意外と知らない【白菜使い切り!裏ワザ】本当にウマい食べ方・長持ち保存・余り部位レシピ
- 2024年12月02日公開
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの長谷川瑞穂です!
鍋が美味しい季節ですよね。鍋といえば白菜は欠かせません。白菜は丸ごと購入した方が傷みにくく、しっかり保管をすれば約3週間は持つと言われています。
ただ、丸ごと購入してもすぐには食べきれないことから、カット白菜を購入しているご家庭も多いでしょう。カット白菜は傷みやすく、買った次の日には葉がしなびていることも...。
そこで今回は、カット白菜を美味しく無駄なく食べる為に「部位別に適したレシピ」や「保存方法」をお伝えします。
【部位別】白菜の人気レシピ
白菜の味わいや食感は、部位ごとに異なります。部位ごとの特徴を活かして使えば、白菜のおいしさを存分に引き出せます!
今回は、
- 外葉
- 内葉・中心部
- 芯(白い部分)
と大きく3つの部位に分けて、特徴とおすすめのレシピを紹介しますね。
【白菜の外葉】人気レシピは「炒める」
緑が濃い外葉はほのかに苦味があり、繊維が太く硬いことが特徴。葉と芯を切り分けることで調理しやすくなります。
油との相性が良く、炒め物に最適です。油をからませるように"中火~強火"で炒め、水を少し入れて蒸し焼きにすると全体的に火が通ります。
他にもチヂミやクリーム煮、グラタンなどの料理もおすすめです。水分が出やすいのであらかじめ中火~強火で炒めておきましょう。
【白菜の内葉・中心部】人気レシピは「鍋・サラダ」
白菜の内側にある葉はじっくり火を通すと甘みが増し、トロトロした食感になります。加熱して食べる場合は、鍋、スープなどがおすすめ。
白菜の中心部は成長し続けているため繊維がやわらかく、一番甘みが強いので、漬物やサラダ、あえものなど生で食べるのもおすすめです。
サラダにする場合は、葉先は手でちぎり、白い部分は軽く塩もみするとしんなりしてさらに食べやすくなります。
【白菜の芯(白い部分)】人気レシピは「蒸す・煮る」
白菜の芯は他の部位よりも栄養が豊富で、うまみが凝縮されています。白菜を使った鍋や煮ものを作るときは、味出しとして活躍します。
食べるときは蒸したり、煮たりすると絶品!加熱するときは十分に火入れをし、繊維の中までやわらかくして、うまみを引き出しましょう。
【使い切りレシピ】鍋や重ね蒸しで一気にぺろり
白菜を使い切りたい時に一番おすすめなのは、お鍋や重ね蒸しです。トロトロに柔らかくなり、あっという間に白菜を食べきれますよ!
子どもがいるご家庭ではピリ辛のキムチ鍋は食べたくても作れないことも。そんなときは白だしで白菜鍋を作り、キムチやコチュジャンをお椀にちょい足しすると"キムチ鍋風"が味わえますよ♪
他にも、おろしポン酢を加えるのもおすすめ。ちょいのせアレンジで白菜の香り・食感・甘みを堪能してはいかがでしょうか?
【保存方法】カットされた白菜の冷蔵保存
カット白菜を保存する方法は下記の手順で行います。
- 芯を取る
- キッチンペーパーで包む
- ラップで包み、立てて保存
白菜を保存するには適度な水分を保つことが大切です。カットした白菜は急速に傷みはじめるので、なるべく早めに使い切るようにしましょう。
白菜の保存手順①斜めに包丁を入れて「芯を取る」
カットされている白菜は芯があると成長し続け、葉の栄養を奪い、鮮度が落ちてしまいます。鮮度をキープするため、斜めに包丁を入れて芯を取りましょう。
白菜の保存手順②ラップで包み「冷蔵室に立てる」
ラップをしっかりと密着させて、水分を逃がさないようにしましょう。白菜の根本を下に、立てた状態で冷蔵室で保存するのがポイント。
旬の白菜を美味しく使い切ろう
一度でなかなか使いきれない白菜ですが、正しい保存方法を知ることでおいしい状態をキープすることができます。
部位別のレシピを参考に、どの部位も無駄なく、美味しく食べましょう。
冷蔵保存だけでなく、冷凍保存することも可能です。冷凍保存の保存期間の目安はおよそ1か月なので、まるまる白菜を購入したときにはぜひ!
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