「大根」が余ってたらコレ作って!【大原千鶴さん】「ビビるほど旨い食べ方」"香りだけで"お腹ペコぺコよ
- 2024年05月03日公開
こんにちは、小さい頃からおばあちゃんの煮物が大好きだった、ヨムーノライターのKanakoです。
NHKのテレビ番組『みんなのきょうの料理(2023年11月10日放送)』で大原千鶴さんが煮物レシピを紹介していました。
煮物は味付けがワンパターンになりがちで、具材が変わるだけになっていませんか?味付けに黒酢を使用したちょっと珍しいレシピなので、煮物料理のマンネリ化を一撃打破できそう!冷蔵庫に眠っている大根の消費にもうってつけです。
大原千鶴さん「大根と鶏肉の黒酢煮」の作り方
家庭的な和食レシピに定評がある大原千鶴さん。手間がかかりがちな煮物ですが、今回紹介するレシピはとってもお手軽です。
味がよーく染み込んだ煮物が驚きの約30分で作れるので、ぜひ挑戦してみてください。煮込んでいる間にもう一品作ることもできますよ!
材料(作りやすい分量)
・大根…300g
・鶏もも肉…1枚(300g)
【A】
・水…1/2カップ
・酒…大さじ3
・黒酢…大さじ3
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・砂糖…大さじ1
・大根の葉…適宜(あれば)
実際に作って食べてみると2〜3人前程度でした。
それでは作ってみましょう。
①大根と鶏肉の下準備をする
皮をむいて3cm角にカットした大根を耐熱ボウルに入れ、水を大さじ1(分量外)ふってふんわりとラップをしたら、電子レンジへ。
大根が透き通って竹串が通るようになるまで加熱します。加熱の目安時間は600Wで5~6分間です。
筆者はまず電子レンジで5分加熱してみましたが、まだ大根は透き通らず。追加で2分ほど加熱したら、透き通った状態になりました。
電子レンジによって加熱にムラが出る場合もあるため、追加で加熱する前に軽く混ぜるのがおすすめです。加熱後は、サッと洗って水けをきりましょう。
鶏肉は4等分に切っておきます。
②フライパンに鶏肉と【A】を入れ、中火にかけて蓋をする
フライパンに、4等分にカットした鶏肉と【A】を入れ、中火で加熱します。
鶏肉は少し大きいと感じるかもしれませんが、加熱すると小さくなります。これくらいの大きさの方が食べ応えがあって、満足感がグッと高まります。
沸いたら弱火にして10分煮ます。火加減に注意しないと吹いてしまう可能性があるので、注意してくださいね。この辺りから黒酢のいい香りがキッチンに広がり、お腹はもうペコペコ。
③大根を加え、さらに蓋をして弱火で10分煮る
下準備で加熱しておいた大根をフライパンの中に入れます。鶏肉を煮てから大根を加えることで、鶏肉のうまみで大根がしみしみに。
なるべく煮汁に浸かるように入れると、味がよく染み込んだ大根になりますよ。
④蓋を外し、中火で煮汁を少し煮詰める
大根にも程よく色がついたら、蓋を外して煮汁を少し煮詰めます。煮詰める加減は好み次第ですが、それほど濃い味付けではないので、筆者はしっかりめが好みでした。
あれば大根の葉をあしらうと◎。今回はなかったので、入れていません。
「大根と鶏肉の黒酢煮」をいただきます
大根は酸味強め、鶏肉はやわらかくジューシーな仕上がりに。最初に感じられるツーンとした酸味がクセになります。大根に染み込んだ黒酢の酸味は、鶏肉と一緒に食べるとバランスがいい感じです。
さっぱりした味付けはパクパク食べられてどんどん箸が進み、あっという間に完食。酸味が強めなので、幅広い世代向けというよりはちょっと大人な煮物という印象を受けました。
煮物は時間がかかる、面倒というイメージを持っていた筆者ですが、実際に作ってみると驚くほど簡単でした。しかも、大根は電子レンジで加熱するため、煮る時間が少なくてもしっかりと味が染み込みます。
大根の消費に困ったら作りたい煮物レシピ
フライパンでサクッと作れる煮物。具材は鶏肉と大根とシンプルで、自宅にあるもので作れます。大根をはじめとする根菜類がおいしい季節にはぴったりのレシピ。
味付けに黒酢を使用するため、いつもとは一味違ったおかずが完成します。煮物の味付けが醤油か味噌の2パターンになってしまっている方は、黒酢を使ってマンネリを脱却しませんか?
世界中でグルメハンターをしています。国内外を旅しながら、新しい世界や人々との出会いを楽しむwebライター。そんな私がおうちでも大満足できるごはんたちをご紹介します。
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