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難しすぎて"にげる"人続出!?DIY超絶技巧「家づくり最後の木材加工」を超簡単そうに解説【連載】「セルフビルド冒険の書Vol.14」@千葉県長柄町

  • 2024年01月14日公開

こんにちは、木こりの源です。

木こりでも大工でもなかった”レベル1のど素人”が、木を伐って、加工して、家を建てる!と無謀にやり始めたものだから、そりゃ大変!
師匠に怒られ、最初はボッチで、やっとできた仲間にはなじられ、失敗を積み重ね…。 5年かけてやっと完成するまでの、貴重なノウハウをここに記していきます。

⇨連載を最初から読むならこちら

連載14回目は、伐って製材した木の仲間をレベルアップさせる”加工”の最終回、「母屋(もや)・桁(けた)を作る」後編を見ていきましょう。

屋根を支える「母屋・桁」の後編、加工のフィナーレです!

今回は、前回の続きで「母屋(もや)」と「桁(けた)」を作っていきます。 簡単におさらいすると、母屋と桁は、屋根全体を柱の上と中空で支える材のこと。 詳しくは前回の記事を読んでみてください!

▶︎前回の記事はこちら

母屋と桁の位置はこんな感じ

難しすぎて「にげる」コマンド選ぶ人続出!?「母屋・桁」加工ラストバトルスタート!

まずは、「母屋・桁」の加工3ステップをおさらい!

1.「垂木の転び止め」と「柱ほぞのメス」を作る
2.「腰掛け鎌継ぎのオス・メス」を作る
3.「背割れ(セワレ)」を入れ、磨き上げる

前回は「腰掛け鎌継ぎのメス」の作り方を紹介したのですが、明らかにラスボス級の難しさでした!
だが、しか〜し!
“Ⅰ”の時代から、常にボスは二段構えなのです。
ラスボスは、変身したり、裏ボスがいるのが常なのです!
せっかくボスを倒したと思ったら、もう一段も二段も強いボスが出てきて、その強さに打ちひしがれた人も多いはず!

そう!そして今回紹介する「腰掛け鎌継ぎのオス」が、まさに丸太加工技術の裏ボス。
さー、戦う覚悟がある人は最後まで読み進めてください!
何人が途中で離脱するかわかりませんが、行ってみましょう!!

裏ボス、腰掛け鎌継ぎオスの作り方、加工最後の戦いスタートです!

腰掛け鎌継ぎのオス

矢印の首部分の墨から6cmの所に墨を書きます。

逆サイドにも墨を入れます。

その墨から、丸太の木口面にも墨を垂直にひきます。

今ひいた上面の墨を丸ノコ最大出力で切ります。

ついでに垂直の墨も切っておきましょう。

木口面の墨も丸ノコ縦使いで切っていきます。
この頃になると、丸ノコの縦使いも自由自在にできるほどレベルアップしてるはずですね!  

丸太裏面の垂直、水平の墨も切っていきます。

丸太の横側の墨を手ノコで切ります。

そこから外側に3か所ほどチェーンソーで切り込みを入れます。

インテリアバールで木片を取り外します。

丸ノコで切れた所が良くわかりますね!
そして切り残り部分をノミで削って、面を出します。

その面に芯墨を入れます。

矢印部分の墨をのばします。

伸ばした墨につなげるように墨をひき、そこから6㎜の所に向かって斜めの墨をひきます。

芯墨を丸ノコ最大出力で切っていきます。

丸ノコ縦使いで、小口の墨も切ります。

丸太の裏面に3か所ほどチェーンソーで切り込みを入れます。

インテリアバールと玄能で不要部分を取り除きます。

際の丸ノコの切り残し部分は手ノコで切ります。

ノミで面を出します。

切った面に芯墨を書いていきます。

そこから両脇に1.5cmずつ墨を書きます。

丸太を横にして、書いた墨の所まで手ノコで切ります。

両側を同じように切ります。

丸ノコの刃を6cm出して、斜めの墨を切りこんでいきます。

内側に向かって丸ノコで何本か切り込みを入れます。

丸ノコの届かない部分はチェーンソーで切り込みます。

インテリアバールと玄能で不要部分を取り除きます。

残った部分はノミで綺麗に落としていきます。

きれいに仕上げるために、必ず、上からと下からノミを入れましょう。

矢印部分を丸ノコ最大出力で切っていきます。

切り残しは、手ノコで切ります。

ノミできれいに仕上げましょう。

撮影をしてくれた編集担当Tさんは、「まだ加工あるんですか?」
と嘆きの発言をしていましたが、最後のひと踏ん張りで、目違いを加工します。
目違いは、腰掛け蟻継ぎの回でも紹介しましたが、木材のねじれを防止する為の継ぎ手技術になります。
縦は芯墨から1.5cmずつ墨を入れ、横にも芯墨を入れます。

丸ノコで切れる所は全て切っておいて、手ノコのきっかけにします。

手ノコで横と縦の墨を切ります。

なるべく墨に近い場所にチェーンソーを入れます。

後はひたすらノミで仕上げていきます。

各所面取りをして完成です。

ここまでたどり着いた勇者の皆さま、加工の裏ボス、クリアおめでとうございます!

この加工を施した「母屋」と「桁」は、仕上げに背割れを入れ、磨いて完成となります!
▶︎背割れと磨きについて紹介した記事はこちら

▼参考動画:千葉県長柄町で一緒にセルフビルドしたヨムーノDIY女子部も「母屋」作りに挑戦しています。

今回は、ここまでで
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長い加工修行の旅、おつかれさまでした!次回から新章突入「建て方」へ!
To Be Continued

この記事を書いた人
NPO法人ふるさとネッツ理事/セルフビルドプロデューサー/木こり/移住定住コーディネータ―/長柄町TVディレクター
木こりの源

2017年より、NPO法人ふるさとネッツの理事となり、荒廃林を自ら整備して排出された杉材を使いログハウスをセルフビルド。 このノウハウを活かして、現在は東京と千葉を往復する2拠点生活を実践しながら、「セルフビルドサポーター」の資格制度を作り、多くの地方がめざす地域創生を「林業」から実現する日本初のモデルとなるべく邁進中。

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