え、この価格で大丈夫?【ダイソー】とうとう出た価格破壊級「家電系グッズ」使用感を徹底比較
- 2023年03月10日更新
「Bluetoothワイヤレスイヤホンは価格が高い」という固定概念を覆したのは、「3coinsのワイヤレスイヤホン」でした。その衝撃の商品から数か月……。
とうとう、ダイソーから「Bluetoothワイヤレスイヤホン」が登場しました!
いつか登場するんじゃないかと待ち続けた人も多かったのではないでしょうか。さっそく、どんなBluetoothワイヤレスイヤホンなのかご紹介します。
ダイソーにBluetoothワイヤレスイヤホン爆誕!
こちらが、ダイソーに登場したその名も「完全ワイヤレスイヤホン」です。価格は1,100円(税込/2021年6月現在)。
スリコで「こんなに安くていいの?」と衝撃を受けたあの価格「1,650円(税込)」から、大きく価格を下げた『1,000円商品』として、ダイソーではBluetoothワイヤレスイヤホンが販売されています。
いや、もう見つけたときは、その価格に「衝撃を受ける」の上を行く「カミナリが落ちる」感覚でした……!
「完全ワイヤレスイヤホン」入っているものはコレ!
中に入っているものはいたってシンプル。
・イヤホン
・充電ケース
・マイクロUSB充電ケーブル
・説明書
です。イヤホンにはイヤピース(シリコーンゴム製)が付いた状態です。その機能は……
【ダイソーワイヤレスイヤホンの機能】
再生時間:約10時間
ハンズフリー通話:対応
Bluetooth:5.0対応
音声アシスト:あり
対応機種:スマホ、携帯電話、パソコン、タブレットなどBluetooth対応機種であればOK
となっています。もう少し、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
カラーは現在のところ「ブラックのみ」となっています。ホワイトでそろえたい私としては残念……!ですが、ホワイトが出たら出たでもう一つ購入できる価格。ウキウキして購入しました。
「ダイソー完全ワイヤレスイヤホン」のポイント5つ
1.スマホとペアリングが本当に簡単!
買ってすぐ箱から出した状態で、すでに充電ケースもイヤホンも少し充電された状態でした。
そして、イヤホンについている細長いボタンを押すと、自動的にペアリングがスタート!(※ペアリングとは、音を出す本体とイヤホンをペアにする作業です)
あとはスマホ画面の設定からBluetooth接続の画面に行き、「DAISO_TWS001」を接続設定すればOK!
詳しくは説明書に書いていますが、このペアリングはその後、オフにしようともスマホ本体の「Bluetoothをオン」にしている限り「充電ケースからイヤホンを取り出した時点で」スタートします。ほぼ自動です。想像以上にペアリングがラクチンで、小学生でも分かりやすそう!
2.充電ケースではモバイル!イヤホン充電は持ち歩きながら可能
ワイヤレスイヤホンは充電する必要があります。
しかし、コードを使って充電するのは、ワイヤレスイヤホンではなく「充電ケース」のほう!こちらを充電した後、このようにイヤホンを差し込んでおけば、持ち歩きながらイヤホンの充電が可能に。
充電ケースも、マイクロUSB充電ケーブルなので、パソコンにつないで充電することもできて便利です。
3.「耳元で操作」が簡単にできる!
イヤホンについているこの細長いボタン、これがリモコンボタンになっています。耳に装着した状態でも押せて、押すことによって下記の操作ができます。
【L(左)側】
1回押し:再生、一時停止、着信の受話、終話
2回押し:曲戻し
3回押し:音量を下げる
1秒長押し:音声アシスタント起動、電話着信時の着信拒否
【R(右)側】
1回押し:再生、一時停止、着信受話、終話
2回押し:曲送り
3回押し:音量を上げる
1秒長押し:音声アシスタントの起動、電話着信時の着信拒否
これが意外に楽で、特に「R側2回押し(曲送り)」や「LもしくはR側1回押し(一時停止)」はすぐに覚えて、とても便利に使っています。コードもなくて、スマホもポケットの中でも簡単に操作できるって本当にラクチン!
