【失敗しない春巻き作り】気泡や爆発の失敗にサヨナラ!春巻きを上手に揚げるコツとは?

  • 2024年06月07日公開

家で揚げるといっそうおいしい春巻き。具材を炒めてから皮で巻いて、揚げて……と、手間はかかるものの、揚げたてのサクサク食感とジューシーさは格別です。

ところで春巻きを揚げる際、皮にぷつぷつと気泡ができてしまったり、破れてしまったりしてうまく揚がらなかったという経験はありませんか?どうすれば春巻き上手になれるのか、コツを押さえてチャレンジしてみましょう!

よくある春巻きの失敗例

春巻きを作るときに失敗しがちなポイントはいくつかあります。それぞれの失敗例を挙げながら、その理由をみていきましょう。

気泡ができる

春巻きの皮に気泡ができてしまうのは、春巻きを揚げる油の温度が高いからです。

高温の油の中に春巻きを入れると、皮の中に含まれる水分が一気に膨張します。そして膨張した皮が高温の油で揚げ固められ、表面にボコボコとした気泡ができてしまうのです。

皮が破れて具材が出てくる

揚げている途中に春巻きが爆発したり、皮が破れてしまったりする原因はいくつかあります。

爆発する原因

・具材を巻くときに空気が入っており、揚げることで中の空気が温まって爆発する
・具材を温かいまま包むと、揚げている途中で具が先に温まり、膨張・沸騰して爆発する

皮が破れる原因

・具材が冷めておらず、蒸気で皮がやわらかくなってしまい破れやすくなる
・具材の水分が多く、皮が水を吸って破れやすくなる

中身が出てしまうと、見た目が悪いだけでなく油はねの原因にもなるので、しっかりと対策をしましょう。

焦げる

春巻きが焦げてしまうのは、油の温度が高すぎるか、揚げ時間が長すぎるかのどちらかです。火が強いとあっという間に焦げてしまうため、火加減には注意しましょう。

春巻きを揚げる際は低温からじっくりと揚げ、きつね色になったタイミングを見逃さないことが大切です。

揚げたあとにべちゃっとする

揚げてしばらく経つと、春巻きが油っぽくなり、パリパリした食感がなくなってしまうことがあります。

これは春巻きを揚げる温度と、下ごしらえに原因があります。はじめから高温で春巻きを揚げると、皮に含まれている水分が抜けきらず、揚げたあとにべちゃっとしてしまいやすくなります。

また、下ごしらえの段階で具材にとろみがしっかりついていないと、具材から水分が出てしまい、これもべちゃっとした春巻きの原因となります。

もう失敗しない!春巻きを揚げるコツ

以上の失敗しがちなポイントを押さえたうえで、春巻きを上手に作るコツを4つに分けてご紹介します。

具材の水分を飛ばし、とろみをつける

爆発や皮が破れてしまうのを防ぐために、具材はしっかりと炒めて水分を飛ばし、最後は水溶き片栗粉でとろみをつけましょう。

また春巻き初心者は具材選びも重要。水分が出やすいキャベツやもやしは避け、水分の少ない「たけのこ」や「しいたけ」を使いましょう。ほかに水分を吸ってくれる「春雨」もおすすめです。

具材をしっかり冷ます

具材をしっかり冷ましてから包むことで、爆発や皮の破れを防ぎます。さらに、冷ますことでとろみが強くなるので、きれいに包みやすくなります。

具材を炒めてとろみをつけた後は、バットなどに広げて粗熱を取り、冷蔵庫に入れてしっかりと冷ましましょう。急いで冷ましたいときは、濡れタオルの上にのせるといいですよ。

包むときは空気を入れない

具材を包むときに空気が入ると爆発の原因になるため、空気が入らないようにぴっちり包みましょう。空気を抜くように皮を押さえながら包むのがポイントです。

なお春巻きの皮は、表はつるつるとしており、裏はざらざらとしています。手で触って裏表を確認し、裏が内側になるように具材をのせて包みましょう。

巻き終わりは小麦粉を水でといた「小麦粉のり」でとめておきます。どろっとした濃度でしっかりとのりづけし、揚げているときにはがれないようにしましょう。

低温からじっくり揚げて、最後は温度を上げる

気泡がなくきれいでパリパリの春巻きを作るには、低温からじっくりと揚げて皮の水分をしっかり抜くことが大切。さらに、仕上げに火を強めて高温で揚げることで油切れがよくなります。

油の温度は、菜箸を油の中に入れたときに箸先から泡が出るか出ないか程度が目安です。

低温から揚げていき、途中でひっくり返しながら、春巻きの皮が色づきはじめたら火を強めて油の温度を上げます。焦げないように目を離さないようにしましょう。具材は火が通っているため、皮がしっかり色づいたら揚げあがりです。

基本の春巻きレシピ

最後に基本の春巻きのレシピをご紹介します。水分が出にくい食材で作っているので、春巻き作りに失敗したくない方はぜひ試してみてくださいね。

材料(作りやすい分量)

春巻きの皮…10枚
豚ひき肉…200g
緑豆春雨…40g
たけのこ(水煮)…100g
にんじん…1/3本
しいたけ…小4個
ニラ…1/4束
しょうが…1かけ

ごま油…大さじ1
●オイスターソース、しょうゆ、砂糖、酒…各大さじ1
●鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1
●水…大さじ4

<水溶き片栗粉> 片栗粉、水…各小さじ2

<水溶き小麦粉> 小麦粉、水…各小さじ2

作り方

1.春雨は規定通りに戻し、3cm幅に切る。たけのこ、にんじん、しいたけは細切りにする。ニラは2~3cm幅に切る。しょうがはみじん切りにする。

2.フライパンにごま油としょうがを入れて中火にかけ、香りが立ってきたら豚ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。

3.たけのこ、にんじん、しいたけを炒め、ニラと春雨を加えたらざっと炒め合わせる。

4.●の調味料を加え、調味料が煮立ったら水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつける。バットなどの平たい容器に移して広げ、粗熱を取り冷蔵庫に入れて冷ましておく。

ヘラですくって、具材がボタボタと落ちる程度にとろみをつける

5.具材を10等分にして春巻きの皮で包む。具材は皮の手前にのせ、左右を折って手前から折り返して包む。巻き終わりは水溶き小麦粉をつけてとめる。

具材は手前にのせる

空気が入らないように折る

水溶き小麦粉はやや多めにつけると良い

巻き終わりを下にして揚げていく

5.揚げ油を熱し、低温からじっくり揚げる。最後は火を強め、カラリと揚げる。

春巻き作りは手間がかかりますが、揚げたてパリパリの春巻きのおいしさは格別です。コツを押さえて、ぜひおいしい春巻きを作ってみてくださいね。

この記事を書いた人
広田千尋

管理栄養士。病院や保健センターで赤ちゃんから妊婦、高齢者まで幅広い年代の栄養をサポート。現在はフリーランスとして、栄養&食に関する記事制作やレシピ制作、オンラインダイエットカウンセリングなどを行っています。「試してみようかな~?」と思ってもらえる記事をお届けします。

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