並み、出逢いに毎日刺激を受けて、
たくさんの「初めて」を経験して。
そんな中で感受性が豊かになるのか、恋のアンテナもビンビンに研ぎ澄まされ、日本にいるときの何倍もときめきやすくなるんです。
あとは、世界を旅していることで気持ちが大きくなって、いつもよりちょっと開放的になったり、大胆になったり......。笑
そのうえロマンチックな観光地に一緒に出かけたりしたものならもう、恋に落ちないわけがない。
なので世界一周中はとにかくみんないっぱい恋をします。
もちろん、私にもいろいろありました……。
マサイ人にプロポーズされて有頂天!...からの衝撃事実

ドラマチックな出会いはタンザニアの地で

忘れもしない、あれはキリマンジャロに登るために滞在した、そのアフリカ大陸最高峰の麓にあるタンザニアのモシという町での出来事。
驚くことにこの町では、アフリカ最強の狩猟民族として有名なマサイ人が、出稼ぎでガードマンとして宿やお店で働いていて、私が泊まっていた宿も例外なくマサイ人のガードマンがいました。
2週間ほど滞在したので、徐々にマサイ人の彼と仲良くなり、気がつけば、1日の終わりに彼と軽くおしゃべりするのが日課に(会話はお互い拙い英語)。
私の心に変化が起きた、あの夜。
突然大きな虫がやってきてなぜか私の周りを旋回し始めて大騒ぎした時。
彼が、物凄い反射神経で結構なスピードで飛んでいる虫を片手で捕まえ、そのまま拳の中でひねり潰して、私に「もう大丈夫だよ」と笑ったんです。
それはもう、目視で確認できないレベルの素早い動きで。
そっか、全く意識していなかったけれど彼は生まれた時からマサイの戦士なんだ。
よくよく見たら、幼い頃から鍛えたのであろう一切無駄がない筋肉隆々の体はとてもセクシーだし、口数が少なくてクールな感じはミステリアス。
そういえば、ライオンとも戦ったりするんだよね?
……なんか、ワイルドで素敵かも……。
そう思った瞬間、急に彼の周りにキラキラが出現した。顔もかっこよさが明らかに増している。
思えば、幼稚園の時の初恋の相手も「かけっこが1番早いゆうすけくん」だった。
運動神経の良い男に惹かれる性格はこの歳になっても変わらないようだ。
安全な日本と違い、決して治安が良くないこの町で、最強の戦士と呼ばれているマサイ人の彼の存在は頼もしく、私に大きな安心感を与えてくれた。そして安心感以上のものも……。
だけど私は、世界一周中。
ずっと同じ場所にとどまるわけにはいかない。
お別れの時は、刻一刻と近づいていました。
よりによって日本から遠く離れたアフリカの地で運命の相手と出会うなんて、恋の神様はなんて意地悪なんでしょう。
そして、私のチェックアウトまで数日となったある日、私の人生を揺るがす出来事が。
佐々木舞29歳、マサイの戦士に嫁ぎます。
なんと、マサイ人の彼からプロポーズをされたのです。しかも熱烈に。
彼は私の目をまっすぐに見つめ、
「マイ...きみを心から愛している。だから牛を4頭プレゼントする。これはあり得ない多さだ」
と言ってくれました。
なんでもマサイ人は結婚する際に、相手に牛を贈る習わしがあり、贈る牛の数で相手への気持ちの大きさを伝えるのだとか。
言葉は決して多くないけれど、彼の本気と誠実さは十分に伝わりました。
そうか。そこまで私のことを想ってくれていたのか。
私はその夜、「もらった牛はどうやって日本に送ろうか」「日本人の私がマサイ人の村で馴染めるのだろうか」などと、すっかりマサイ人に嫁入りした気分で、ムフムフと上機嫌で眠りにつきました。
が、しかし、そんな私の純粋な乙女心は、早くも翌日に打ち砕かれることとなります。
衝撃の事実が発覚......!
翌朝、この話を現地の知人に相談すると、
「牛4頭!?それは少なすぎて聞いたことがない(笑)!普通は数十頭単位だし、むしろマサイ人にとって日本人のビジュアルは好かれるので100頭でも普通にありえるよ」と、笑い飛ばされたのです。
......めちゃくちゃ安く買い叩かれとるやないかい。
私の純情を返せ!!
ライオンになって襲いかかるぞゴラァア!!!
自慢じゃないですが、私は昔から男運が相当悪い。今までのクズ男エピソードを語ろうとしたら三日三晩では足りません。
まさかその運の悪さが日本から遠く離れたタンザニアでも通用するとは驚きです。
いうまでもなく、その日からチェックアウトするまで、マサイ人の彼のことは無視して過ごしました。私の乙女心を弄ぶなんて許すまじ!
こうして私のアフリカでの恋は幕を閉じたのでありました。
おまけ
この話を同じく世界一周旅行者の女子たちに話したら、なんとこれは"あるある"話らしく、私以外にも多くの日本人女子が同じくマサイ人の男性にプロポーズされていたことが判明。
「なーんだ。私だけじゃなかったんだ」
ちょっとご機嫌になり、みんなに「(マサイ人の男性から)牛何頭あげると言われたのか」を聞きまわったところ、1番多い人で200頭、とくに少なかった人で15頭でした。
えぇそうですよ、私の4頭がダントツの最安値でした。無駄に2回傷ついたとさ。
あの男、元気にしてるかな……。
次回は、見た目は雑巾!?"世界一ヤバイ"食べ物の話。お楽しみに♡
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