4.オーマイガー!保証書がない……!
これはあくまでもダイソーは「雑貨店」である宿命でしょうか。
初期不良の場合は、ダイソーにレシートを持っていけば交換してもらえるとは思いますが、使用している途中、壊れたとしても修理に出すことはできません。
よって、例えば、使い始めて数か月で壊れた場合、ただ「買い直し」をすることになると思います。
どうしても保証期間が欲しい場合は、やっぱり電器店で購入するべきですね。
5.電磁波の干渉を受けやすい!電子レンジもアウト
筆者はキッチンで夕飯の支度をしながら音楽を聴くのが好きなので、さっそくダイソーワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら料理を作っていました。しかし電子レンジを使用した途端、イヤホンの音が途切れはじめて、何度も音が飛びます。
原因は電磁波。Bluetooth自体が「電波」であるかぎり、電磁波と干渉しあうのは仕方がないことだと思います。また、コードレス電話や、他のBluetooth使用機器があっても同じような干渉が起こり、音飛びが発生するようです。
今まで「コードがあるイヤホン」を使っていた人にとってはびっくりする出来事ですよね。ワイヤレスイヤホンでは、他社のものでもよくあるトラブルのようです。
比較!「コードありイヤホン」とどっちの音がいい?
【比較した“コードありイヤホン”】
比較したのは10年ほど前のiPhone付属品だったイヤホンです。付属品の割には音に不満がないので、筆者は長年使い続けていました。
【聴き比べた曲】
・重低音やリズムが強いKing&Princeの「Magic Touch」(HIPHOP系)
・高音やギター音が入ったPRINCE「BORN2DIE」(ファンク系)
「重低音」はダイソーワイヤレスの完敗
【ダイソー完全ワイヤレス】
重低音:△(少々音割れあり)
【iPhone付属品コードあり】
重低音:◎(音量上げても音割れ一切なし)
音量を上げて、重低音に耳を澄ますと、ダイソー完全ワイヤレスイヤホンは、残念ながら音が割れてしまいます。音量を少し下げて、作業や散歩をしながらBGMとして聴く分には、そこまで気にならないかなとも思います。
高音やギター音は、こちらも完敗……
【ダイソー完全ワイヤレス】
高音&ギター音:△(こもった感じ)
【iPhone付属品コードあり】
高音&ギター音:◎ばっちり。こもり感なし。
普段、iPhone付属イヤホンのクリアな音を聴きなれていることもあって、ダイソー完全ワイヤレスイヤホンは、最初から「あ、音がちょっとこもってるな」という印象がありました。
こちらも作業しながら聴く分にはあまり気になりません。
結論:ダイソー完全ワイヤレスは「音楽」には弱い
比較した結果、残念ながらダイソー完全ワイヤレスイヤホンは重低音の音割れや音のこもり感が気になるものでした。イヤホンを「音質にこだわって聴く」人にとっては正直向いていないと感じました。そこはやっぱり1,000円商品、ということですね。
ただし、作業しながらのBGMとしてや、動画配信やインスタライブなどを楽しむのには問題を感じませんでした。
通勤通学時に電車やバスの中でYouTubeを見たり見逃し配信を楽しんだりするのがメインの人には、充分なBluetoothワイヤレスイヤホンだと思います。
毎日ダイソー完全ワイヤレス使いまくってます!
「音質にこだわる人には向かない」と言ったのですが、外出時や作業しながら音楽をBGMとして楽しむのは、やっぱりコードがないほうがラクチン。
なんやかんやいいながら、8割がたダイソー完全ワイヤレスイヤホンを使うようになってしまいました。
ワイヤレスイヤホンってどんなものか試してみたい!と興味のある人は、最初のBluetoothワイヤレスイヤホンとして、ぜひダイソーで探してみてくださいね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。
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