なんでもアリ?日曜朝市がカオスすぎ【青森県】地元民が推すディープな「おすすめスポット3選」夢の海鮮丼も

  • 2024年04月04日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

今、全国から地方へ熱いまなざしが向けられています。
観光地としての魅力はもちろんのこと、そこに暮らすからこそ触れることができる、自然や文化、コミュニティもまた、多くの人の心を惹きつけます。

「地域を愛する地元民だからこそ知る情報をお届けしたい!」という想いから、ヨムーノは、地元のリアルな情報を伝える『ご当地アンバサダー』を発足し、全国から6県6名の方に着任いただきました。

さっそく今回は第3回として、ヨムーノ公認ご当地アンバサダー【青森県代表】のlovekuma_emilyさんに、青森県の魅力を熱く語っていただきました!

生まれも育ちも青森県!「高齢化した温泉街」に活気やイベントを

はじめまして、ヨムーノご当地アンバサダー青森県担当のlovekuma_emilyです。

青森県八戸市生まれ、高校~は青森市と生まれも育ちも青森県!りんご農家が実家の夫、子ども2人、犬2匹・猫2匹と住んでいます。

昔から地元の観光業に興味があり、現在は青森市の高齢化が進んだ温泉街の活性化を目指して様々なイベントを企画したり、青森グレイヘア愛好会活動をしたりと幅広い地域活動をしています。

趣味は日曜大工やハンドメイド、愛犬家でトリマーの資格も勉強中。

青森県民=「りんご」「津軽弁話す」ワケじゃないんです!

青森県は右も左も海、日本海と太平洋両方接している唯一の県です。海も山もあるため食材は新鮮で、大自然を五感で体感できる素晴らしい場所。

しかし、「青森県」と一言で言っても実は地域によって全く異なる文化を持っています。
以下の画像を参考に、青森県は主に「津軽・南部・下北」の3地域に分かれ、それぞれの文化や方言が大きく異なります。

全国の方が想像する青森県の方言は津軽弁だと思われますが、同じ県民でも津軽地方でない人は聞き取れないほど。それくらい3地域各方言は別物!青森県民は皆同じ方言、は大間違いなのです。

青森県出身の有名人である、吉幾三さん、王林ちゃん、犬のわさおなどは津軽地方出身なので津軽弁のイメージが強いのかもしれませんね。

特産物も「青森県=りんご」と思っている方が多いかもしれませんが、りんごが有名なのはあくまで津軽地方。下北地方や南部になるとホタテやイカなどの海産物、にんにくや長芋が有名です。

「青森県民てりんごの種類全部言えるんでしょ?」なんて言われても、言えない人もたくさんいるわけです。

テレビを見ていると全国のイメージと実際の青森県は違うなと感じることが多々あります。

県民が推すディープな「青森おすすめスポット3選」

全国的に有名なイベントといえば「青森ねぶた祭」ですが、それ以外もたくさん青森県のことを知ってほしい!

地元民だからこそ知っている「青森おすすめのスポット」を3つ紹介します。旅行の際はぜひ訪れてほしい場所です♪

(1)なんでもアリ!?日本最大級のカオス朝市「館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市」

普段は何もない広大な海辺に、毎週日曜日の早朝にだけ出現する巨大朝市・館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市。通称、日曜朝市。

全長約800メートルにわたり約300店のテントやキッチンカーが立ち並び、毎週数万人もの人出を誇る国内でも最大級の朝市です!こんなにすごい朝市にもかかわらず、全国的には意外と知られていないですよね。

販売しているものは非常にカオスで、青森県自慢のホタテやウニ、イカなどの丸焼きや海の幸惣菜はもちろん、ラーメン、おしゃれなパンやコーヒー店、雑貨や骨とう品まで……とにかくバラエティ豊か!

また、ご当地アイドルや地元アーティストが朝市ライブを開催しており朝から大賑わい。食べ物から歌や踊りまで、早朝から青森県民のパワーであふれる場所です。

館鼻岸壁朝市の周辺には約500円で入れる銭湯や、たくさんのウミネコに出会える蕪島(かぶしま)、太平洋を一望できるおすすめカフェ「カフェテラス ホロンバイル」などもあります。車を走らせてぜひ朝市後に行ってみてくださいね。

(2)小さな街に魅力がギュッ!「浅虫(あさむし)温泉街」

青森市中心地から30分ほどで着く「浅虫」にある温泉街は、青森県に食い込むようにある陸奥湾(むつわん)という雄大な海が目の前に広がります。

ビーチや温泉、水族館、飲食店などかたまって便利でありながら、都会では味わえないゆったりと流れる時間を過ごすことができます。浅虫駅の脇には無料足湯があり、女子旅にぴったりのスポットですよ。

無料足湯の近くには人気のカフェやクラフトビールのお店など、今ドキのお店も並びます。そこから10分ほど歩くと足湯に入りながら温泉卵を作れる場所もあります。

本州最北端の「浅虫水族館」も有名です。特産物のホタテやホヤの養殖展示やふれあいコーナーがあるのがとても特徴的で"青森らしさ全開"の水族館なんですよ。

浅虫水族館から見える位置にある「ほたて広場」はすぐ横の海でとれた生のホタテはもちろん、青森県の水産加工品がたくさん売られており、全国発送もできるため観光客に大人気。

浅虫で行われる「ティラノサウルスレースあさむし」は、地元の活性化を目的に私が有志と企画。子どもから大人まで夢中で楽しめるイベントとなっています。

(3)夢のような場所!オリジナル海鮮丼が作れる「青森魚菜センター」

絶対に食べてもらいたいのが、青森駅からほど近い「青森魚菜センター」の【のっけ丼】。

まずは入り口で12枚2,000円で、チケットを購入します。

ご飯や刺身2切れならチケット1枚、ウニならチケット2枚……など各お店で使用して、好きな食材をどんどんのせ、自分好みの海鮮丼を作れるという、夢のような場所!

刺身のカットサイズやウニの量などお店によって微妙な違いがあるので、まずは市場内を一周しましょう!どのお店の食材にするか、よく見比べてから購入するのがポイントです。

ねぶた祭りの時期になると、朝の7:30くらいから"2時間待ち"で行列ができてしまうので、観光シーズンは待ち時間覚悟で行ってみてくださいね。

広~い青森県!一度の旅行では足りないかも

東京都・千葉県・神奈川県を合わせた広さとほぼ同じ青森県。県内でも地域によって方言が変わるほど、一つの県として扱えないほどのたんくさんの観光地と魅力がつまった場所です。

大自然を目で見て、海の波の音や大自然の匂いを感じ、地元の新鮮な食材を口にし、体全体で青森を感じていただきたいです。

一度といわず、二度三度青森旅行の計画を立ててみてくださいね!

【ヨムーノ公認ご当地アンバサダー】とは?

ヨムーノでは、地元ならではのトレンド情報発信やコミュニティづくりを推進していくために、「ご当地アンバサダー」という組織を発足。第一弾として6県6人の方々に着任いただきました。

今後より各地域のリアルな暮らしに寄り添った情報を発信することで、地元を盛り上げていきます!

アンバサダーは地元の情報を発信するだけでなく、地元のコミュニティ作り、そしてイベントなどの開催を目指していきます。 今回のlovekuma_emilyさんは第1弾メンバー。ゆくゆくは全国47都道府県に任命していきます!

※各スポットの情報は変更となる場合もございます。訪問時は事前にご確認ください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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