青いきな粉…?くるみダレ?【青森県民のお餅の食べ方】県内でも意見分裂「でもどれも美味しそう!」ぜひ全国区に
- 2024年01月05日公開
こんにちは!青森生まれ青森育ち、ヨムーノライターlovekuma_emilyです。
青森県の常識が全国では通じない事に気づき始めた今日この頃。青森県はとても広いため、実は県内でも地域によってそれぞれの違う文化を持ち、同じ県民でも違う常識があります。
そんな青森県民の中でも賛否別れたお餅の食べ方を紹介します!
お餅の食べ方って?
県外の方にお餅ってどんな風に食べますか?と聞かれ、「普通に醤油と砂糖です。」と答えたら、十分に珍しいと言われ衝撃を受けた私。
40年以上生きてきた私の常識は全国的には珍しいのかと不安になり、県民に向けてアンケートをとってみました。
すると青森県民内でも地域によって食べ方が違うことが判明!
王道【あんこ】は王道にあらず
王道あんこが過半数を超えると思っていたらまさかの結果でした。
自身のInstagramで実施したアンケートはこちら↓【*答えてくれた方々は津軽地方の方が多い円グラフです】
お正月になるとテレビで流れてくるのはお餅の雑煮の味付けの違いなどが多いですが、青森県民では汁物の雑煮ではなく、好みの味付けで食べるという方法が多いことに気が付きました。
お餅=あんこが普通に多いのかなと思っていましたが、アンケートではなんと8%と少数派。
第1井は醤油&海苔。これはそのままお餅をお醤油に付けて海苔で巻いて食べる方法です。私は青森県の南部地方で醤油のみで食べることが無かったので、醤油のみは津軽地方の方々に多い食べ方だと思います。
小さい頃から食べていた思い出の味は【砂糖醤油&海苔】
私のお正月を思い出すお餅の食べ方はこちら
醤油小さじ2に砂糖大さじ1を入れかき混ぜます。
※この匙加減は各家庭適当で皆さん目分量でやっているそうです。
砂糖醤油に電子レンジでチンしたお餅を入れ裏表に味をつけます。
海苔で巻いて完成です。各家庭では味付け海苔で巻いて食べる方も多くいらっしゃいました。
きな粉が緑⁈青森県内にある【きな粉餅】
津軽地方に嫁いで初めてのお正月、まず驚いたのはきな粉の色。きな粉の色は茶色だと思い込んでいたので緑色を見てとても驚きました。
画像では伝わりにくいかもしれませんが、通常の大豆の色と比べ青大豆から作られたきな粉は淡い緑色をしています。
きな粉には好みの量の砂糖を加えてお餅にまぶして食べます。
ちなみにきな粉の色は?とアンケートをとると半分近く青大豆でした!
南部の友達に聞いてみると青大豆で食べることもあるとのことだったので、どちらにせよきな粉は青森県民には人気です。
スーパーにも大量に置かれている【くるみダレ】とは?
南部の方々に直接アンケートをとると驚きの回答が返ってきました。
それは【くるみダレ】。
よくよく作り方を聞いてみると、くるみを擦り潰し、醤油、砂糖、水を少しずつ加えて家庭の味にしていくそうです。とても気になったので青森県八戸市で有名なお餅屋さんの人気のお餅2種類を友達に送ってもらいました。
左が【くるみダレ】で右が【ごまダレ】です。どちらも【くるみ】と【ごま】の味がたっぷりと味わえる美味しいお餅でビックリ!
こちらのお店では【味くるみ】と【味ごま】という名前でタレのみの販売をしているほどの人気ぶり。
スプーンですくってトロっと落ちるくらいのやわらかさです。
味ごまも同様の柔らかさで内容量は250gもありました。
青森県南部地方では当たり前のくるみでの食べ方ですが、津軽地方の方々に聞いても知っている方は本当にごく僅かでした。
青森県内でも分かれる食べ方!甘い味が多い気がする
今回アンケートをとってみて感じたのは全国で当たり前に食べるあんこは、お正月にそれほど選択されず、津軽地方では醤油を使って食べる方が多く、南部地方ではくるみで食べる方が多いということでした。
砂糖醤油!?くるみ!?っと驚かれるかもしれませんが、味はとてもおいしいのでお正月にぜひ試して心は青森県民になってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ヨムーノライターで木工作家の活動をしながらや100円ショップのオススメアイテムもご紹介しています。また地元青森県のご当地情報や、かなりマニアックな全国的ではない青森の魅力もご紹介していきます。
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