農家もやってる【さつまいもの保存方法】新聞紙にくるんで!ハズさない選び方も
- 2022年02月05日更新
こんにちは!管理栄養士でヨムーノライターのmonchiです。
"食欲の秋"ということで、旬の『さつまいも』を焼き芋や天ぷらなどで楽しみたい方も多いのではないでしょうか?
せっかく食べるなら"甘いさつまいも"が食べたいですよね。そこで今回は「美味しく長持ちさせる保存方法」と「甘くて美味しいさつまいもの選び方」を紹介します!
最後に、甘みの足りない「とれたて」の「さつまいもを甘くする方法」も紹介するので、参考にしてくださいね♪
合わせて読みたい!
スーパーで購入したさつまいもの「保存方法」
さつまいもを長持ちする保存方法のポイントは
- 冷気や湿気を防ぐこと
- さつまいもが呼吸しやすい状態を保つこと
です。
ここでは、スーパーで購入したさつまいもを「美味しさをキープしながら保存する方法」を紹介します。
スーパーのさつまいも保存方法①袋から出す
スーパーによってはさつまいもが袋入りで販売されているものがありますよね。さつまいもは収穫後も呼吸をしているので、密閉された袋の中で保存していると水滴が出てくることがあります。
それがカビや傷みの原因になることがあるので、買ってきたさつまいもは袋から出しましょう。
スーパーのさつまいも保存方法②新聞紙にくるみ常温保存、夏場は野菜室
さつまいもは湿気と寒さに弱いので、新聞紙にくるんで常温保存が基本です。新聞紙が無い場合はキッチンペーパーでも代用できます。ただし、さつまいもが呼吸できなくなるので、ラップやアルミホイルでくるむのはNGです。
さつまいもは20℃以上の環境で保存すると発芽して味が落ちてしまうので、夏場は野菜室に入れます。その際には冷気を遮断するためにさつまいもを新聞紙にくるみ、ビニール袋の口をゆるく閉じた状態で入れましょう。
さつまいもは水で洗うとあまり日持ちがしないので、土がついていないスーパーのさつまいもを家庭で保存する場合の目安は1~2週間程度です。ただ、今回紹介した方法なら美味しさを保ちながら保存期間を延ばせるので、ぜひ試してみてください。
土つきさつまいもを「甘くする保存方法」
これからの時期は子どもが芋掘りをし、とれたてで土つきのさつまいもをいただく機会があるかもしれませんね。野菜はとれたてだと新鮮ですぐに食べたほうがよいというイメージがありますが、さつまいものようなでんぷんの多い野菜は少し違います。
さつまいもは収穫してから時間を置く(追熟する)とでんぷんが糖分に変わって甘くなります。ここでは家庭でできる追熟の方法を紹介します。
土つきさつまいも保存方法①2~3日陰干しする
まずはさつまいもを洗わずに土つきのまま、直射日光を避けて2~3日干します。ここで余分な水分を抜くことができます。
土つきさつまいも保存方法②新聞紙にくるみ、ダンボールで常温保存
陰干ししたさつまいもを1本ずつ新聞紙にくるみ、ダンボールなどに入れて常温で保存します。農家さんだと数ヶ月追熟させることもあるようですが、家庭では1~2週間が追熟期間の目安です。
美味しいさつまいもの「選び方」
①全体的にふっくらした形で、ずっしりと重みがあるもの
ふっくらした形で重みのあるさつまいもは、養分をたくさん溜め込んでいる証拠なので、甘みがあります。
画像手前のような細長い形のさつまいもや、他と比較して重みが足りないさつまいもは、繊維質が多かったり、鮮度が落ちていたりする可能性があります。
購入前に、さつまいもの形や重みはチェックしましょう!
②皮に傷や黒い部分が無く、皮の色が均一できれいなもの

皮のツヤや張りを見てきれいなものは、鮮度のよいさつまいもです。画像手前のさつまいものように皮に傷があるものは傷みやすいので注意しましょう。
皮の色の見比べ方は、品種によって違います
さつまいもの品種によって皮の色が少し異なるように、美味しいさつまいもの見分け方も元々の皮の色で変わってきます。
さつまいもの皮が紫色の品種(紅あずまや紅はるかなど)は、できるだけ"色鮮やかな"さつまいもを選びましょう。
画像奥にあるさつまいものように、皮が茶色っぽい品種(シルクスイートなど)は、"皮の色が均一な"さつまいも選ぶとよいですよ。
③表面にひげ根や凹凸が少ないもの
画像手前のさつまいものように、表面にひげ根や凹凸が多いものは、食感がすじっぽい可能性があります。ひげ根は量だけでなく、太いものが無いかどうかも見るとよいですよ。
④切り口や皮から蜜が出ているものは甘い証拠
画像にあるさつまいもはどちらも切り口から蜜が出ていて、黒く固まっています。このように蜜が溢れているさつまいもは甘い証拠ですよ♪
また、皮の表面にべたべたした黒い塊があればそれも蜜です。皮に黒い部分がある場合は"べたべたしているかどうか"で蜜か傷みか、判断しましょう。
ポイントをおさえて、甘いさつまいもを楽しもう
美味しいさつまいもを食べたい方は、皮の色や状態がよくて、重みのあるふっくらしたさつまいもを選びましょう!
長持ちする保存方法のポイントは「冷気や湿気を防ぐこと」と「さつまいもが呼吸しやすい状態を保つこと」です。
選び方や保存のポイントを押さえて、旬の甘くて美味しいさつまいもを楽しんでくださいね。
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